『 ゴルバチョフ元大統領死去 』
ゴルバチョフ元大統領が 亡くなったとの報道
かつての東西冷戦を 終結に導いた 指導者の一人である
ソ連最後の指導者であるが それは 崩壊を招いた指導者ということになる
ロシアなど 旧ソ連諸国における評価は 厳しいものが多いらしいが
西側諸国の評価は高く ノーベル平和賞も受賞している
わが国においても ある時期 政治家としての評価というより
そのキャラクターに 人気が高かった
政治的には すでに歴史上の人物になっていたが
今 世界は ふたたび 東西対立の様相を示している
この状況下 どのような思いでの 旅立ちであったのだろうか
苦笑いされていたかのように 思えてならない
『 心から ご冥福をお祈りいたします 』
☆☆☆
『 心のうちの滝なれや 』
思ひせく 心のうちの 滝なれや
落つとは見れど 音のきこえぬ
作者 三条の町
( 巻第十七 雑歌上 NO.930 )
おもひせく こころのうちの たきなれや
おつとはみれど おとのきこえぬ
* 歌意は、「 つのる思いがせき止められている 心の内の滝なのでしょうか 激しく水が落ちているのは見えていますが 音は聞こえてきません 」といった、恋歌的な和歌でしょう。
ただ、この歌の詞書(コトバガキ・前書き)には、『 文徳天皇の御代に、清涼殿の台盤所で御屏風の絵をご覧になっていた時に、「滝の落ちているところが興が深い。これを題にして歌を詠め」と、お側にいた人に仰せられたので詠んだ歌 」とありますので、技巧的な歌といえます。
* 作者 三条の町(サンジョウノマチ)の本名は、紀静子(キノシズコ)です。第五十五代文徳天皇( 827 - 858 )の更衣です。 静子の生年は未詳ですが、没年は 866 年ですから、平安時代初期の女性です。
父は、正四位下右兵衛督(カミ・長官)紀名虎です。
* 静子は、文徳天皇の東宮時代に入内、第一皇子惟喬親王、第二皇子惟条親王、斎宮となる恬子内親王、斎院となる述子内親王、珍子内親王を儲けています。
このうち、惟喬親王の誕生年は 844 年なので、静子の誕生年は 830 年より以前、おそらく文徳天皇と幾つも違わない年令であったと推定されます。
* 文徳天皇は、842 年に勃発した承和の変(藤原氏が他氏を排斥に動いた最初の政変といわれ、皇太子が廃嫡された。)の後、伯父にあたる藤原良房に推されて東宮に就いています。藤原氏の実力を見せつける形での立太子でしたが、この後、文徳天皇と良房との軋轢は膨らみました。
文徳天皇は 850 年に即位し、静子も更衣の地位を得ます。
この「更衣」という地位は、後宮に入った女性の地位の一つですが、中宮あるいは皇后の次位が女御、その次が更衣となります。一般に後宮に入内した女性は女御と呼ばれ、その中から中宮や皇后が生まれれますが、更衣は、女御と呼ばれるには家柄が低いためで、納言クラス以下の家の女性が就いたようです。
* 文徳天皇は、自分の皇太子には第一皇子である惟喬親王を望んだとされていますが、母の家柄、というより生母の後見者の力の差によって、良房の娘明子が生んだ第四皇子が満一歳にもならない段階で立太子しました。後の清和天皇です。
これらのこともあって、天皇と良房の間は不仲状態が続き、天皇は、858 年に崩御しました。行年三十二歳という若さであり、急死であったことから、暗殺の噂もあったようです。
* 三条の町と呼ばれた紀静子に関するエピソードは余り伝えられていないようです。
儲けた五人の御子は、若くして亡くなった御子もいますが、先立たれた子はなく、たとえば惟喬親王は四品という皇族としては低い地位ではありますが、常陸や上野の太守に就くなど、むしろ皇位をめぐる泥沼を避けることが出来ていたのかもしれません。
生母としての静子が、我が子が皇位に就くことにどの程度執着していたかは分かりませんが、華やかな内裏を中心とした四十年ほどの生涯は、豊かなものであったと推定したいと思っています。
☆ ☆ ☆
『 複雑な進路 』
台風11号は 「非常に強い」状態にまで発達した
依然 西の方向に進んでいるが さらに発達し
沖縄近辺に達した後は かなり複雑な動きが 予想されている
さらに 大雨となれば
台風本体とは遠く離れた場所でも 甚大な被害をもたらす可能性がある
これまでも そうした被害は 何度も経験している
台風被害を 甘んじて受けなくてはならない わが国だが
少なくとも 防げる被害は 何としても避けたいものだ
くれぐれも ご注意を
☆☆☆
『 台風11号発生 』
28日午後3時 台風11号が発生した
発生場所は 南鳥島近海ということだ
本州からは遠く離れており 突然生まれたわけでもないが
わが国の領海内や その近くで発生する例が
増えているような気がする
台風が西に進むというのも そう多くはない
この台風は 本州に上陸することはなさそうだが
沖縄などは進路にあたる 本州などの広い地域にも
大雨が懸念されるらしい くれぐれもご注意を
☆☆☆
『 大谷サーン 11勝目 』
エンゼルスの大谷選手 11勝目をあげた
それにしても なかなか得点が入りませんなぁ
ベーブ・ルースが 引き合いに出されるのも
時代といい 野球のレベルといい かなり異質だと思う
ただ 話題性からいえば
ベーブ・ルース以上の 対象はあるまい
そう考えれば ここは 大谷選手には
ぜひとも 13勝を期待したい
欲深すぎるかも 知れないけれど・・・
☆☆☆
『 いつの日にか 実現するのだろうか 』
国連本部で開催中の 核拡散防止条約再検討会議は
最終文書を採択できずに 決裂した
国連の機能硬直は 今回に限ったことではないが
やはり 大胆な改革が 必要ではないだろうか
もっとも 今回の最終文書が採択されたとしても
核兵器全廃という観点からすれば その一歩にもなるまい
果たして いつの日にか
人類は 核兵器から決別することが 出来るのだろうか
☆☆☆
『 地球の息吹き? 人間のいたずら? 』
今日は 東京都内でも 豪雨があったとのニュース
中国は 大変な猛暑が続いているらしい
ヨーロッパでは 雨が降らず 山火事も多い
アメリカでは 驚くような高温が伝えられていた
これらの 異常と思われる気象は
悠々たる地球の息吹の 片鱗なのか
無秩序な 人間のいたずらの結果なのか
地球温暖化に対する 警告の声も
何だか 小さくなった気がする・・・
☆☆☆
『 真剣な討議を 』
原発の再稼働に加え 新設も検討と
首相が発言
エネルギー問題は 単にロシアの問題だけでなく
中長期的に 重要な位置を占め続けるだろう
エネルギー弱小国と 自認しているわが国だが
周囲に広がる膨大な 海洋資源を考えると
原発無しでも エネルギー大国への転換は可能だと思われる
ただ 5年や10年程度の間は その実現は難しく
原発をどう利用するのかというのは 大きなテーマだと思う
始めから 「絶対推進」「絶対反対」という立場を離れて
その対応に関して 真剣な討議を ぜひとも願いたい
☆☆☆
『 せめて、二人の間の熱を均一化するものを見つけておく必要がありそうです。 』
わずかな気温の変化に、温かいとか寒いとか言っている私たちですが、それでもまだ許容限度は大きいようで、体温となれば、そうはいきません。ものの3℃も高くなると、青息吐息になってしまいます。病院でも、体温は入院患者を見守る最も基本的なデーターです。
しかし、体温の変化で病状や健康を管理するのも大変なのでしょうが、実は、温度差が最も微妙な状況を示すのは、人間関係ではないでしょうか。
人間関係は、何度程度の温度差が許容範囲なのか、これがなかなか分からないのです。さらに言えば、一方が感じる温度差と他方が感じる温度差は一致しないことが多いですから、とにかく厄介です。
物体は、二つの物を接触させておくと、熱は高い方の物体から低い方の物体に移って、やがて同じになるそうです。
しかし、人間はそうはいきません。せめて、二人の間の熱を均一化するものを見つけておく必要がありそうです。
( 「小さな小さな物語」第十部 NO.593 より )
『 大谷サーン どうなる? 』
メジャーリーグ エンゼルスが
球団売却を検討 とのニュース
どうやら ほぼ確定らしく
大谷選手の 来シーズンの動向が注目される
トレードになるのか 残留になるのか
新しオーナーの意向次第だが
むしろ 大谷選手の選択肢が 増えたようにも思う
さて どうなる? 大谷サーン!!
☆☆☆