『 オリックス 26年ぶりの日本一 』
日本シリーズは オリックスが4連勝で勝利した
熱戦続きで 良い日本シリーズだったと思う
26年ぶりと言えば あの阪神大震災の翌年以来で
つくづくと 年月の流れが感じられる
そういえば あの時 イチローさんも若かったなぁ・・・
☆☆☆
『 節度ある楽しみ方を 』
今日は ハロウィーン
わが国特有の行事に育った この文化
楽しみ方に 『節度』などとヤボなことは
言いたくないが
楽しい行事であればあるほど それなりのルールはあると思う
どうぞ 節度ある楽しみ方を お願いします
☆☆☆
『 流れてはやき 』
昨日といひ 今日と暮らして あすか河
流れてはやき 月日なりけり
作者 春道列樹
( 巻第六 冬歌 NO.341 )
きのふといひ けふとくらして あすかがは
ながれてはやき つきひなりけり
* 歌意は、「 昨日はどうであったか 今日はこう過ごした 明日はどうするか と暮らしているが 飛鳥川の流れと同じように 何と流れの速い 月日なのだ 」といった、比較的分かりやすい歌といえます。
この歌の前書き(詞書)に、「年のはてによめる」とありますので、年の瀬にあたっての感慨を詠んだものでしょう。
* 作者の春道列樹(ハルミチノツラキ)は、平安時代前期の官人です。
生年は未詳です。910 年に文章生(モンジョウショウ・大学寮で紀伝道を学んだ学生。)となり、その後、太宰大典(正七位上相当官)を経て、920 年に従六位下壱岐守に任じられましたが、赴任前に亡くなりました。
行年を推定する一つ方法として、文章生になった年令がある程度推定できそうです。文章生になるのはかなりの難関だったようで、あの学問の神様といわれるようになる菅原道真が十八歳で合格した時、周囲の人が驚いたそうで、普通は早くて二十歳位だったようです。
これを参考にしますと、春道列樹が亡くなったのは、三十歳か、少し過ぎた頃だったのではないでしょうか。
* 春道氏というのは、歴史を学んでいてあまりお目にかからない一族です。
もともとは、古代物部氏から分かれた川上氏が先祖にあたります。
列樹の祖父にあたる永蔵の時に、一族と共に川上氏から春道氏に改名したようです。永蔵は従五位下を叙爵していますので、いわゆる貴族の末席に連なっていたことになります。
列樹の父の新名は、最終官位が外従五位下能登守ですので、貴族の地位に及ばず、作者の列樹も従六位下で没していますので、貴族に列することが出来なかったことになります。
この貴族というのは、従五位下以上を指したようですから、正六位上との差は大きかったようです。
* 列樹の歌人としての評価はどの程度のものだったのでしょか。
勅撰和歌集に採録されているのは、古今和歌集に3首、後撰和歌集に2首の5首ですから、まずまず歌人として認められていたのではないでしょうか。
特に、古今和歌集の303番の、『 山川に 風のかけたる 柵(シガラミ)は 流れもあへぬ 紅葉なりけり 』は小倉百人一首に採録されていることから、私たちにもその歌風の一端を伝えてくれています。
* 列樹が生きた時代は、すでに藤原氏の台頭が著しくなってきている時でもあり、官人としては列樹にとって厳しい時代であったかも知れません。父も貴族に列することが出来ず、列樹自身も、太宰大典、壱岐守といった職歴をみますと、都を離れることも長かったのではないかと推定されます。
せめて、今少し長命であったならば、歌人として、もっと活躍の機会があったのではないかと惜しまれるのです。
☆ ☆ ☆
『 穏やかな ニュースがいっぱい 』
秋晴れに恵まれた今日 各地から明るいニュースが続々
行楽地の人出も増し 三年ぶりの行事だとか
微笑ましく 楽しいニュースが 多く見られた
内外共に 辛く重いニュースもあるし
ミサイルが落下したと仮定した訓練も 報じられていたが
今日は 穏やかなニュースを 満喫することに決めた
☆☆☆
『 オリックス 踏ん張る 』
プロ野球 日本シリーズは
一方的になりそうな所で オリックスが踏ん張った
明日から舞台は 神宮に移るが まったくの互角になり
熱戦が期待できそうだ
追い上げてきたオリックス ホームグランドのヤクルト
第8戦まで もつれるような 予感と期待がある
☆☆☆
『 誰もが使える治療薬を 』
今さら 「新型」でもあるまい とは思うが
コロナの新規感染者数が 思うように下がらない
再び 大流行に向かうとの意見もあるが
すでに 社会は アフターコロナに 走り出してしまった
もう 少々の新規感染者の拡大程度では
当初のような対策は 取ることは出来まい
待たれるのは 誰でもが使える治療薬の登場だ
神戸大学発の 明るいニュースもあるので
何とか わが国発の 使いやすい治療薬の登場を期待したい
☆☆☆
『 野田元首相による追悼演説 』
昨日 衆議院本会議で 安倍元首相への追悼演説が行われ
野田元首相の熱弁が紹介されていたが
個人的には たいへん感動した
もともと 演説の上手なお方だが
いつもとは少し違う 熱弁ぶりは
もっともっと 活躍の場があって欲しいと思った
それにしても これだけ熱い思いの議員がいらっしゃるのに
現在進行中の国会討論が 相当レベルが違うように感じるのは
どこに 原因があるのだろう
☆☆☆
『 イギリスに新首相 』
政治の混乱が続くイギリスに 新首相が誕生する
史上初のインド系の首相で
まだ四十二歳の 若くて格好良い首相だ
新首相リシ・スナク氏は 財務相の経験もあるが
オックスフォード大学出身で
米金融大手ゴールドマン・サックス勤務の経験がある
経済通とされている
さらには 夫婦合わせての資産は 千数百億円ともいわれる大富豪で
物価上昇が続く イギリス経済を
どう立て直していくのか 実に興味深い
☆☆☆
『 三度目の円買い介入か 』
政府・日銀は 今朝も 円買い介入したらしい
わが国単独の為替介入が どの程度影響あるのか知らないが
これまでのところ 円の売り場を提供している観もある
今の円・ドル相場が わが国に悪影響があるのであれば
何もしないわけには行くまいが
わが国単独で 市場とは戦えまい
時間稼ぎには限界があり 根本的な対策が必要だろう
ぼつぼつ 錦の御旗を下ろす時期だと 思うのだが・・・
☆☆☆
『 造物主というような存在があると仮定した場合、おそらく「人間」は、造物主の想定外の作品だったのではないでしょうか。 』
この世のすべてを造られたという造物主というような存在があると仮定した場合、おそらく「人間」は造物主の想定外の作品だったのではないでしょうか。
それは、きっと、「人間」が「火」というものを手にした時から、造物主が意図した範囲を超える存在になっていったのではないでしょうか。
おそらく、私たちは、「火」を手にした早い段階から、ご先祖の御霊という存在と語り合う重要な役割を「火」に求めて来たように思われるのです。そして、ご先祖に限らず、一足先にかの国に旅立っていった御霊たちと、いつまでも心を通わせようとする人間の行為も、造物主の想定外だったかも知れません。
( 「小さな小さな物語」第六部 NO.309 より )