『 サンマよ お前もか 』
サンマが不漁らしい
本マグロの味など 忘れてしまったし
ウナギも 恐る恐る頂戴する状態
その上 サンマよ お前までが 高級魚だというのか
秋風が吹く頃には コロナよ鎮まれと 祈っているが
サンマも その頃までには すこしは増えて欲しい
まあ 人間って奴は 何でもかんでも
食べ過ぎだとは 思うけれど・・・
☆☆☆
『 ふるさと納税制度 』
ある首長(市区町村長)のインタビューを聞きました
そこは ふるさと納税制度で
年間50億円以上もの減収になっているそうな
せめて これを半分にしてもらえれば
PCR検査が相当充実させることが出来るのだが と残念がっていました
ふるさと納税制度で
本当の意味でのふるさとに納税されているのは どの程度あるのだろう
全国では どれだけの税収が失われているのだろうか
この制度 不合理な点が多すぎる気がします
「低所得者の泣き言か」と言われると 一言もありませんが・・・
☆☆☆
『 わが国には、その声を聞き取る程度の暖かさはあると信じましょうよ。 』
大都会の片隅で、若い母親と幼い子供が餓死状態で亡くなっているのが見つかったという記事を見ました。
わが国の話なのですよ。
行政が何もかも見ることが出来るわけではありません。隣近所の人が冷酷だったというわけでもないでしょう。最も力になるべき家族が不幸な事件の最大原因らしいとすれば、何かを言わんです。
ただ、一つだけはっきり言えることは、私たちは自分の国を大変優れた文化国家などとは思ってはならないということだと思うのです。
この種の悲しい出来事を防ぐことの難しさは、一つや二つの対策で完璧を期すことなど出来無い事にあります。
それを承知の上で声を上げさせてもらうとすれば、「何事にも限界がある」ということを、出来るだけ多くの人に自覚して欲しいのです。頑張ることは必要です。しかし、限界を超えそうなところまで頑張らないで欲しいのです。
「限界の少し手前」で、声をあげましょうよ。欠陥の多い福祉国家といえども、わが国には、その声を聞き取る程度の暖かさはあると信じましょうよ。
( 「小さな小さな物語」第九部 NO.517 より )
『 関西も正念場 』
新型コロナウイルスによる感染症
東京問題などといっているうちに
全国で 再拡大が始まってしまった
大阪が厳しく わが県も拡大が続いている
とはいえ 最初のような うろたえたような施策ではなく
経済活動をにらみながらの 二兎をしっかりと追いたいものだ
東京ばかりでなく 関西も正念場を迎えつつある
☆☆☆
『 大切なもの 』
大切なものとなれば 人様々だと思うが
『 命 』も その中に加えて欲しい
比喩や勢いでは 何を選んでもいいけれど
自分のものも 他人様のものも
『 命 』は大切なものとして 不動であって欲しい
嘱託殺人という 嫌な事件が発生していて とても残念だが
この事件を論じる中で 「安楽死」云々という声を聞くことがある
もし 「安楽死」を論じる必要があるのであれば この事件と切り離して欲しい
まだ捜査中ではあるが
これは 嘱託殺人という 犯罪の可能性が高いのだから
☆☆☆
『 大谷翔平選手 残念 』
米メジャーリーグ エンゼルスの大谷翔平選手
693日ぶりに マウンドに立った
結果は ウーム・・・ 残念
今日は あまりにも悪過ぎた
たまたまだったのか まだ回復途上なのか
次の登板が 大切だ
周りの期待が大き過ぎるのも 困ったものだが
とはいえ 二刀流を 期待してしまう
ガンバレ ガンバレ
☆☆☆
麗しの枕草子物語
桜の花の散るごとく
小一条大将殿の御邸で、上達部(カンダチメ・上流貴族)の方々が「結縁の八講」を催されるとのことでたいそうな評判でございました。
遅く行くと牛車の止める場所がないということなので、私は朝露とともに起きて参りましたが、すでに大変な混雑でした。牛車の引き棒を重ねなければならない状態で、後ろの方は講師の声がようやく聞こえる程度なのです。
六月半ば(旧暦)のことですから、とっても暑く、お庭の蓮の花だけが涼しさを伝えてくれています。
お部屋の方には、左右の大臣方を別にしますと、上達部の方々のすべてが集まっているご様子です。それぞれに涼しげなご装束をお召しになっていて、それはそれは見事な眺めでございます。
その次には、殿上人や若い公達の方々が、狩装束や直衣などをとてもおしゃれに着飾っておられ、この方々はあちらこちらと動いていらっしゃいます。
まだ幼い君なども、とても可愛らしい様子で坐っていらっしゃいます。
私たち女性は、当然牛車の中から拝聴することになります。もちろん牛は離されていますが、たくさんの牛車がぎっしりの状態です。
そのような状態の女車に対しても、講師が登場するまでの間は、美しく着飾られた貴族の方々が何かとお世話をされたりお話をされたりしておられるのです。
その中でも、ひときわすばらしい様子のお方は義懐権中納言殿(従二位権中納言。花山天皇の叔父にあたり、この時三十歳)でございました。
法華八講は朝夕二度の講座が行われますが、朝の講座の講師は清範殿でございました。
文殊菩薩の化身と噂されるだけあって、まことにすばらしいお説教でございました。ただ、まことに残念なことですが、この日は後に避けられない用事があり、朝講が終わるとともに帰らねばなりませんでした。
しかし、さて退出しようとなりますと、ぎっしりと並んでいる牛車の群ですから、それは大変なことになりました。
後方にある牛車の方は、自分が前に出られるものですから気持ちよく承知してくれるのですが、簡単に牛車を移し替えることなど出来ません。
さらに、凄まじいまでの暑さの上に、私が帰ろうとしていることを知った殿方たちが、
「朝講だけで帰るのですか」
と、責めたり冷やかしたりするのです。それも、年配の上達部の方までがですよ。
ようやく外に出られそうな所まで来ました時、かの義懐権中納言殿が声を掛けてこられたのです。
「『退散するも、また良し』、ですな」
と、お笑いになるのです。まことに、実にしゃれた言葉です。
私は、人々の声と暑さから逃げ出すことに必死で、ご返答も出来なかったものですから、外に出てから、
「こう暑くては、五千人の中にあなたもお入りになるかもしれませんよ」
と書いて、使用人をやって伝えてもらいました。
これは、釈迦が説法されていた時、「五千人の生意気な人たちが出て行こうとするのを、あえて制止せず『このような増上慢の人は退出するもまた良し』と言われた」という法華経にある説話を引用されているのです。
義懐殿は、途中で退出する私を増上慢だとからかったのですが、そこには悪意など全くなくおしゃれな会話を楽しんでおられるのです。私も、「あなたも暑さのために途中で退出して、五千人の増上慢の中に加わるのではありませんか」と実に失礼なご返事を差し上げたのですが、義懐殿であれば、ちゃんとしゃれだと受け取ってもらえると思ったからなのです。
さて、あの見事なまでの雄姿を拝見いたしましてから僅か五日ばかり後に、義懐権中納言殿が法師になられたとお聞きいたしました。
花山天皇のご退位にともなうご出家なのでしょうが、将来を嘱望されていたお方の決断は、政(マツリゴト)のもつれからとはいえ、まことにおいたわしい限りでございます。
この世の無常を、「桜の花の散るさま」とか「白露のはかなさ」などと人は例えますが、とてもとてもそれでは表しきれないほどの無常を感じる出来事でございました。
(第三十二段 小白河と・・、より)
『 日常生活に背を向ける 』
日常生活に 背を向けているわけではないけれど
テレビで サザエさんを見ている
連休最終日は 各地とも 荒れ気味の天候
コロナ関連は 行け行けと自粛が 綱引き中
その上 何とも切ないニュースが 目につく
サザエさんに慰めてもらおうというのも
勝手すぎるが
身につまされる話が チラホラと・・・
☆☆☆
『 ニューヨークに敬意 』
新型コロナウイルスによる感染症
アメリカは なお厳しい状況が続いている
そうした中で ニューヨーク市は 劇的な改善を見せ
少しずつ 経済活動を活発化させているようだ
一時の様子を考えると 関係者のご努力に敬意を表したい
何といっても この感染症の克服のためには
アメリカが収束に向かうことが 絶対条件だ
他国の心配を している場合ではないけれど・・・
☆☆☆
『 レジ袋有料化 本当にエコ? 』
「地球の環境を守るため」などと言われると
文句の言いようもないけれど
レジ袋の有料化 本当にエコなんですか?
プラスチックごみが 世界的に問題になっていることは
承知しているけれど レジ袋で 問題をごまかしているのではないかと
ついつい疑ってしまう
エコバッグも良いけれど 感染症に苦しんでいる今
食中毒への悪影響はないのだろうか
それに エコバッグに ビニール(正しい原料は知りませんが)製のゴミ袋や
家庭用の小袋などを どっさり買い入れているのを どう考えればよいのだろう
まあ 『貧者の一灯』といわれると 反論はしにくいのですが・・・
☆☆☆