雅工房 作品集

長編小説を中心に、中短編小説・コラムなどを発表しています。

首相 訪韓の予定

2023-04-30 18:20:24 | 日々これ好日

      『 首相 訪韓の予定 』

    岸田首相が 来月上旬の訪韓を調整中とか
    シャトル外交の復活が 期待される
    尹大統領の就任で 日韓関係が改善に向かっているが
    ぜひ大切にしたい
    両国間には 課題が山積しているし
    関係も 何かあるごとに 大きく揺れる
    しかし わが国にとって韓国は
    何としても友好関係を 保ちたい国だと思う
    親善は どちらの国にとっても 大切な国であってこそ
    実現するのだと思う

                   ☆☆☆

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中学教諭 ブラック企業状態

2023-04-29 18:32:12 | 日々これ好日

     『 中学教諭 ブラック企業状態 』

    中学教諭の77%が 指針に定められている
    残業時間を 超えているとの報道
    過労死ラインとされる 月80時間以上も
    36%に及ぶそうだ
    時間外労働で見る限り 完全なブラック企業だ
    教諭という仕事の範囲を 定めるのは難しいのだろうが
    定められた指針を守れないような組織が
    教育という大切な分野を 担っていいのだろうか
    教育が大切だという声を 聞くには聞くが
    この程度のことが 解決できなくては 話にならない
    と 思う・・・ 

                    ☆☆☆

コメント (2)
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竜と僧との助け合い ・ 今昔物語 ( 20 - 11 )

2023-04-29 07:58:30 | 今昔物語拾い読み ・ その5

     『 竜と僧との助け合い ・ 今昔物語 ( 20 - 11 ) 』


今は昔、
讃岐国[ 欠字。「那珂」が入る。]郡に、万能の池(満濃池)という極めて大きな池がある。その池は、弘法大師が、この国の人々を哀れんでお造りになった池である。
池の周囲は遙かに広く、堤を高く築き廻らしている。とても池のようには見えず、海のように見えた。池の内は底知れぬほど深いので、大小の魚は数知れず、また、竜の住み処になっていた。

ある時、その池に住んでいる竜が、日光を浴びようと思ったのであろうか、池から出て、人気の無い堤の辺りで、小さな蛇の姿になって、とぐろを巻いていた。
その時、近江国の比良山に住んでいる天狗が、鵄(トビ)の姿になってその池の上を飛び回っていたが、堤にこの小さな蛇がとぐろを巻いているのを見つけて、その体を反らすようにして降下して、あっという間にこの蛇を掴んで、空高く舞い上った。
竜は力の強い者ではあるが、思いがけず突然掴まれたので、抵抗しようもなく、ただ掴まれたままで連れて行かれた。天狗は、小さな蛇なので、掴み潰して喰おうとしたが、竜の筋骨は強力なので、思うように掴み砕いて喰う
ことが出来ず、もてあまし、遙か離れたもとの住み処である比良山に持っていった。そして、狭い洞穴の身動き出来ないような所に押し込めたので、竜は狭くて身動きもならず、どうすることも出来なかった。
一滴の水も無いので、空に飛び出すことも出来ない。ただ死ぬのを待つようにして、四、五日が過ぎた。

その間、この天狗の方は、「比叡の山に行って、隙を狙って、貴い僧をさらってやろう」と思って、夜に、東塔の北谷にある高い木に座って窺っていると、その正面に造りかけの僧房があり、そこにいる僧が縁側に出て、小便をして手を洗うために、水瓶を持って手を洗って中に入ろうとしているのを、この天狗が木から飛んできて、僧を引っ掴んで、遙か離れた比良山の住み処の洞穴に連れて行き、竜を閉じ込めている所に放り込んだ。僧は、水瓶を手にしたまま、呆然としていた。
「私もこれ限りか」と思っていると、天狗は僧を置くと、そのままどこかへ行ってしまった。

その時、暗い所から声が有り、僧に訊ねた。「お前は何者だ。どこから来たのか」と。
僧は、「私は、比叡山の僧です。手を洗うために僧房の縁側に出たところ、突然天狗に掴み取られて、連れて来られたのです。それで、水瓶を持ったまま来てしまったのです。ところで、そう申されるあなたは誰ですか」と答えた。
竜は、「わしは讃岐国の万能の池に住んでいる竜です。堤に這い出ていたところを、あの天狗が空から飛び降りてきて、突然掴んでこの洞穴に連れてきたのです。狭くて動くことも出来ず、どうすることも出来ないのですが、一滴の水も無いので、空に飛び出すことも出来ないのです」と言った。
すると僧は、「この持っている水瓶に、もしかすると一滴の水くらいは残っているかも知れません」と言った。
竜はそれを聞くと、喜んで、「わしはここに連れて来られて日を重ね、もはや命も絶えようとしています。幸いあなたが来て下さったので、お互いに命が助かることが出来そうです。もし一滴の水があれば、必ずあなたを本の住み処にお連れします」と言った。
僧も喜んで、水瓶を傾けて竜に与えると、ほんの一滴の水を受けた。

竜は喜んで、僧に教えて言った。「決して恐がらずに、目をつぶってわしに負ぶさって下さい。この恩は、次の世までも決して忘れることはありません」と。
そして、竜はたちまちに小童の姿に化して、僧を背負って、洞穴を蹴破って出たが、同時に、雷鳴がとどろき空は雲に覆われ雨が激しく降り出し、まことに奇怪な現象であった。
僧は体が震え肝を潰して恐ろしい限りであったが、竜を信頼できると思って我慢をして負
ぶさっていくうちに、あっという間に比叡山の本の僧房に着いた。
僧を縁側に置くと、竜は飛び去って行った。

僧房の人々は、雷鳴がとどろき僧房に落雷したと思った瞬間、にわかに僧房の辺りは闇夜のようになった。しばらくすると晴れてきたが、見てみると、昨夜突然いなくなっていた僧が縁側にいた。僧房の人々は不審に思い訊ねると、事の有様を詳しく語った。
人は皆、それを聞いて、驚き不思議に思った。

その後、竜はあの天狗に恨みを晴らそうと思って捜していると、天狗が京で寄進を募る荒法師の姿になって歩いていたので、竜はそれを見つけて空から降り下って殺してしまった。すると、天狗は翼の折れた糞鵄(クソトビ)になって、道行く人に踏みつけられていた。
あの比叡山の僧は、竜の恩に報いるために、常に経を誦し、善根を修め続けた。
まことにこれは、竜は僧の徳によって命が助かり、僧は竜の力によって山に帰ることが出来たのである。
この話は、かの僧が語ったのを、聞き継いで、
語り伝へたるとや。

     ☆   ☆   ☆

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さあ ゴールデンウィークです

2023-04-28 19:01:16 | 日々これ好日

     『 さあ ゴールデンウィークです 』

    明日から ゴールデンウィーク
    暦通りに 休まれる方
    九連休の方
    かえって 仕事が忙しくなる方
    年中 連休の方・・
    生活パターンは違っても ゴールデンウィークはみんなの物
    すでに 帰京や旅行に 出発しているお方もいるでしょうし
    ゴールデンウィークなど 関係ないという方もいるでしょうが
    ここは 浮き世の波に乗っかって
    この期間を 一味違う楽しみ方を 見つけるというのは如何ですか
    私ですか? 私は これから考えることにしましょう・・

                     ☆☆☆

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われ鶯におとらましやは

2023-04-28 07:58:13 | 古今和歌集の歌人たち

     『 われ鶯におとらましやは 』

 
  散る花の 鳴くにしとまる ものならば
            われ鶯に おとらましやは

             作者  典侍洽子朝臣

( 巻第二 春歌下  NO.107 )
        ちるはなの なくにしとまる ものならば
                 われうぐいすに おとらましやは


* 歌意は、「 散る花を惜しんで 鳴けば散るのが止まるのであれば わたしも鶯に 負けないように泣くのですが 」と、のどかな春のひとときと受け取りました。この歌は、「春歌」に入っていますので、詞通りの意味で良いかと思いますが、受け取り方によっては、切ない恋歌とみることも出来そうです。

* 作者の典侍洽子朝臣(ナイシノスケ アマネイコノアソン )は、平安時代前期の女官です。生没年は未詳ですが、800 年代中頃から 900 年代始めに掛けて生きた女性です。
洽子の父は、従三位・参議である春澄善縄です。歴とした公卿の娘とも言えますが、春澄氏は、公卿どころか貴族にも属さない家柄でした。
春澄氏は、伊勢国員弁(イナベ)郡を本拠とする豪族猪名部氏の一族でした。善縄( 797 - 870 )は、幼少の頃から俊才であったようで、大学寮に進み、文章生、文章博士に上り、文官として出世を続けたようです。官人としては最下位からスタートし、貴族とされ従五位下に上り、さらに公卿とされる従三位まで上り詰めた人物です。828 年に、春澄宿禰の姓を賜って改姓していますので、洽子が誕生したのは、春澄姓になってからだと考えられます。

* 洽子が、女官として宮廷に勤め始めたのは、清和天皇の御代( 858 - 876 )のようですが、父の善縄は 860 年に参議になっていますので、公卿の娘として宮廷入りしていた可能性もあります。
洽子の官歷としては、868 年に無位から従五位下に叙位されたという記録が残されています。女性とはいえ、従五位下は貴族とされる官位ですから、父の影響が大きかったと推定されます。ただ、その父は 870 年に亡くなりました。個人的な悲しみに加え、有力な後見者を失った洽子ですが、さらに官位を上っていますので、女官として相当有能であったのでしょう。

* 876 年に清和天皇が退位し、877 年に陽成天皇が即位します。
陽成天皇の母后の名が「高子」でしたので、その名に触れる女官たちは改名を求められました。洽子も、本名は「春澄高子」でしたが、この時から「洽子」になったのです。
作者名に付けられている「典侍(ナイシノスケ)」に就いたのは、宇多天皇の御代の 889 年の頃ですが、官位も従四位下に上っていました。この「典侍」というのは、後宮を司る内侍司の次官にあたる職責ですが、長官にあたる尚侍(ナイシノカミ)は后妃化していき、典侍が実質的な長官として内侍司を率いていました。

* 洽子は、清和・陽成・光孝・宇多・醍醐の五代の天皇に仕えましたが、特に宇多天皇からは厚い信頼を受けていたようです。
897 年の醍醐天皇の受禅に際しては、剣璽使役の大任を勤め、902 年には、女官位とはいえ、父と同じ従三位の高位を賜っています。
洽子の没年も未詳ですが、これから間もない頃ではないでしょうか。
伝えられている官歷の期間だけでも三十五年に及びますので、行年は少なくとも五十歳を過ぎていたものと推定されます。

* 873 年、猪名部氏(春澄氏)の本拠地である伊勢国員弁郡の猪名部神社に、洽子か一族を代表して参拝したと記録されています。
善縄には、男子二名があったようですが、大成していないらしく、この時には、洽子が一族を代表する立場であったようです。
洽子の和歌は、多くは伝えられていないようですが、幾つかの歌会に参加したとの記録はあるようです。ただ、それは、歌人としてというよりは、教養人としての交際であって、洽子という女性は、女官としての才能こそが評価されるべきだと思うのです。
洽子は、女官として存分の働きと高位を得た生涯であったと考えられますが、彼女の死によって、春澄氏の名前は、歴史から埋没していったのです。

     ☆   ☆   ☆

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コロナ5類に

2023-04-27 19:44:30 | 日々これ好日

      『 コロナ5類へ 』

    コロナウイルスによる感染症の 5類への移行が
    予定通り来月8日に 正式決定
    この数日 発表される新規感染者数が 若干増加しているが
    おそらく 実体は もう少し多いように思われる
    若干気になる中での 移行で
    これで インフルエンザと同様の対応となる
    いつまでも コロナ コロナとも言っておれないので
    適切な対応かとは 思うが
    医療体制がどうなのか かなり心配だ
    最近では クリニックの中には
    インフルエンザでさえ 敬遠されているという声もある
    コロナに対しても 5類相当の診療体制を確立させて欲しい

                     ☆☆☆


    

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うな丼は高級品だが・・

2023-04-26 18:38:50 | 日々これ好日

      『 うな丼は高級品だが・・ 』

    国家公安委員長の うな丼発言
    おそらく 受けを狙ったものだろうが
    余りにもお粗末
    うな丼は きっと「松」クラスだろうが
    トークは 「梅」にも及ばない 低レベル
    さっそくこの発言に 鬼の首でも取ったようなコメントが
    聞こえてくるが
    国政を担っているはずの人たちが うな丼 うな丼と
    貴重な時間を 浪費し合うのかと思うと うんざり・・

                    ☆☆☆

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滝口の武者の災難 ( 2 ) ・ 今昔物語 ( 20 - 10 )

2023-04-26 07:59:28 | 今昔物語拾い読み ・ その5

      『 滝口の武者の災難 ( 2 ) ・ 今昔物語 ( 20 - 10 ) 』


     ( ( 2 ) から続く )

さて、道範の一行は、陸奧国からの帰途、あえて、あの郡司の家に宿泊することにした。
郡司には、馬や絹など様々の品を多く与えたので、郡司は大いに喜んで、「これはまた、どういうわけでこれほどの品々を頂戴するのでしょうか」と言った。
道範は郡司の近くににじり寄って、「まことに申し上げにくいことではありますが、以前ここにお世話なりました時、極めて怪しいことがございましたので、あれはどういう事だったのでしょうか。極めていぶかしい事なので、お尋ねしたいのです」と言った。
郡司は、たくさんの品物をもらったので、隠すことなくありのままのことを答えた。
「それは、私がまだ若い頃の事です。この国の奥の郡に、年老いた郡司に若い妻がおりましたが、その許に忍んで言い寄ったところ、一物を失ってしまいました。それで、何とも不審に思い、その郡司に熱心に頼み込んであの術を習ったのです。もし、本気であの術をお習いになりたいのでしたら、今回は多くの官物をお持ちのようですから、急いで上京なさって、その後に、改めておいでになって、心静かにお習いなさい」と言ったので、道範はその約束をして、京に上って金などを官に届けた上で、暇をいただいて信濃に向かった。

道範は、然るべき品を持って信濃へ行き、手土産として郡司に与えたので、郡司は喜び、「自分が持っているすべての術を教えよう」と思って、「この術は簡単に習得できるものではありません。七日の間堅固に精進して、毎日水を浴び、十分に身を清浄にしてから習うものですから、明日から精進を始めて下さい」と言った。
そこで、道範は精進を始め、毎日水を浴びて身を清めた。七日目が終る後夜(ゴヤ・一夜を初、中、後の三つに分けた最後の部分で、夜半から明け方にかけての頃。)の頃に、郡司と道範は他には誰も連れず、深い山に入った。やがて、大きな川が流れている辺りに着くと、「いつまでも三宝(ここでは「仏」といった意味。)を信じない」という願を立てて、様々なことを行い、言葉に出来ないような罪深い(仏の教えに反する、といった意味。)誓願を立てた。

その後、郡司は、「私は川上の方へ行きます。その川上からくる者があれば、鬼であれ神であれ、近寄って抱きつきなさい」と言い置くと、郡司は川上の方に行った。
しばらくすると、川上の方では、空が曇り雷が鳴り、風が吹き出し雨も降ってきて、川の水かさが増してきた。
しばらくその様子を見ていると、川上から、頭が一抱えほどもある蛇が、目は鋺(カナマリ・金属製の器)を入れたかのようにらんらんと輝き、首の下は紅の色で、背中は紺青や緑青を塗ったようにつやつやと光っている。
道範は郡司から、「下ってきた者に抱きつけ」と教えられていたが、大蛇を見ると、極めて怖ろしく、草の中にもぐり込んで隠れた。
しばらくすると、郡司がやって来て、「どうでしたか。抱きつくことが出来ましたか」と訊ねるので、「とても怖ろしくて、抱きつくことが出来ませんでした」と道範が応えると、郡司は、「大変残念なことでしたねぇ。そのようなことでは、とてもこの術を習得できませんよ。とはいえ、今一度試みてみましょう」と言って、川上に向かった。

しばらく見ていると、身の丈四尺ばかりもある猪が牙をむきだして、岩をハラハラと喰い崩し、火をヒラヒラと吹き出しながら、毛を逆立てて突進してくる。
道範は極めて怖ろしく思ったが、「これが最後だ」と覚悟して、飛びかかって抱きつくと、それは、三尺ばかりの朽木であった。
そこで、道範はとても残念で悔しく思った。「最初の大蛇も、きっとこのような物であったのだろう。どうして抱きつかなかったのか」と思っていると、郡司がやって来て、「どうでしたか」と訊ねるので、「今度はこのように抱きつきました」と答えると、郡司は、「あの、一物を失う術は習うことが出来なくなりました。けれど、何かを他のちょっとした物に変えたりする術は習うことが出来るようです。それをお教えしましょう」と言ったので、道範は、それを習って帰った。ただ、一物を失う術を習うことが出来なかったことは残念に思っていた。

さて、京に帰った道範は、参内し、滝口の陣において、武者たちが脱ぎ散らかしている沓などを、賭けをして、それらを犬の子に変えて這わせた。
また、古藁沓を三尺ほどの鯉に変えて、大盤(ダイバン・正しくは台盤。食物を盛った器を載せる足つきの台。)の上で、生きながら踊らせる、などといったことをした。
ある時、天皇がこの事をお聞きになって、道範を黒殿(黒戸の御所。滝口の陣に隣接している。)に召して、この術を習得なさった。
その後、御几帳の横木の上に、賀茂祭の行列を通らせることなどをなさった。

ところが、世間の人は、この事を良くは言わなかった。その故は、帝王の御身でありながら、絶対に三宝に反する術をなさることを、誰もが非難申し上げたのである。そうした術は、つまらない下賤の者がするのでさえ罪深いことなのに、帝王ともあろう御方が、このようなことをなさったので、後に、錯乱なさったのだのであろうか。

この術は、天狗を祭って三宝を欺くものであろう。
人間界には生まれ難く、仏法に巡り会うことは、さらにそれよりも難しい。それなのに、たまたま人間界に生まれて、仏法に会い奉りながら、仏道を棄てて、魔界に趣(オモム)こうとすることは、まさに、宝の山に入りて空手で帰り、石を抱いて深い淵に入て命を失うようなものである。されば、決してこのような術を習ってはならない、
となむ語り伝へたるとや。

     ☆   ☆   ☆

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邦人ら無事スーダンから出国

2023-04-25 18:50:17 | 日々これ好日

      『 邦人ら無事スーダンから出国 』

    内戦が勃発している スーダンから
    在留邦人らの出国が ほぼ完了したとの報道
    あと一人残っているようで まだ対応が続くことになろう
    今回は 自衛隊機が早々にジブチに向かうなど
    素早い対応が為されたが 同時に
    フランスや韓国など 多くの国や機関の支援も受けている
    国家間の信頼・親善の 大切さを痛感する
    そして 今回のような危機の可能性のある地域が
    数多くあることにも 驚く
    いくら難しくとも 少々のコストや我慢を強いられるとも
    やはり 平和でありたいと 切に思う

                     ☆☆☆

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衆参補選 自民が勝利??

2023-04-24 19:21:56 | 日々これ好日

     『 衆参補選 自民が勝利?? 』

    衆参議員の補欠選挙 自民が4勝1敗
    事前予想より良かったようだが 内容を見ると
    とても 手放しで喜べないだろう
    それはともかく たった5つの選挙区での補選だが
    乱戦模様の千葉5区 
    首相が襲われ 小池東京都知事まで応援に入るも
    維新が勝利した和歌山1区
    岸信夫前防衛相の長男が 辛くも勝利した山口2区
    安倍元首相の後継の新人を 昭恵夫人の懸命に支援した姿が
    印象的で 見事勝利した山口4区
    わずか341票差で 自民が勝利した大分県・・・
    どの選挙区にも 物語が満ちている
    そして 世代の移り変わりが 強く感じられる選挙でもあった

                       ☆☆☆
        

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