『 トヨタ会長が 謝罪会見 』
トヨタ自動車の 豊田章男会長が
グループ各社での 認証不正について 謝罪会見
特に今回は 豊田自動織機で発生しており
トヨタグループの 本家筋ともいえる企業だけに
少々 驚いた
「優先順位を見失った」と 率直に発言されていたが
世界に冠たるトヨタであっても 大グループを統括するのは
至難の業のようだ
わが国をリードしていただく 企業グループだけに
しっかりとした立て直しを 期待したい
☆☆☆
『 月探査機 観測再開 』
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は
月面着陸に成功していた 月探査機SLIMが
太陽電池の発電が復旧し 観測を再開したと発表
SILMの着陸時に 逆立ち状態になったため
太陽電池パネルに 太陽光が当たらなかったが
期待されたように 当たるようになり
岩石などの観測が 進められているようだ
技術的なことなど まったく分らないが
何とも嬉しく 誇らしい
☆☆☆
『 中国恒大集団に清算命令 』
香港の高等法院(裁判所)が
中国恒大集団に 清算命令を出した
同集団は 50兆円前後の負債があるとされ
完全な破産となれば 影響は大きそうだ
ただ この命令は 中国本土には及ばないようなので
同集団の先行きは 中国当局の考え方次第らしい
さて わが国への影響は どの程度なのだろうか・・・
☆☆☆
『 ものを思ふころかな 』
なよ竹の よ長きうへに 初霜の
おきゐてものを 思ふころかな
作者 藤原忠房
( 巻第十八 雑歌下 NO.993 )
なよたけの よながきうへに はつしもの
おきゐてものを おもふころかな
* 歌意は、「 なよ竹の 長い節(ヨ)の上に 初霜が 置いている 私も秋の夜長を寝ることなく起きていて この先の任務の重大さを あれこれ思いやっています 」と、重大任務を思いやっている様子を詠んでいるのでしょう。
この歌の前書き(詞書)には、「 寛平御時に、唐土(モロコシ)の判官に召されて侍りける時に、春宮の侍ひにてをのこども酒飲べけるついでに、よみ侍りける 」とあります。つまり、「遣唐使の判官(ホウガン・三等官)に任命されたときに、春宮の侍所で侍たちが酒をいただいたときに詠んだ歌」なので、任務の重さをいろいろ考えていたのでしょう。
* 遣唐使に選ばれることは、大変な名誉であったのでしょうが、同時に、当時の大陸への航海は大変な危険が伴うものでした。実際に、それまでの遣唐使派遣では多くの犠牲者を出しています。
ただ、作者が選ばれた遣唐使派遣は、894 年(寛平六年)の、菅原道真を大使として任命されたものですが、唐の混乱のためもあって出発が延期された上、停止となりました。そして、907 年に唐は滅亡していますので、遣唐使制度は消滅しています。
* 作者の藤原忠房は、藤原不比等の四男・麻呂を祖とする藤原京家の一員です。この当時、宮廷政界において、北家の圧倒的な優位に至っていませんでしたが、京家はあまり有力ではなく、音楽・舞楽・和歌・儒学といった面で人材を輩出していました。
忠房も音楽・舞楽面で秀でていたようで、特に笛の名手として伝えられており、「胡蝶楽」の作曲者として伝えられています。
* 忠房の父・是嗣も琵琶の名手とされていたようですが、その官職は信濃掾ですから、貴族とされる従五位下より遙か下位でした。掾(ジョウ)というのは、国司の三等官で中央官の判官(ホウガン)にあたります。官位では七位程度と考えられます。
* 忠房の生年は未詳ですが、894 年に遣唐使の判官として選任されていますので、少なくとも二十歳程度にはなっていたと考えられ、生年は 870 年前後なのではないでしょうか。
忠房の最初の官職は、887 年の信濃掾ですから、父の職務を引き継いだのかも知れません。その後、周防権掾、播磨少掾と地方官を歴任し、
897 年正月、左兵衛権少尉と中央入りし、同年七月に六位蔵人、後に左近衛将監となり、900 年に近江権掾を兼務しています。
そして、901 年に従五位下を叙爵し貴族の仲間入りを果たしています。三十歳前後の頃だったのでしょうか。902 年に備前介(次官)を兼務。
904 年に左兵衛権佐。
910 年に従五位上に昇る。
911 年に左近衛少将。913 年に近江権介を兼務。
915 年正月に美作介兼務。同月に正五位下に昇る。
916 年に信濃権守。
920 年に大和守。 922 年に従四位下に昇る。
925 年正月に従四位上に昇る。同月に山城守。
927 年に右京太夫。
928 年 12 月に死去。
* 少し長くなりましたが、伝えられている官職を列記しました。
これらから読み取れることは、中央ではほとんど武官であり、しかも地方官を兼務しています。そして、国守を転任しています。
父を遙かに超える官位を得ている一つの要因は、舞楽などの面の功績が大きかったようにも思われますが、地方官としては相当有能だったのではないかと推定されます。おそらく、兼務の理由は、有力者からの強い要望があったのではないでしょうか。そしてそれが、固定されがちな身分制度の社会の中で、昇進を重ねることが出来たのではないかと推定されます。
* 忠房を語るとき、歌人としてよりは舞楽としての能力を高く買われるようですが、実は、地方行政に関して非凡であったのではないかと思うのです。さらに、武官としての実力も備えていたのかも知れません。
いずれにしても、藤原忠房は、文武両道、そして官職と芸能の両面で、存分な生涯を送った人物のように思われるのです。
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『 前田穂南さんが快挙 』
パリ五輪代表への 最後の一枠がかかった
大阪国際女子マラソンは
前田穂南さんが すばらしい走りを見せ
19年ぶりの日本新記録で 二位でゴールした
3月の名古屋マラソンの 結果を待つ事になるが
かなり有力となった
ただ 19年前の記録を更新したと言うことは
野口みずきさんが いかに早かったということか
長い間 停滞していたと言うことか 微妙・・・
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『 選抜高校野球 出場校決定 』
選抜高校野球大会の 出場32校が発表された
春の甲子園大会と いわれるように
開会は3月18日だが 一足早い春の便りだ
石川県から2校選ばれたことも 話題になっているが
全チームの 溌剌とした試合ぶりを
楽しみに 待たせていただこう
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『 通常国会 始まる 』
通常国会が召集され 150日間国会が開かれる
多くの報道機関は 今国会の最大の焦点は
政治と金にまつわる問題だと 報じている
しかし 少し疑問に思うのは
国会議員の行儀の悪さを 国会議員が
国会の場で 貴重な時間を使って
延々と論じ合うのは 正しいのかと 思ってしまう
国会議員の 倫理に関する論戦は
国会以外の場所で 国会が開かれていない時間に
自分たちで経費を持ち寄って
心いくまで 論戦すべきだと思うのだが・・
どうぞ 国会では 国政も行って下さい
お願いします
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『 さて 今年の春闘は? 』
今年の春闘が スタートした
労使代表が 昨年以上の水準を強調しているとか
かつての春闘を思うと 不思議な気がするが
それほど 給与所得者が 虐げられていると言うことかな
と 思ってしまう
昨年の賃上げを 自画自賛する人たちもいるようだが
実質賃金は 依然下がり続けているし
給与所得の無い層は もっとひどい
そのうえ 社会保険料が 弱者を苦しめているらしいのも
何だか おかしい
さて 今年の春闘やいかに?
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『 各地で大雪 』
広い地域で 大雪となっている
早くから 警告されていたが
予想通りの大雪となり 既に渋滞も発生している
仕事のスケジュールを変更するのは 難しいのだろうが
くれぐれも 安全確保を!!
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『 いのち 輝け 』
能登半島地震の惨状は 目を覆うばかりだが
その被災地の中で 誕生した「いのち」がある
その赤ん坊の元気な様子が テレビで紹介されていた
大自然の猛威には 私たちは 手も足も出ないように思われるが
生まれてくる「いのち」の なんと美しく逞しいことか
『新しいいのちよ 輝け』と 拍手し 感動をいただいた
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