心の花園 ( 41 )
慎ましくて激しくて
日頃目立たない人が、突然輝きを見せることがある。
意識的なのか、持って生まれた性格なのかは分からないけれど、その落差に驚き、そして、その魅力に引き込まれてしまう・・・。
心の花園に「ドウダンツツジ」が花をつけています。
ツツジ科の花ではありますが、花の姿は相当違います。花の姿はどちらかといえばスズランに似た実に清楚な姿です。白い花色とも合わせて、実に慎ましやかな風情の花です。
しかし、晩秋ともなれば、紅葉が見事で、激しく真っ赤に燃えあがります。実に魅力的な花木といえるでしょう。
「ドウダンツツジ」はわが国が原産で、本州以南の岩山に自生しますが、自生地は少なくなっているようです。
漢字で書けば、「灯台躑躅」あるいは「満天星」となります。
「ドウダンツツジ」の名前は、「とうだい」から転化したものと言われていますが、この「とうだい」についても、枝別れの仕方が、昔夜間の灯りに用いられた灯明台に似ているからと言われていますが、岬に立っている灯台に似ているからという説もあるようです。
漢字書きの「灯台躑躅」はこれらのことから生まれたものですが、「満天星」は中国名に由来していますが、一般の辞書には、こちらが載っているようです。
「ドウダンツツジ」の花言葉は、「上品」そして「節制」です。花の姿などからある程度連想できる花言葉だともいえます。
慎ましやかなばかりでは頼りなく、激しいばかりでは重たすぎる・・。私たちも心すべき教訓かもしれませんね。
慎ましくて激しくて
日頃目立たない人が、突然輝きを見せることがある。
意識的なのか、持って生まれた性格なのかは分からないけれど、その落差に驚き、そして、その魅力に引き込まれてしまう・・・。
心の花園に「ドウダンツツジ」が花をつけています。
ツツジ科の花ではありますが、花の姿は相当違います。花の姿はどちらかといえばスズランに似た実に清楚な姿です。白い花色とも合わせて、実に慎ましやかな風情の花です。
しかし、晩秋ともなれば、紅葉が見事で、激しく真っ赤に燃えあがります。実に魅力的な花木といえるでしょう。
「ドウダンツツジ」はわが国が原産で、本州以南の岩山に自生しますが、自生地は少なくなっているようです。
漢字で書けば、「灯台躑躅」あるいは「満天星」となります。
「ドウダンツツジ」の名前は、「とうだい」から転化したものと言われていますが、この「とうだい」についても、枝別れの仕方が、昔夜間の灯りに用いられた灯明台に似ているからと言われていますが、岬に立っている灯台に似ているからという説もあるようです。
漢字書きの「灯台躑躅」はこれらのことから生まれたものですが、「満天星」は中国名に由来していますが、一般の辞書には、こちらが載っているようです。
「ドウダンツツジ」の花言葉は、「上品」そして「節制」です。花の姿などからある程度連想できる花言葉だともいえます。
慎ましやかなばかりでは頼りなく、激しいばかりでは重たすぎる・・。私たちも心すべき教訓かもしれませんね。