雅工房 作品集

長編小説を中心に、中短編小説・コラムなどを発表しています。

ひと区切り

2020-12-31 18:56:26 | 日々これ好日

      『 ひと区切り 』

   今年も残り五時間あまり
   コロナに振り回された一年となりましたが
   大晦日の今日も 新規感染者数は 東京も 全国も 
   さらに大きな感染者数が 発表されています
   しかし とりあえず 今日でひと区切り
   コロナに限らず どんなに辛いことも 捨て去ることはできないが
   ここで気持ちを整理して 除夜の鐘など聞いて
   新しい年を迎えたいと思います
   今年一年 ご支援ありがとうございました

                   ☆☆☆ 


 
   

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大雪にご注意を

2020-12-30 19:01:57 | 日々これ好日

       『 大雪にご注意を 』

    大変な寒気が ほぼ全国に 流れ込みつつあります
    多くの地域に 大雪が予想されており
    久しく積雪を見ていない当地でも 積雪が予想されています
    大晦日・元旦と 行事の多いときではありますが
    くれぐれも 慎重な行動を 心がけましょう お互いに

                     ☆☆☆

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年の瀬モード

2020-12-29 19:44:49 | 日々これ好日

      『 年の瀬モード 』

   世間一様に 年の瀬モードに入ったようだ
   車の数は減り 新幹線などはガラガラと報じられている
   それでも すぐ近くのスーパーは 結構満員
   正月の準備は それぞれに行われているらしい
   ただ テレビ番組が どうも手抜きが目立つような気がする
   それにひきかえ コロナは手抜きをしないらしく
   当県も 厳しい状況になっている
   こちらも 感染防止対策を 手抜きしないようにしよう

                    ☆☆☆

 

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御用納め

2020-12-28 19:30:37 | 日々これ好日

      『 御用納め 』

    「御用納め」などという言葉は もう死語になっているのかもしれないが
    今日が 仕事納めになっている会社も 多いようだ
    いよいよ年末年始の一週間となる
    外出自粛の声が大きくなっており 恒例の行事も 例年と少し違うようだ
    大切にしないといけない恒例行事も 少なくないが
    それらを守るためにも 今年は 可能な限り控えたいと思う
    あれがどうだ これがどうだと 言いたいこともないではないが
    まずは 自分自身が コロナとしっかり向き合うことだと思う

                      ☆☆☆

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フィギュアスケートを楽しむ

2020-12-27 20:12:02 | 日々これ好日

      『 フィギュアスケートを楽しむ 』

    フィギュアスケートを 楽しませていただいている
    昨日の男子シングルは 羽生選手の 格の違いを感じさせられるような
    演技を見せていただいた
    今は 女子シングルを見させていただいているが
    こちらは 相当の接戦になりそうだ
    その前に放映された アイスダンスは
    村元・高橋組が注目され 他の組には気の毒な気もするが
    アイスダンスが 注目されるきっかけになりそうだ

                     ☆☆☆
    

 

 

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袖の浦の

2020-12-27 08:12:32 | 新古今和歌集を楽しむ

     袖の浦の 波吹き返す 秋風に
             雲の上まで 涼しからなん

              作者  中務

( No.1497  巻第十六 雑歌上 )
           そでのうらの なみふきかえす あきかぜに
                      くものうえまで すずしからなん

* 作者は、平安時代中期を代表する女流歌人の一人である。( 912? - 991? ) 行年は八十歳を過ぎていたようである。

* 歌意は、「 袖の浦の 波を吹き返す 秋風で 雲の上まで 涼しくあって欲しいものです 」といった、ごく分かりやすい和歌ではある。
ただ、この和歌の前書き(詞書)には、「 后の宮より、内に扇奉り給ひけるに 」とあるので、和歌の意味は少し変わって来る。つまり、「袖の裏を吹き返す秋風のように、この扇の風で、宮中までが涼しくあって欲しいものです」といったものとなり、扇に添えられた和歌ととるべきであろう。
なお、「袖の浦」は、いわゆる歌枕で、実在の場所が幾つかあるが、特定する意味はなさそうである。 「后の宮」は、村上天皇の皇后・安子で、「内」は村上天皇のことである。

* 作者 中務(ナカツカサ)の父は、宇多天皇の第四皇子の敦慶親王(アツヨシシンノウ・( 888 - 930)二品、式部卿、中務卿)、母は歌人として名高い伊勢( 872 - 938 ) である。
中務というのは女房名であり、父の職名からきたものであろう。なお、中務卿というのは、天皇の補佐や宮廷全般に関する職務を担っていたので、八省の内の最重要の省とされていた。平安期以降は親王が就いたようである。
中務というのは女房名なので、当然出仕していたことになる。摂政や関白を務めた藤原忠平・実頼父子に仕えたようであるが、掲題の和歌の詞書からすれば、皇后安子のもとにも出仕していたように思われる。
いずれにしても、中務の身分からして、出仕といっても、その教養や和歌の才能を買われたものであったと考えられる。

* 母の伊勢は、女流歌人としてはおそらく歴史上最高ランクに評価されると考えられるが、女性としても魅力あふれる人であったようだ。
当初、宇多天皇の中宮温子に仕えたが、やがて宇多天皇の寵愛を受け、皇子を儲けたが早世した。その後、宇多天皇の皇子敦慶親王と結ばれ、中務が誕生したのである。時期はもっと早い頃と思われるが、公卿たちとの恋の遍歴も伝えられている。
宇多天皇崩御後は、摂津国嶋上郡に庵を結んで隠棲したが、「伊勢の御息所」と呼ばれるなど、並の女房歌人とは違う身分であった。

* 中務も、母から和歌の才能ばかりでなく、美貌と魅力を受け継いでいたと思われる。
女流歌人としては、母の伊勢には及ばないまでも、勅撰和歌集に69首採録されており(伊勢は176首)、間違いなくこの時代の代表歌人であり、和泉式部や清少納言、紫式部といった女流文学者誕生への道筋を開いた一人といえる。
中務の男性との交際も、母に負けないものであったらしい。出仕していたとされる藤原実頼、大納言藤原師氏、陽成天皇の皇子元良親王、醍醐天皇の皇子常明親王などとの交際が伝えられており、源信明(ミナモトノサネアキラ・( 910 - 970 )従四位下)との間には女の子を儲けている。この子は、摂政太政大臣となる藤原伊尹の室になっている。

* 中務は行年八十余歳と、長寿であった。
宇多天皇の孫娘という出自であり、才色兼備と恵まれた中務であるが、長命であるがゆえに、晩年には娘や孫娘に先立たれるという悲哀と遭遇している。人生とはなかなかに一筋縄ではいかないとつくづく感じさせられる。
しかし、その事も含めて、学べば学ぶほどに輝きを見せる女性ではある。

     ☆   ☆   ☆

     

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少しばかり違う体験

2020-12-26 18:46:33 | 日々これ好日

      『 少しばかり違う体験 』

    例年ならば 今日あたりから 
    乗り物の混雑や 道路の渋滞が 始まる頃だ
    さすがに 今年は大分違うようだ
    帰省や旅行を取りやめた方 どうしても止めることができなかった方
    どちらを選んだ方も 例年とは少し違う体験になりそうだ
    コロナコロナで 一年を終えようとしているが
    個人ができる対応に 特別な手段などあるまい
    年末年始 移動する人も 巣ごもり中心になる人も
    愚直に いわれている感染防止対策だけは 守りましょうよ

                        ☆☆☆

 

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小さな小さな物語 第二十三部

2020-12-26 16:48:46 | 小さな小さな物語 第二十三部

     小さな小さな物語  第二十三部



      NO.1321 から NO.1380 までを載せています

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小さな小さな物語 目次 

2020-12-26 16:43:55 | 小さな小さな物語 第二十三部

          小さな小さな物語 目次

     No.1321  民主主義を超えるもの
        1322  特別な時
        1323  太陽は私たちの根源
        1324  小さな命の大きな輝き
        1325  判断の基準

        1326  優しくありたい
        1327  明日への責任
        1328  なせば成る
        1329  正解はあるのか
        1330  ブレーキですか アクセルですか

        1331  達観しますか? 諦観ですか?
        1332  絶対に安全なものはない
        1333  次の一手
        1334  負い目を感じる
        1335  ウイズコロナを考える

        1336  奇跡の在り処
        1337  花鳥風月
        1338  変わるもの変えたくないもの
        1339  若気の至り
        1340  不協和音



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民主主義を超えるもの ・ 小さな小さな物語 ( 1321 )

2020-12-26 16:43:17 | 小さな小さな物語 第二十三部

東京都知事選が始まりました。
新型コロナウイルスによる感染症が未だ収束をみない中での選挙戦だけに、各候補者も有権者も少々戸惑いを抱えながらの選挙戦になりそうです。
私は都民ではありませんので、選挙戦に参加することは出来ませんが、何といっても首都の選挙戦だけに、外野席にあっても、大いに興味があります。また、このコロナ騒ぎを通して、都道府県知事の存在感か増しており、その優劣の差がそれぞれの市民の生活に少なからぬ影響を与えていることが分かりかけたところでの選挙戦ですから、国政選挙で表面化してきているような不様な選挙戦にはしてほしくないと願っています。

それにしても、立候補者数が22人というのですから、さすが大都市東京と感心するより、あきれてしまいます。もっとも、全人口が1400万人に及び、有権者数も1146万余人というのですから、人口が少ない県に比例させれば、もっと多くても不思議ではないのかもしれません。
ただ、この22人の立候補者の方々ですが、果たして何人の人が当選しようと、本気になっているのでしょうか。もちろん、たとえ知事に就くことが出来なくても、この機会に都政に対して一言申し上げるなり、理想政治を語ることも意味のあることでしょうから、立候補者が1人や2人というよりは、ずっと健全だということになるのかもしれません。
何といっても、選挙は、民主主義政治の根幹なのですから。

( 2020.06.20 )

ただ、わが国の政治形態を一応民主主義政治と考えた場合、いくつかの問題点を含有していることも否定できません。
その根幹を成す選挙そのものでさえ、選挙区や定員、あるいは選挙制度により民意というものが揺れ動く可能性があります。都道府県知事の選挙は、比較的分かりやすい選挙ですが、例えば、東京都民1400万人の全てを納得させる知事を選出することなど出来る話でないのは当然のことです。
東京都知事選挙の投票率は、前回が59.7%で当選した小池百合子現知事は、その44.5%程の291万票ほどを獲得して圧勝しています。例えば、投票率を60%と仮定した場合、その半分である344万票ほどを獲得すれば圧勝することになります。
つまり、有権者の30%にあたる熱烈な支持者がいれば、楽々当選するということになります。そうして都政を担う知事は、議会のチェックがあり、民意を得たといっても、知事に投票していない都民は子供も含めると1000万人を超えるのですから、落選した21人の候補者たちの声も相まって、思う存分の活躍のブレーキになりかねないのですから、民主主義制度というものもなかなか厄介な制度といえましょう。

最近何かと話題を提供しているようですが、第二次世界大戦においてイギリスを勝利に導いたチャーチル首相は、『 民主主義は最悪の政治形態らしい。ただし、これまでに試された全ての形態を別にすればの話であるが 』という名言を残しています。
独特の言い回しですが、きっとチャーチルも、議会や国民の反対意見に業を煮やしたのでしょうが、それでも残念ながら民主主義を超える形態はないと認めざるを得なかったようです。
しかし、現在、民主主義体制とされている国々においても、国家存亡の危機においては、国家指導者に大きな権限を与える制度を持っている所が多いようです。
もっと小さな例で言えば、ほとんどの国の国家予算には「予備費」たるものが設けられていて、その使用は国家指導者が自由に出来るようです。ささやかな、独裁部分と言えなくもありません。この「予備費」については、わが国でも最近耳にしましたが、大き過ぎる予備費は独裁への第一歩と考えられないわけでもないように思われます。
それはともかく、チャーチル没して五十余年、残念ながら未だに民主主義を超える政治形態は誕生していないようです。せめて、都議会に立候補している22人の中のどなたかが、そのヒントとなるほんの触りだけでも聞かせていただきたいものです。

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