雅工房 作品集

長編小説を中心に、中短編小説・コラムなどを発表しています。

恐いものは恐い

2018-06-30 18:28:04 | 日々これ好日
        『 恐いものは恐い 』

     昨日夕方から 大荒れの天気
     風雨が強く 何より雷がすごかった
     桑原桑原と唱えず カヤも吊らなかった為なのか
     雷さんは 最近にない暴れよう
     幸い被害はなかったが まだいくらも収穫していない
     キュウリが全滅状態 残念

                    ☆☆☆
     

     
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すばらしい決断

2018-06-29 19:14:17 | 日々これ好日
        『 すばらしい決断 』

     サッカーワールドカップ 見事予選突破
     ポーランドには負けたが きわどく ベスト16に
     結果オーライという人もいるが 残り時間がまだ10分ある段階で
     あの決断が出来るとは 並の監督ではない
     大きな拍手を送りたい そして 感謝 感謝

                  ☆☆☆
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雲間の月

2018-06-29 08:37:08 | 新古今和歌集を楽しむ
     世の中に なほもふるかな しぐれつつ
                   雲間の月の いでやと思へど  


                     作者  和泉式部

( No.583  巻第六 冬歌 )

           よのなかに なほもふるかな しぐれつつ
                       くもまのつきの いでやとおもへど


* 作者 和泉式部(イズミシキブ)は、平安王朝文学を代表する歌人である。生没年は不詳であるが、清少納言・赤染衛門・紫式部などとほぼ同時代の女性である。

* 歌意は、「 世の中には、やはり時雨が降っている。雲間の月は、さあ顔を出そうかと思っているのだが。」といった意味と表面的には歌われているが、同時に、「 世間には、時を経ても、やはり冷たい時雨が降っている。それでは思い切って出家しようと、思ってはいるが・・」といった意味も、同時に詠み込まれていると考えられる。
激しく、そして波乱に満ちた生涯を送った女流歌人の、心情の一端が感じられるような気がするのである。
なお、「ふる」は「降る と 経る」。「いで」は「月が出る と 出家する」が掛けられている。

* 和泉式部の生没年については、多くの研究者が探求し諸説が出されているが確定に至っていない。
生年は、974年、976年、978年などがあり、ほぼこの前後と考えられる。没年については、愛娘・小式部内侍に先立たれたのが1025年のことで、その悲しみを詠んだ歌も残されているので、この後少なくとも数年は生存していたようである。

* 現在残されている古典などに基づけば、和泉式部こそが平安王朝時代の女流歌人ナンバーワンだと筆者は考えているが、その生涯は波乱に満ちたものであったようだ。
父は越前守大江雅致(マサムネ)、母は越中守平保衡(ヤスヒラ)の娘、ということから考えれば、貴族の娘とはいえ、藤原氏全盛の貴族社会においては、中下級に位置付けされる家柄であったのだろう。
ただ、母が昌子内親王(冷泉天皇の皇后)に仕えていたことから、和泉式部は幼い頃から宮中になじんだ生活であったようである。

やがて、橘道貞と結婚、一女をもうける。小式部内侍である。。道貞が和泉守であったことから、和泉式部も和泉国に下っていたようである。
やがて二人は不和になるが、その関係がさめきれないうちに、冷泉天皇の第三皇子である弾正宮為尊(タメタカ)親王と熱愛関係となるが、その期間は短く、親王は1002年に二十六歳で亡くなってしまう。
ところが、その翌年、為尊親王の弟君である帥宮敦道(ソチノミヤ アツミチ)親王と激しい恋愛関係となり、世間の非難を受け敦道親王の家庭にも悪影響を及ぼすに至る。しかし、この恋も、1007年に敦道親王が二十七歳で亡くなってしまう。
「和泉式部日記」は、この二人の激しい愛と悲劇を綴ったものである。

和泉式部は、服喪の後、一条天皇の中宮彰子のもとに出仕を始めた。時の権力者藤原道長の強い要請があったためと考えられる。彰子は道長の娘であり、朝廷を掌握するうえで重要な存在であり、赤染衛門・紫式部・伊勢大輔など多くの才女を集めていた。当時、宮中などでは、和泉式部に対する非難は消えていなかったと思われるが、道長は、その点を考慮してもなお捨てがたい才能と魅力を和泉式部に感じたのであろう。

その後、道長の家司である藤原保昌と再婚。1020年から二、三年の間、丹後守となった夫と共に任国に下っている。
帰郷後の1025年に、愛娘の小式部内侍との死別という悲しい経験をしている。
このあと、保昌とも離別したらしい。
和泉式部の詠歌は、この二年後あたりが最後で、その後の消息は分からない。愛娘との死別が五十歳前後と推定するとすれば、没年は五十歳代、あるいは六十歳を過ぎた頃かもしれない。

* 和泉式部の晩年については、多くの逸話や伝説が残されている。墓所とされる場所も多い。
また、道長には「浮かれ女」と陰口されたとか、紫式部日記には「才能を認めながららも素行を非難」されているとか、その多情さを非難されているものも多い。
しかし、この時代の異性関係は現代の常識から判断するのは正しくないし、おそらく、才能豊かなうえに美貌に恵まれ魅力的すぎる女性には、とかくのやつかみは付きものであり、和泉式部もその面が多いようにも思われる。
また、晩年には仏教に強く帰依していたともいわれ、その生涯は決して浮かれたようなものでなかったと思われる。

     ☆   ☆   ☆
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

油断大敵

2018-06-28 19:46:44 | 日々これ好日
        『 油断大敵 』

     サッカーワールドカップ いよいよ大一番
     F組では ドイツが韓国に敗れて 予選敗退となった
     格上のはずのドイツが 予選敗退の決まっている韓国に 土壇場で敗れた
     韓国チームの健闘を称えるとしても 勝負は 何が起こるか分からない
     対ポーランド戦 「油断するな」の声が聞こえる
     とんでもないことだ 相手は格上チーム たった二試合の結果が悪かったとはいえ
     「油断大敵」などという言葉を 使える相手ではない
     同時に 予選突破の道も見えている 頑張ってくれ!! ニッポン!!

                            ☆☆☆  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アマリリス

2018-06-27 19:23:49 | 日々これ好日
        『 アマリリス 』

     アマリリス 最後の花が萎れました
     数年前 球根を一つ買った 真っ赤なアマリリスは
     年々 数を増やして 今年は七株が花を咲かせてくれました
     それも 今日で終わった 大きな花に 感謝
     これでまた 季節が少し進み 今夜は熱帯夜らしい

                       ☆☆☆
          
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

珍客当来

2018-06-26 19:08:22 | 日々これ好日
        『 珍客当来 』

     すぐ近くの池に カメラマンの列
     古くからの 農業用水用の池だが
     最近開発され 住宅地に接した 小ぎれいな池になっている
     そこに ヨシが繁茂するようになっていたが
     その茂みに ヨシゴイがやってきていて
     いつ姿を見せるのか分からないのに 三脚がずらり
     その忍耐力に 頭が下がる  
     ご苦労様

                      ☆☆☆
     
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ナイスゲーム

2018-06-25 18:41:36 | 日々これ好日
        『 ナイスゲーム 』

     サッカーワールドカップ 
     対セネガル戦は まれに見る好ゲームだった
     惜しかったとみるか よく追いついたとみるか
     意見は分かれるところだが 両チームに拍手を送りたいゲームだった
     次の予選最終戦 セネガル頑張れ
     もちろん 我がニッポンも

                   ☆☆☆
    

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いざ セネガル戦

2018-06-24 18:28:53 | 日々これ好日
         『 いざ セネガル戦 』

     昨日も今日も テレビでは 対セネガル戦の話題で大盛り上がり
     もう 何回も試合をした気になってしまう
     実際は 各組での戦いが激しさを増している
     強いチームが勝つとは限らないが ブラジル・ドイツと 強いチームが勝ち始めた
     間もなく セネガル戦 勝つのはどっちだ ??

                     ☆☆☆
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

道は遠いが

2018-06-23 20:46:35 | 日々これ好日
        『 道は遠いが 』

     日本陸上選手権大会
     男子100m決勝 山縣選手快勝
     10秒を切る期待を持たせてくれる選手が ずいぶん増えたが
     なかなか 道は遠い
     今シーズンも まだまだ残されているので
     9秒台を 大いに期待したい

                      ☆☆☆
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

十二色程度の識別能力

2018-06-23 08:13:30 | 私の好きなフレーズ
        『 十二色程度の識別能力 』


私たちの感情は、パソコンが表現できるよりはるかに複雑な色彩を用いて発信されているように思われます。しかし、それを受け取る私たちの能力は、モノクロとはいわないまでも、せいぜい十二色程度の識別能力しかないように思うのです。
人間どうしの意思の疎通が、いかに難しいかよく経験するところですが、どうもこれは人間の持つ能力からして仕方がないのかもしれません。


                         ( 「小さな小さな物語」第四部No.184 より )
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする