雅工房 作品集

長編小説を中心に、中短編小説・コラムなどを発表しています。

見えるかなあ

2018-01-31 20:20:47 | 日々これ好日
        『 見えるかなあ 』

     月食 月食 と大騒ぎ
     153年振りだとかと
     家人から ご高説を賜る
     まあ それだと この前見ていないだろうから
     拝見するとしますか
     ただ 今はくっきりと満月が見えているが
     厚い雲が接近中とか
     さて 天体のドラマ 無事みえるかなあ

                   ☆☆☆ 
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頑張れよ

2018-01-30 19:18:43 | 日々これ好日
        『 頑張れよ 』

     しばらくぶりに 水やりをした
     みぞれや霜で 地面は湿っている感じだが
     植木鉢は カラカラ
     水をやれば 凍るのではないかと心配もあるが
     芽を出し始めた球根などの 生命力を信じて 水をやった
     寒さに負けずに 頑張れよ

                     ☆☆☆
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感動の優勝

2018-01-29 19:19:00 | 日々これ好日
        『 感動の優勝 』

     何かと話題の大相撲
     話題といっても 暗い話題ばかり
     そうした時に すばらしい優勝力士が誕生
     殆ど毎場所が 外国人力士の優勝だけれど
     今場所ばかりは すばらしい
     感動 そして 感謝

                  ☆☆☆ 
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栄冠の陰で

2018-01-28 18:04:37 | 日々これ好日
        『 栄冠の陰で 』

     大阪国際女子マラソンを見た
     すばらしいレースで 力強い ニューヒーローが誕生した
     ただ、 レース途中で 足を痛めた外人選手がいた
     暖かい国から来て この寒さの中のレースは 気の毒な気がした
     大した怪我でないことを 祈るばかりだ

                       ☆☆☆ 
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仮想通貨流出

2018-01-27 18:16:39 | 日々これ好日
        『 仮想通貨流出 』

     仮想通貨 どうも理解できない
     理屈は分かるが 短期間に二倍三倍と変化することが 理解できない
     たいした保証母体がないままに
     今や 1500種程度生れ 時価総額は55兆円だとか
     それじゃあ 580億円程度の流出など
     驚くことでもない ということですかねぇ

                     ☆☆☆  
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食べに来たのですか

2018-01-27 08:20:53 | 麗しの枕草子物語
          麗しの枕草子物語
               食べに来たのですか


宮仕えする女房のもとに通ってきた男性が、その局で食事をするのですよ。食べさせる女も女ですが、全く腹立たしい限りです。
もっとも、女の方が、いかにも愛情をこめてすすめるのを、まるで忌み嫌うかのように、口を塞ぎ、顔をそむけるわけにもいかないのでしょうがねぇ。
そもそも、女房の局に通うとなれば、やはり少しは人目を気にしながら忍んで来るのでしょう? そんな大切なひとときなのに、むしゃむしゃ物を食べるなんて、全く信じられませんよ。
そうでしょう? 物を食べに来たのではありますまいに。全く・・・。


(第百八十六段・宮仕へ人のもとに、より)
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お手柔らかに

2018-01-26 19:15:51 | 日々これ好日
        『 お手柔らかに 』

     インフルエンザが 大流行とか
     このところの寒さのせいか 喉が少し痛い
     予防注射はしていないので 何としても風邪をひかないようにしたい
     どうぞ お手柔らかに

                      ☆☆☆
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日本最低気温の日

2018-01-25 19:29:22 | 日々これ好日
        『 日本最低気温の日 』

     あるカレンダーによれば
     本日は 日本最低気温の日 だとか
     1902年 旭川市で マイナス41℃
     当地も氷点下を記録し 厳しい寒さだが
     日本最低気温に比べれば・・・
     でも 寒い

                   ☆☆☆
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突然の噴火

2018-01-24 19:12:39 | 日々これ好日
        『 突然の噴火 』

     草津白根山噴火
     突然の噴火で 被害者も出てしまった
     活火山として観測されている山とは 少し離れた 本白根山とか
     とても対応の しようもあるまい
     火山列島に住まわせていただく 避けられない悲劇なのか
     やりきれない気持ちだ

                       ☆☆☆
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春は来にけり

2018-01-24 08:14:13 | 新古今和歌集を楽しむ

     み吉野は 山もかすみて 白雪の
             ふりにし里に 春は来にけり 

 
                         作者  摂政太政大臣  

( No.1 巻第一 春歌上 )
     みよしのは やまもかすみて しらゆきの ふりにしさとに はるはきにけり


* 作者は、藤原(九条)良経(ヨシツネ)を指す。九条家の祖、藤原兼実の次男。(1169 - 1206)享年三十八歳。

* 歌意は、「吉野は山もかすんで、白雪が降っていた里にも、春がやって来た」といった感じ。
歌中の、「み」は美称の接頭語。 「ふり」は「降りにし」と「古りにし」との掛詞。「古りにし」は、かつて吉野に離宮があったことを詠んでいる。
比較的分かりやすく、朗々とした風情であるが、この歌が新古今和歌集の巻頭を飾っている。

* 作者名が摂政太政大臣となっているのは、古今和歌集の編纂される時に現職であったことからと考えられる。つまり、良経は、往時の朝廷の最高位にあった人物といえる。
藤原北家の嫡流である藤原忠通の三男・関白兼実の次男であったが、二十歳の頃に兄良通が急死したことにより九条家の当主となり、朝廷の最高位まで上り詰める。
しかし、その時代は、保元・平治の乱を経て平氏の絶頂期となり、程なく源平合戦、鎌倉幕府誕生という激動の時代であった。安徳天皇が壇ノ浦において入水という悲劇は1185年のことで、良経十七歳の頃の事である。

* 九条家の家系は、辿って行けば今上天皇にまでつながるとされている名門である。その当主であり朝廷の最高位としての地位は、武士の台頭が著しい時代であったが、なお社会の最高位に君臨していたと考えられる。
その一方で、良経は教養人としても後世に名を残している。和歌・漢詩に優れ、書道は天才的とまでいわれ、後に「後京極流」と呼ばれている。
また、慈円は叔父にあたり、良経の後援が彼の活躍を支えていることも無視できない。
新古今和歌集には、良経の和歌は79首選ばれていて、歌人順では3位に位置している。

     ☆   ☆   ☆

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