進化する道の駅

　　　　　　　　『　進化する道の駅　』

　　　　　神戸市北部にある「道の駅」を訪ねた
　　　　　まだ　リニューアルさせる部分も多そうだが
　　　　　大型観光施設を　目指しているようだ
　　　　　このところ　幾つかの道の駅を訪れたが
　　　　　進化を感じさせる所が多い
　　　　　大型の施設が　さらに増えそうな予感がする

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　☆☆☆

大屋根越えて

　　　　　　　　『　大屋根越えて　』

　　　　　わが家を拠点にしている　地域ネコのクロネコ君
　　　　　まだ一歳になっておらず　体も一人前になっていないが
　　　　　スズメでも追ったのか　お隣の大屋根に登って
　　　　　大見えを切っていた
　　　　　私の姿を見て　（きっと　そうだと思うのだが）
　　　　　大屋根を越えて　ガレージの屋根におり　塀を伝って　降りてきた
　　　　　逞しくなっているものだと　感心しきり

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　☆☆☆

神の手と悪魔の手

　　　　　　　　『　神の手と悪魔の手　』

　　　　　ヒト受精卵によるゲノム編集に関するニュースが話題になっている
　　　　　わが国でのことではないが　科学の持つ不気味さを感じる
　　　　　科学は万能ではない　とよく言われるが
　　　　　神の手と悪魔の手を持っていることは　確かなようだ
　　　　　この種の研究に関して　先進諸国は　法令で歯止めをしているようだが
　　　　　法令が万能でないことも　事実
　　　　　ヒトは　止まるという知恵に　乏しいのか

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　☆☆☆　　　　　

労働環境

　　　　　　　　『　労働環境　』

　　　　　外国人労働者の受け入れ拡大に関する国会討議
　　　　　混乱をきたしているが　混乱だけで　前向きな討議は聞こえてこない
　　　　　国会討議に　うんざりしてしまうが
　　　　　外国人労働者は　すでに大勢職場にいるし
　　　　　わが国だけ入国を認めないというわけにはいくまい
　　　　　汚れ仕事を嫌う傾向が強い日本人が　職場を奪われる日は始まりかけている
　　　　　外国人受け入れや　高齢者なども含め　職場環境の整備が重要さを増すだろう

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　☆☆☆

夢ふくらむ 大阪

　　　　　　　　『　夢ふくらむ　大阪　』

　　　　　万博　大阪開催決定
　　　　　まだ　大分先の話だが　景気の良い話が飛び交っている
　　　　　大阪府や市にとって　長年悩みの種であった　夢洲が
　　　　　名前通りに　夢の島に大変身する道が開けた
　　　　　経済面での沈下が続く大阪に　ほのかに光が見えた感じ
　　　　　万博開催に向かって　経済面での浮上を期待したい

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　☆☆☆

おとんぼは泣き虫

　　　『　ああ、帰りたかったら帰りなはれ。やっぱり　おとんぼは辛抱ができん、と里のあねさんに笑われるわ　』


寄宿舎生活がそれほど辛かったわけではないが、たまの休みの日に姉さんの家に遊びに行くと、無償に里が恋しくなってなあ。里へ帰ると、よく駄々をこねたらしい。
「ああ、帰りたかったら帰りなはれ。やっぱり　おとんぼは辛抱ができん、と里のあねさんに笑われるわ」
と長姉によく言われたことを覚えている。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（　「さても　このごろは」　より　）

新星輝く

　　　　　　　　『　新星輝く　』

　　　　　フィギュアスケート　グランプリシリーズ第六戦
　　　　　十六歳の紀平梨花選手が　逆転でシリーズ二連勝
　　　　　ファイナルでの活躍期待もさることながら
　　　　　のびのびとした演技は　スケールの大きな新星を感じさせる
　　　　　ますますの活躍を　期待したい

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　☆☆☆　　

秋真っ只中

　　　　　　　『　秋真っ只中　』

　　　　三連休の真ん中　
　　　　各地からの　紅葉の便りも　今が盛り
　　　　空は晴れ　観光地は　溢れるばかりの人の並み
　　　　私は　といえば　近くの公園のもみじを見上げる
　　　　他に見上げる人とてないが
　　　　小春日和の陽気は　ここにもふんだんに

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　☆☆☆　

感謝の気持ち

　　　　　　　　『　感謝の気持ち　』

　　　　　今日は勤労感謝の日　祝日法には
　　　　　「勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」とあるが
　　　　　どうも　影の薄い祝日のような気がする
　　　　　しかし　働いてくれた人　働く場を与えてくれた人
　　　　　働くことが出来る環境に　感謝の気持ちを持ちたい
　　　　　そして　感謝できる気持に　感謝したい

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　☆☆☆
　　　　　

勝負事となると

　　　　　麗しの枕草子物語

　　　　　　　　　　　　勝負事となると

小ぎれいな様子の男なのですがね、一日中双六をしているのに、まだ飽きないらしく、背の低い燭台に火を灯し盤の上を明るくして、相手のサイコロに呪いをかけている。
相手はというと、うつむき加減になってサイコロを振る筒を盤上に立てて待っているのに、なかなかサイコロを入れないものだから、狩衣が首にかかってきてしまうので、それを押しやり、粗末な烏帽子を振り振り、それでも、
「何の、いくらサイコロに呪いをかけたとて、打ち外したりはするものか」
と、じれったそうに待ちながらも、負けるつもりなんかしていないのでしょうね。
まったく、勝負事となると男はねぇ・・・。

（第百三十八段・清げなる男の、より）