雅工房 作品集

長編小説を中心に、中短編小説・コラムなどを発表しています。

カラスって面白い

2020-04-22 08:13:50 | 麗しの枕草子物語

          麗しの枕草子物語

               カラスって面白い

カラスって、とても賢い鳥だってご存知ですか。
でもね、おもしろいところもあるのですよ。

夜になると、それぞれの塒(ネグラ)に帰るのですが、夜中になっても寝場所が定まらないのがいるらしく、互いに場所を取り合って騒ぎだすの。
そのうちに枝を踏み外して落ちそうになるのやら、枝伝いに動きながら寝ぼけたような声で鳴くのやら、昼間に見るのとはまるで違って、間抜けで愛敬たっぷりなんですよ。

ところがね、夏の夜は短くて、それでなくとも忍ぶ逢瀬の時間はあまりにも短いものでしょう?
それなのに、空がほんの少しでも白みかけてくると、まだ後朝(キヌギヌ)の別れには切ないと思っていますのに、部屋の真上のあたりから、明けガラスが声高く鳴いて飛び立っていくのですよ。
何だか、昨夜からの逢瀬を見透かされているような気がして、可笑しくなってしまいますわ。ほんとに、いやですよねぇ・・・。

 

(第六十八段 たとしへなきもの ・ 第六十九段 忍びたるところ、より)

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地方が心配

2020-04-21 19:41:23 | 日々これ好日

        『 地方が心配 』

     新型コロナウイルスの感染拡大 重要な局面を迎えている
     東京や大阪の感染者数の動向が 注目されがちだが
     それ以外の これまで比較的感染者数の少なかった県の
     感染者数が じりじりと増えていて こちらが心配だ
     各県知事の 決断力と実行力に期待したい
     折から 近隣国からの気になる人物の動向が伝えられたり
     何を思ったのか 不要不急と思われるような 
     巨大地震の予測が発表されるなど 何かと騒がしいが
     今は 『絶対に 誰にも感染させない行動を』最優先にしてほしい

                         ☆☆☆    

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嬉しいニュースも

2020-04-20 19:22:50 | 日々これ好日

        『 嬉しいニュースも 』

     新型コロナウイルスの感染拡大続く
     厳しいニュースばかりのようだが 嬉しいニュースも伝えられている
     大阪府と大阪市が呼びかけた 防護服の代用品としての雨がっぱには
     多くの人から 多量の支援が寄せられた
     学童が手製のマスクを寄贈したとか 
     ある学校の先生方が防護服の代用品を作っているとか
     一流シェフ方が 自身も厳しい状況にありながら
     医療関係者に 渾身の弁当を届けているとか
     多くの企業も 慣れない製品づくりや 資金提供も
     数多く行われているとか・・・
     大丈夫!! わが国の社会力は健在だ
     何もできない私は 
     せめて 『絶対に 誰にも感染させない行動を』懸命に守ろう

                        ☆☆☆
       
     

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山場は続く

2020-04-19 19:16:41 | 日々これ好日

        『 山場は続く 』

     新型コロナウイルスの感染拡大
     「この一、二週間が山場」
     このセリフ 何度聞いたかと思わないわけではないが
     山場は まだまだ続きそう
     外出自粛要請も 早くも中だるみの地区も
     しかし 医療現場の厳しい状況を思えば
     中だるみなど とんでもないことで
     私たち一人一人も 出来ることはあるはずだ
     少なくとも 『絶対に 誰にも感染させない行動を』
     これだけは努力しましょうよ

                       ☆☆☆

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まだ盛りにて

2020-04-19 08:12:27 | 新古今和歌集を楽しむ

     花桜 まだ盛りにて 散りにけん
            嘆きのもとを 思ひこそやれ

            作者  成尋法師

( No.762  巻第八 哀傷歌 )
     はなざくら まださかりにて ちりにけん
                なげきのもとを おもひこそやれ


* 作者は、平安時代中期の天台宗の僧。( 1011-1081 )行年七十一歳。

* 歌意は、「 桜の花が まだ美しい盛りのうちに 散ってしまったように 若くして亡くなられたお方を嘆き悲しんでおられるあなたを 思いやることです 」といった、お見舞いの和歌である、。
この和歌の前書き(詞書)には、「 弥生のころ、人に後れて嘆きける人のもとへ遣わしける 」とあることからも分かる。 なお、「嘆きのもと」は、「無げ 木 の 下」と掛けられていて、「花が散って寂しくなった木の下で」の意味を表しているようだ。

* 作者 成尋法師(ジョウジンホウシ)は、現代人にとってなじみの薄い人物である。歌人としてもあまり著名とはいえず、新古今和歌集に載せられているのもこの一首だけである。
成尋法師の本姓は藤原氏。父は、藤原実方(正四位下)の子(僧侶。異説もある)らしい。母は、源俊資の娘らしいが、この母も新古今和歌集に一首入集しており、勅撰和歌集には全部で9首選ばれているので、歌人として知られた存在であったようだ。
成尋法師は七歳で出家、京都岩倉の大雲寺の文慶に師事し、その後、台密(天台宗の密教)を学び、1041年に大雲寺別当に就任した。
やがて、延暦寺総持院阿闍梨となり、藤原頼通(道長の長子で、宇治関白と呼ばれた人物)の護持僧となった。

* 1072年、成尋法師は北宋(中国)に渡った。六十二歳の頃のことである。
この時、すでに八十三、四歳になっていた成尋の母は、切ない思いを詠んだ和歌を残している。
『 もろこしも 天の下にぞ ありと聞く 照る日の本を 忘れざらなん 』 
            (新古今和歌集 NO. 871)

* 成尋法師の北宋での生活は九年に及んだ。諸寺で修行を続け、ある時、降雨の法を行って霊験があったことから、時の皇帝神宗から善慧大師の号を与えられたとされる。
また、日本へ経典など500余部を船便で送り、自らも帰国を目指したが、果たすことなく彼の地で波乱の生涯を終えているのである。

     ☆   ☆   ☆


 

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すでに医療崩壊

2020-04-18 18:50:06 | 日々これ好日

        『 すでに医療崩壊 』

     新型コロナウイルス感染拡大による 医療崩壊が心配されているが
     一部では すでに崩壊状態といえる
     危機をあおるつもりなど決してないが
     救急車の受け入れ拒否が多発 医療器具が枯渇している病院が多発
     医師や看護師などの感染者も多く 医療関係者の勤務状況はひどすぎるらしい
     これらを考えれば 何とか持ちこたえているという表現は
     医療体制に関しては 無責任すぎると思う
     では 私たちに何が出来るか?
     一番有効なのは 新型コロナウイルスの感染拡大を抑えることだ
     そのためにも 『絶対に 誰にも感染させない行動を』努力しましょうよ

                           ☆☆☆

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厳しさ続く

2020-04-17 18:56:53 | 日々これ好日

        『 厳しさ続く 』

     新型コロナウイルスの感染拡大 依然厳しい状況続く
     東京都の感染者数は 本日 これまで最高の201人になってしまった
     わが県の感染者数も 高い水準が続いている
     この難敵が 簡単な相手でないことは分かっているはずだが
     報道されている限りでも 少しは自重して欲しかったと思われるものもある
     政府の対応など 不満を述べたい気持ちもないわけではないが
     私たち一人一人にも 出来ることがある
     『絶対に 誰にも感染させない行動を』 
     これぐらいは 実行しましょうよ

                           ☆☆☆

  

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県民を護ってください

2020-04-16 19:17:29 | 日々これ好日

        『 県民を護ってください 』

     全国の 知事さん 県民を護ってください
     どうやら政府も 「緊急事態宣言」の範囲を全国に広げるようだが
     この間に 当初の発令地域外の道府県には
     感染源候補者が 少なからず流入している可能性がある
     国の発令があろうとなかろうと 
     知事が真剣に訴えれば 都道府県民は耳を傾けるはずだ
     今回の危機 都道府県知事の覚悟と決意こそが
     都道府県民の安全に 大きな力を持っていることが浮き彫りになっている
     そして 私たちは 『絶対に 誰にも感染させない行動を』励行しよう

                           ☆☆☆
      

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知事さん 頑張れ!!

2020-04-15 18:55:12 | 日々これ好日

        『 知事さん 頑張れ!! 』

     全国の知事さん 市町村長さんに
     エールを送ります
     今 国民を守ってくれるのは
     知事さんはじめ 首長さんの決断力だと思う
     全国すべての知事さんが 独自の緊急事態宣言を出して欲しい
     たとえ今 感染者の数が少なくても
     このままでは 感染候補者を 誘い込んでしまうことになりますよ
     国の対策を待っていて 国民を 危険にさらさないで欲しい
     知事さんの 決断力に期待します
     そして私たちは 『絶対に 誰にも感染させない行動を』実行しましょう

                         ☆☆☆

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他県へ広げないで

2020-04-14 19:36:09 | 日々これ好日

        『 他県へ広げないで 』

     外出自粛 目標の8割に あと一息

     乗り物や 買い物なので 距離を保つ工夫をすれば
     不足分の かなりの部分が補えるらしい
     むしろ深刻なのは 緊急事態宣言が発令されている地域から
     その他の地域に移動する人の数が かなりあることだ 
     「自分は感染していない」といった 変な自信があるようだが
     招かれざる客になっていることを 認識すべきだと思う
     『絶対に 誰にも感染させない行動を』 みんなで努力しましょう

                         ☆☆☆  

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