年の初めに奈良市の奈良豆比古神社で弓始祭が行なわれます。
五穀豊穣や無病息災のほか年長者の長寿を祝う約700年の伝統をもつ独特の祭りは初老といわれる45歳以上の男性でなければ参加が認められないもので、境内には町内に住む男性100人あまりが参加し一年の平穏無事を祈念したのち、新しく仲間入りした初老を迎え最年長者の長寿を祝います。
拝殿に丞斗姥(じょうとうば)は下にコンブを敷き、岩、梅に雪をかぶった松を飾り、祭事は拝殿内の魔を封じ込めるために四隅を宮司が弓で射る儀式から始まります。
そのあと宝亀殿で行なわれる新年の挨拶会では、一老、二老、三老と呼ばれる最高齢者ベスト3を前にして、奉行衆が今年新しく加入された初老、中老らを紹介します。
その後、翁と姥がともに長生きするようにとの思いを込めて形どった丞斗姥という造形物と鮭を、「はや住江に着きにけり」と二回謡い年長者へ献納します。
(H19. 1.21 Kiss Digtal N撮影)
五穀豊穣や無病息災のほか年長者の長寿を祝う約700年の伝統をもつ独特の祭りは初老といわれる45歳以上の男性でなければ参加が認められないもので、境内には町内に住む男性100人あまりが参加し一年の平穏無事を祈念したのち、新しく仲間入りした初老を迎え最年長者の長寿を祝います。
拝殿に丞斗姥(じょうとうば)は下にコンブを敷き、岩、梅に雪をかぶった松を飾り、祭事は拝殿内の魔を封じ込めるために四隅を宮司が弓で射る儀式から始まります。
そのあと宝亀殿で行なわれる新年の挨拶会では、一老、二老、三老と呼ばれる最高齢者ベスト3を前にして、奉行衆が今年新しく加入された初老、中老らを紹介します。
その後、翁と姥がともに長生きするようにとの思いを込めて形どった丞斗姥という造形物と鮭を、「はや住江に着きにけり」と二回謡い年長者へ献納します。
(H19. 1.21 Kiss Digtal N撮影)