マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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長引八王神社宵宮祭

2007年03月24日 08時57分51秒 | 奈良市(旧月ヶ瀬村)へ
明日の和布(めい)祭を前に宵宮が執り行われる月ヶ瀬長引の八王(やつおう)神社。

拝殿には大重(おおじゅう)箱に詰められたその年の還暦祝いや新築祝いの御供餅が供えられます。

夕刻、同神社の総代長らは尾山神社の神職を迎えて参籠所に参集。

昔しは祝いの家で餅搗きをしていたが、今はロマントピアで一括して作られる。

暫く歓談ののち神職の祝詞奏上、大祓え唱和、玉串奉奠など宵宮神事が厳粛に執り行われます。

境内では氏子らが午後8時から行われる大重の御供餅撒きにそなえて大きな穴にとんどを燃やして暖をとる。

参拝者には甘酒の振る舞い接待。

宵宮当日、当家宅では和布(めい)祭の主役であるアラメと大豆で作る和布作りに朝から忙しい。

暖冬で暖かい日となった今日はご馳走の和布が日持ちさせるのがとても難しいと当家経験者の先輩氏子らは気をもんでいる。

(H19. 3. 3 Kiss Digtal N撮影)