午後4時には火を点けたという小南町の大とんど。
場所はと言えば小南神社の境内である。
昼過ぎまでにとんどを設えた旧宮座名残の六人衆。
とんどといえども村の行事で小南神社の座衆が勤める。
とんどの炎が高く揚がったというこの日は風もない無風の状況。
いくらなんでも境内の樹木に火が移ってはならないと水道の水を掛けたくらいの良き日だが、それ以上に高い木々である。
宮さんのオヒカリから移した火は二ノ正月の大とんどを燃やす。
毎月当番する六人衆は1日、15日ごとに清掃をする。
16日から31日と1日から15日に当たる当番の六人衆である。
この日は31日。
当該の日にあたった六人衆の一人がとんどの火を点ける役目になるが火を点ける方角は特にないと云う。
服忌であれば宮さんは参ることもできない。
一年間も参詣することはできないと云う。
とんどの火が落ち着けばモチを焼く。
とんどの周りを囲むように設えためいめいの家のモチ焼き器。
数えてみれば16カ所もある。
まるでストーンサークルのような輪になった。
焼いたモチを食べれば健康になるという。
無病息災のモチである。
かつては習字の書も燃やしたそうだ。
「子供の頃は竹の先にモチをつけて焼いていた」と話す。
随分と様相は変化したが家で祀っていたお札も焼納する人もいた。
(H25. 1.31 EOS40D撮影)
場所はと言えば小南神社の境内である。
昼過ぎまでにとんどを設えた旧宮座名残の六人衆。
とんどといえども村の行事で小南神社の座衆が勤める。
とんどの炎が高く揚がったというこの日は風もない無風の状況。
いくらなんでも境内の樹木に火が移ってはならないと水道の水を掛けたくらいの良き日だが、それ以上に高い木々である。
宮さんのオヒカリから移した火は二ノ正月の大とんどを燃やす。
毎月当番する六人衆は1日、15日ごとに清掃をする。
16日から31日と1日から15日に当たる当番の六人衆である。
この日は31日。
当該の日にあたった六人衆の一人がとんどの火を点ける役目になるが火を点ける方角は特にないと云う。
服忌であれば宮さんは参ることもできない。
一年間も参詣することはできないと云う。
とんどの火が落ち着けばモチを焼く。
とんどの周りを囲むように設えためいめいの家のモチ焼き器。
数えてみれば16カ所もある。
まるでストーンサークルのような輪になった。
焼いたモチを食べれば健康になるという。
無病息災のモチである。
かつては習字の書も燃やしたそうだ。
「子供の頃は竹の先にモチをつけて焼いていた」と話す。
随分と様相は変化したが家で祀っていたお札も焼納する人もいた。
(H25. 1.31 EOS40D撮影)