マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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小泉町不動院愛染さんのご開帳

2017年01月10日 09時43分08秒 | 大和郡山市へ
2年前に伺ったときは住職一人でお経を唱えていた。

法要中にお声をかけるわけにはいかない。

終わってからそうした。

不動院や愛染さんのことなどいろんなことを教えてくださった。

特にというような理由はないが、印象だけが記憶できればいい。

むしろ夏の日差しを浴びるご開帳の様相を外から拝見する。

それが一番だと思ってシャッターは一枚だった。

気になっていたのは入院先から一時的に退院をされた住職のお身体が気になっていた。

不動院前の道路は生活道路。

年に何度、通るか数えきれない。

それほど多い生活道路に車の往来が激しい。

通るたびに住職のお身体は・・。

気にはなるがお声をかけるまでには至らない。

万が一のことを想定するようなことには巡り会いたくない。

そう、思って避けてきた。

知人にその件は伝えていた。

そのことも考慮しながら伺ったら、どうぞ撮ってくださいと云われたそうだ。

2年前もそうだったが、法要は住職お一人、である。

奥さんもついてはおられるが、ご近所の方々や一般の参拝者はみなかったという。

今、ここにいると連絡があって車を走らせた。

法要は終わっていたが、愛染さんは撮ってもかまわないということだった。

記憶にある愛染さんの表情は柔らかい眼差しである。

優しいお顔を愛染さんももっぺん見せていただく。

合掌して見上げた。

今日のお顔は優しい憤怒であった。

2年前はじっくり拝見する余裕もなかった。

お供えもあったことにも気がつかなかった。

あったのか、なかったのかは別として、今年のお供えはスイカ、キュウリ、ナスビにトマトにお酒なども。

お参りに行けなくなった方の名前を書いたお供えがある。



外の地蔵さんもお供えしてあるが、ここにはピーマンに果物などであった。

お参りを済ませて奥さんにお礼を伝えた。

ご住職は法要を終えて身体を休めていたようだ。

(H28. 7. 1 EOS40D撮影)