マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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石上町の平尾山姫丸稲荷神社

2018年01月03日 10時07分22秒 | 天理市へ
この日はリハビリ運動の通院日

運動を終えて気になっていた神社に向かう。

目印は赤い幟旗である。

白抜き文字で染めた「奉納 正一位 姫丸稲荷大明神」の幟旗である。

リハビリ運動をしていた病院に往復通る自動車道に立っていた。

名阪国道を跨る陸橋すぐ近くに立っていた幟旗。

そこから里道を下っていく。

幅は狭いが軽自動車であるなら大丈夫だ。

竹藪畑の間を潜って、数分もかからない地にも幟旗があったが、ここには白地の旗もあった。

60本もある朱の鳥居が参道道。



その向こうに行けば本社殿があるが、そこに行く前にあった石碑に「石上廣高宮(いそのかみひろたかのみや)伝承地」とある。

詳しいことは、ある方がアップされているブログでご理解いただきたい。

平尾山姫丸稲荷神社の鎮座地は天理市石上町。

私が知りたかったのは、初午の日の行事があるのか、それともないのか、である。

幟旗はあったが、ここ神社の前に立っていても誰一人来られず、聞き取りは諦めた。

3月に入っても幟旗が見られたが、いつの間にか、降ろされていた。

初午祭そのものもしていたのか、それともしていなかったのか・・。

ネットをぐぐってみれば、天理の昔話の一つに「平尾稲荷のけんけんさん」があった。

その昔話によれば、初午やニノ午には遠くから厄年の人が厄払いにお参り。

露店もたくさん出て村祭りのようなにぎやかさ・・とあった。

さらにネットをぐぐってみれば、ある掲示板に「初午がここの一番のにぎわいで、吹き矢や綿菓子や私の記憶の風景は、ここの風景・・」とあった。

そういうことで、どなたが管轄されているのかわからないが、初午の日の厄払いということになりそうだ。

(H29. 2.28 SB932SH撮影)