マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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ふり返る10月の介護まとめ

2020年05月12日 09時15分50秒 | むびょうそくさい(おかん編)
この月もおふくろの介護の関係で大阪・住之江に行くこと度々。

記憶は記録。

ふり返る際に思い出したい事項は書き記しておく。


2日は、眼科に出かけて目薬をもらいに行く。

台風24号が去って住之江に戻るおふくろ。

居住地からそれほど遠くない加賀屋の地にある松嶋眼科で処方してくれた目薬を受け取る。

今日は、その1件のみ。

私は自宅の奈良に戻る。

その帰宅直後に鳴った携帯電話。

発信は、ケアプランセンターのFさん。

ケアマネージャーからの連絡は、二日後の4日に実施される介護認定調査員の身体状況ならびにヒアリングである。

3日、おふくろから電話があった。

通所リハビリ施設のアロンテイアクラブから居住地に戻って、洗濯もんを取り込んでいたらなにかの1枚がヒラヒラを階下に落ちていった、という。

居住地でなにかとお世話になっているAさんに落下物の対応を伝えたいから電話番号を教えて、と。

自宅のアドレス帳に記載していないことはさておき、とりあえず伝えたが、その際に訴える件に、それは不可・・。

おふくろの頭にあるのは、明日のこと。

再認定調査ヒアリングに来られる介護認定調査員、またケアマネージャーのFさんに頼むつもりがある、という。

その件に対応できる2人ではない。

2人は介護関係者であるから介護以外の援助はできないょ、と伝え、また、物干し竿で落とそうなんて発想はリスクそのもの。

決してAさんにそんなことまでさせないように伝えた。

結果は、Aさんに都合がある。

今晩は会合があるから、明日に対応します、とのことだ。

翌朝の4日である。

このときの風雨は強めだった。

そのおかげもあって洗濯ものは1階の地面に落ちた、という。

その結果は・・Aさんが落ちた地面から拾い上げて持ってきてくれた、と1件落着である。

10日は、おふくろの依頼に大阪・心斎橋の大丸店へかーさんが出かけた。

依頼は、快気祝いの贈り物手配。

圧迫骨折の発症から平成29年10月2日の緊急入院を経て、3カ月後の平成29年12月20日に退院。

退院から1年満たないが、入院から1年後の今に快気祝いをしたいと申し出。

費用は何十年もかけて会費を払っていた大丸会員特典から利用する。

送り先は、親族など10家族に手配を済ませた。

17日は、リハビリ経過進展状態を相互に発信、確認し合う三者面談の5回目である。

会合場所は、介護老人施設アロンテイアクラブ・住之江。

出席者は、I施設長に施設主任のHさんとリハビリ療法士のKさん。

面談に状況報告とその確認である。

おふくろ自身の状態である。

4日前の13日。

自宅カのカーテンを閉めようとした際に身体がふらついた。

とっさにすがりたい柱は遠い。

掴むことができずによろけて座椅子に腰を打った、という。

その状態を診たK療法士の経過説明によれば、ほぼほぼマシになったそうだ。

状態は不備でもないので、経過観察要の診断である。

おふくろが、訴えたのは打撲だけでなく、眼も、という。

同じ、4日日前ころから急に左目が腫れて赤ずんだ。

松嶋眼科の処方箋目薬が信用できん、と云い出した。

目の腫れは通所リハバリの範疇でないから、その件については本日通所サービスを終えてから、迎えに行き眼科診療してもらうから安心しいやとおふくろに話した。

奈良に戻ってから、アマネージャーのFさんから電話連絡があった。

再認定調査の経過報告である。

その調査状況から判断するに審査会が下す介護再認定結果予想は、要支援1若しくは要支援2。

仮に要支援1であれば、通所サービスは週1ペースになる。

また、要支援2であれば、個別のリハビリはできなくなり、集団リハビリだけになる。

その結果を踏まえて介護施設担当者とヘルパー介護責任者にケアマネージャーの3人が担当者会議を開き、今後の支援のあり方を協議することになる。

その予定日は、10月末の29日か30日になりそうだ。

27日、おふくろから電話があった。

本日、アロンテイアクラブで聞いた話。

ケア計画を立てる担当者会議は、29日の月曜日に、と。その件を確認すべくケアマネージャーに確認をとったら介護施設担当者の確認ができていないから29日の朝に連絡しますということだ。

29日の朝10時。

送迎の終わった介護施設担当者のH主任とふれんど介護センターのFケアマネージャーが相談した結果連絡があった。

再認定審査会は26日だった。

その結果は直ちに送られるが、本日現在はまだ届いていない。

30日の火曜日なら間違いなく届いていると想定されるので結果を踏まえて協議するなら30日が望ましい。

また、当日は風呂場の改造も含めて協議したいので介護用具専門会社のばらの木のHさんにも来てもらう予定している。

集合時間は、午後3時に決まった、とおふくろに電話した。

30日はケア介護の担当者会議。

併せて入浴風呂の介護用具の選定もする。

予定していた午後3時になっても再認定結果後の介護被保険者証は届かない。

届くまで待っているわけにはいかず、結果想定を要支援1として、介護の方向付けを協議する。

要支援となれば住之江包括支援センターのBさんがトップになり、その契約を。被保険者と契約したし住之江包括支援センターは、ふれんど介護センターに業務委託する契約になる。

以下、ケアマネージャーは、介護被保険者のおふくろと連携しつつ、介護老人施設アロンテイアクラブとヘルパー派遣をするハート介護サービスに介護業務の実行手配をする。

ヘルパーさんの実施回数は週2回。

従来通りであるが、通所サービスは週1回になる。

これまで入浴を基本に週2回の介護老人施設利用ができていたが、要支援では週1回。

入浴は自宅風呂にせざるを得ない。

例えば、ヘルパーさんに支援してもらうのは買い物ヘルパーと入浴ヘルパーの2本立て。

おふくろが、自宅風呂で自力入浴できるのが前提条件。

風呂焚きから入浴が安心してできるようヘルパーさんに支援してもらうからと伝えたら、なんと、家の風呂は入りたくない、と即答で返した。

まさかの展開に、さてどうするか。

ならば、外湯利用である。

一般的にあるお風呂屋さんに出かけるとして介護タクシーの利用。

ケアマネージャーに聞いたら、要介護認定者であれば介護タクシーの利用は受理できるが、要支援対象者は受理できない。

で、あれば一般のタクシー利用。

その支援にヘルパーさんは就けるのか。

これもまた不可である。

つまりは家族さんの支援しかないということである。

お風呂屋さんに連れていくのも、入浴支援するのも家族さん、ということだ。

おふくろは断固として週2回のアロンテイアクラブ通所を求める、対応に・・・区変(※家族さんの不服申し立てを受け、ケアマネージャーが申請する介護/支援ランクの区分変更願い)を区役所に申請するしか手はない、と。

11月1日付けで、もう一度再調査してもらうことであるが、その際の申請は前調査時点より容態・事態が低下した事実を訴えるしかない。

ただ単に、怖いからとか、こけそうになるとかでなく、例えば歩けるか歩けないか、のどちらかである。

例えば、壁つたいとか支柱に頼ってでも立って歩けるなら“歩ける”である。

つまりは自力歩行の可否判断である。

移動手段が、歩行器、車いすに頼らざるを得ない身体状況であれば、支援用具を要する歩行である。

例えば、その移動も不可とし、赤ちゃんのように這いずることしかできないと認められるなら要介護であろう。

介護審査の範疇は、屋内移動の在り方であって、屋外移動での身体状況は含んでいない。

だから家族さんが屋外に連れていくのは介護認定の範囲外。

そういうことだから、お風呂屋さんの入浴はどうぞ勝手に、ということになる。

要支援2に認定しなおしてもらうには、いつどんな時点でも倒れることがあるとか、いつも歩けない状態にあるということを調査員に訴え、認めてもらうしかない。

極端にいえば、嘘でもつくくらいに身体不能を・・であるが、それは無理。

事実を曲げて訴える根性は持ち合わせていない。

これ以上の協議はもうない、入浴介護の用具設置までの話に進展しないと判断されたFさんが動いた。

自宅入浴の方向性はないから、この場に介護用具専門員は無用。

せっかく来ていただいていたばらの木のNさんは、Fさんの指示で退座、引き揚げてもらった。

おう、なんてこったいと頭を抱えたのは私だが、協議は前へ進めなきゃならない。

週1回の通所サービスは、水曜か土曜のいずれかに選択する。

おふくろの希望もあって、月に1度の派遣美容が受けられるようにしてほしい、と。

そうであれば、土曜日しかない。

それしか決められなかった午後4時に解散した。

解散後、しばらくしたら玄関ドアを叩く音にハーイと返事したらFさんが立っていた。

1階の郵便ポストに入っていた封筒。

Fさん、申しわけないが開封させてもらったら赤色の要支援1だった、という。

届いた介護被保険者証を預かり、区変の申請をこれからしてきます、と。

その申請を受けた区役所から黄色の仮被保険者証が送られてくるそうだ。

区変はともかく、期待していた要支援2はない。

決まった介護支援に、私はおふくろの前に座って、家の入浴はしたくない・・ブツブツ・・外の風呂は行きたくない・・ブツブツ・・呟いた。

強情に突っぱねるおふくろの反応に泣きたくなった。

ふと、思って念のための風呂場の確認。

しばらく使ってなかったガス風呂機器は、動くのか、それとも動かないのか・・。

ガス釜は屋外のベランダ設置。

ガス供給の栓は開いている。

火点けは風呂場にある操作盤である。

その操作スイッチをプッシュして電源オンにしたら、すぐさま点火した。

ならば溜めていた浴槽の水は・・・。

温い。

なんてこったいお風呂は沸くやんか。

スイッチはなーんも固いことあらへん。

お風呂が沸くなら入浴できるやん。

通所施設のアロンテイアクラブと同じように入浴ヘルパに就いてもらったらえーやん。

おふくろは、その反応に、早口で口を挟むこともないくらいにパニック状態に陥っていた。

自宅風呂の入浴案はまたもや断ったおふくろに、ゆっくりとした口調で、いや涙をみせながら、売り返し説得したら・・・思いつめた表情から解放されたような顔で承諾してくれた。

あんなに話してくれる「皆の声におまかせします」と云っとけば良かったかも、とぽつり。

頑固な心が、解き放たれた今だ、と思ってFさんに電話をした。

おふくろが、今承諾してくれましてん。

解散したあとからよう考えたら、ちょっとチャレンジしたくなった、というおふくろの思いを伝えて、ご無礼した協議にお詫びを申し上げた。

そうしたら、明日また協議しましょ、ということになった。

担当者会議は、明日の午後5時に再協議に至り、ほっとして奈良に戻った。

31日は、午後5時から始める担当者会議の再協議。

おふくろの意思は、自宅風呂利用の入浴に固まったことからふれんど介護センターのFケアマネージャーとヘルパー派遣をするハート介護のKさんと支援方法を相談しながら具体的に詰める。

その前に、おふくろが伝えたい話しがある、と。

再調査のときの質問である。

通所サービス施設のアロンテイアクラブに通っているが、通所する患者さんの多くは車椅子補助付きで入浴している、という。

その際である。

大勢の患者さんを入浴支援されるので、介護担当者の手は、自分までまわってこないと判断していた。

まわってこないので、自分にできるなら自分で、と思って支援は遠慮していた。

自分自身の力で身体を洗っているが、本当の気持ちは背中も髪の毛も洗って欲しいのだが・・と話したら、「それ調査のときに言ってよ」と思わず口に出たFさん。

とにかく自宅風呂の環境をみましょう、ということで4人が動く。

おふくろが、圧迫骨折になる前の元気だったころの風呂跨ぎである。

洗面所が邪魔になるので、足跨ぎの際は、2口蛇口(※シャワー蛇口であるが、硬くロックした状態だから動かせない)がある側にしていた、と伝える。

介助に要る風呂場の補助具は、風呂桶の縁に一時的に取り付けられる道具がある。

ただ、現在は出はらっており、見本をもってきたいが、今はない、と。

風呂室内に座れることもできる台がある。

その台は、準備もできるが、市営住宅の浴室は狭く、相応しいものがないらしい。

できれば、市中のDIY店で探してほしい、と。

入浴ヘルパーに来ていただく日は、通所支援のアロンテイアクラブに合わせた水曜日。

時間は特に夜の決める必要もないから午後2時とする。

入浴介助は、見守り程度とし、おふくろが自分自身で風呂浴槽を跨り、また洗うことができるように見守る。

万が一、助けを要するときにヘルパーさんが介助する。

また、風呂場の洗いなどは清掃ヘルパーの範囲内とする。

翌月の11月6日は、買い物ヘルパーの日であるが、その日は要支援ではレンタルできないから買い取りになる入浴補助具の見積もりに、ばらの木のNさんに来てもらって相談する。

女性性器は洗わないと汚れやすく、入浴が週1ペースであれば、炎症を起こす可能性が高くなる。

日々入浴できる人であれば、問題はないが、週1ペースでは、一般的に尿道炎・膀胱炎にかかる恐れが高くなり、できればシャワーは必要です、とFさんに云われたおふくろがぽつりと・・。

シャワーは10年以上も前に壊れてしまった。

ガス取り扱い店に見積もってもらったら当時14万円だった。

そのことを息子たちに話したら、Kも、Yも、2万円ずつ出資すると云ってくれた。

2人の息子の出資金に親も足して12万円。

それでも足らんから、もういいやと云って断ったことがあったと云いだす。

だが、今回のおふくろは違った。

シャワーはどうしても欲しいと云いだしたからガスに関係する伝票を探した。

以前、利用していた商店は安立地区と思い込んでいた。

探してみれば、チンチン電車から、まだ東の通りにある清水町にある仲西商店だった。

見つけた伝票に載っていた電話番号に架けたら、工事できる人が動けないから、同業の杉本町にある橋詰商店にお願いしている、という。

その店にお願いするからかかるまで待ってもらって取り合ってほしい、という。

午後6時半、橋詰商店のナガサワさんから電話があった。

大和川団地の風呂環境は知っている、というナカガワさん。

見積もりするのでそちらに行きます、ということで11月2日に設定した。

戻られたFさんから電話があった。

明日にでも地域包括センターのBさんからの連絡で、契約日の調製に電話がかかるのでよろしく、との伝言である。

また、朝に迎えてくれるアロンテイアクラブの送迎担当者が、いくら電話しても繋がらない、という。

私の携帯電話でテストした結果でわかった原因は、子機にある。

普段の子機は充電器に置いておくのだが、きっちり嵌っていなくて、浮いた状態で離れている場合がある。

そのときの子機は話中になるときもあれば、稀に繋がる場合もあるとわかった。

いろいろあって本日も滞在時間が3時間。

あっという間の3時間である。

(H30.10.2 SB932SH撮影)
(H30.10.3、10、17、27、29、30、31 記)