令和元年の12月9日にオープンした魚輝水産天理店。
橿原葛本店、奈良上牧店に続いて奈良店舗の3軒目がオープン。
気がついたときにはオープンしていた魚輝水産鮪船天理店。
通院する病院の検査診察が終わったら、即行くべしと思っていた。
病院からすぐ近くにある魚輝水産鮪船天理店から、お腹が空いているときにはぴったしの距離にある。
魚輝水産の料理は旨い。
味いから家族も食べる。
大阪・都島店が最初の出会い。
その次は、おふくろが居住する地区にある大阪・住之江。
おふくろの用事に合わせて昼食利用の食事処。
つい最近も入店したが、そこは大阪・高井田。
みな、大阪ばかりのお店だったが、今日は初の奈良県店舗。
ただ、「鮪船」が気になる。
鮪ばかりを提供しているお店なのか、それとも店内で鮪解体調理をしているのか・・・。
検査診察が、やっと終わった午後1時42分。
腹へった感ボルテージは高上昇。
MRI検査があった本日の診察。
朝食時間が間に合わずの絶食対応。とにかくぺこぺこである。
入店した時間は、午後1時50分。
会計時間もあって駐車場を出た時間は、ついさっきなのに・・流れる時間がとにかく早い。
ぺこぺこ状態で入店した魚輝水産鮪船天理店に先客あり。
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2人から3、4人グループが4組にシングルが1組。
店内入ったところにある消毒液で手を奇麗にする。
お一人さん、いらっしゃい、とも声がかからず、どうしていいやら呆然と立っていた。
席に案内する店員さんはいないのかい。
空いたテーブル席には、お客さんが食べたそのままの状態にある。
下げる店員さんもいないのか。
食事を待っているお客さんばかりのようだ。
時間帯は午後2時。
昼飯どきのピークが過ぎて一挙にレジを済ませた感。
そのレジ横にいたときである。
頭の上から温風が吹き下し。
少し離れたら冷房の利いている空間があるのにそこだけが温風吹き。
どっちかと云えば熱風に近い温風に異常さを感じた店内環境である。
入店してから8分。
ようやく案内してくれた一人席。
当店舗にカウンター席はない。
すべてが4~6人席。
独り占めは申しわけないと思ったその席もまた熱風が。
午後2時も過ぎたらもう西日。
窓から注ぐ強い日差しに影はない。
うーん、こりゃまいった。
そのような席であっても魚輝の食事は愉しみ。
メニュー選びは最新型の専用タブレット。
固定でなくテーブル内を移すことは可能。
ざっとメニューを探ってみた。
なんとなく感じた魚輝水産鮪船天理店のメニューが少ない。
高井田店とはまた違う。
なければ、なくとも私の狙いはただ一つ。
500円の猟師丼ランチ。
高井田店でも食べた旨飯丼の猟師丼ランチ。
ランチというだけあって、でっかい汁椀もあるし、香物も。
タブレット端末の操作がわからない場合は呼んでくださいと女店員。
かっぱ寿司とか回転寿司チェーン店とは違うが、何度も触っていけば理解できるシステム。
懲りないようにこれだけはセットし忘れのないようにした白飯は少なめ。
一般的に丼といえば白飯。
海鮮丼でも白飯が多いなか、当店は酢飯も可能。
これは嬉しい。
丼に盛るのは魚貝類。
にぎり寿司と同じように、酢飯のほうが断然に美味くなる。
その指定ができるのが嬉しい。
ついでに頼んだ一品もの。
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特に異常のなかった診察結果のご褒美にプラスワンした390円の半熟玉子まぐろユッケも、注文を押して配膳を待つ。
テーブルすぐ横にあるこれって何。
魚輝に初めて見る大漁船。
なんとなくわかった特急レーンである。
できあがったら大漁船が運んでくるのだろう。
待っている間にも見ていたペーパー形式のメニュー表に、一品料理がある。
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250円のまぐろ山掛けに250円のまぐろ切り落とし。
唐揚げ2個は200円もあるが、250円売りの牡蠣フライが2個。
これって食べてみたい、と思って女店員さんを読んだら、昼の時間はないんです。
ヒルナンデスにはナインです、って言われたような感覚に陥った。
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到着の合図があって身を乗り出した大漁船。
そこにあった猟師丼ランチが2杯もある。
他の席に居るお客さんが頼んだものが、同じ大漁船で運ばれるんや、と思った。
ところが、一杯を取り上げても大漁船は動かない。
おかしなことだと思った。
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念のために見たタブレット端末に愕然。
会計一覧にあった猟師丼ランチが2個。
えっ、なんで。
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ごはん少なめに酢飯はそれぞれが1個。
プラスワンした半熟玉子まぐろユッケも1個なのに・・・。
たぶんに私の操作ミスと判断した。
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お店でがちゃがちゃはしたくない。
ご飯は少なめなら、魚介類が大盛りの上っ面だけ食べりゃいいんだ。
本日の診察は特段の指摘もない。
ご褒美と思っていたから、逆に魚輝のむちゃ美味い魚介ネタが2杯の大盛りの猟師丼を食べるのも悪くないな・・・。
ところで、この2杯を見比べてみてわかった。
まったく同じなのは香物だけ。
黄色いコウコに黒いのは昆布のつくだ煮。
塩昆布でなくつくだ煮昆布。
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がっついて食べた丼がほぼ酢飯くらいになったときに口にしたつくだ煮昆布にあっと驚いた。
とにかくむちゃ美味いのである。
黄色いコウコも美味いが、比じゃない味。特別に炊いて作ったかのように思えたつくだ煮昆布の味が凄い。
有名なお店が作って販売しているように思えた魚輝のつくだ煮昆布。
食べた私の口が絶賛する上等の味。
できるなら、お持ち帰り単品を提供してほしいくらいの名品だと思った。
汁椀の赤出汁の魚ネタもまた違う。
1品目はなんとなくわかったサーモンの身。
2品目は鰤身。
いずれも美味いが、ただ和布の量がえらい差があった。
赤出汁は、それぞれの魚の味。
脂がのっている鰤身の方が美味い。
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サーモン魚は出汁のでにくい脂身の少ない身。
その日、そのときにお客さんが注文された定食もん。
お造りやにぎり寿司に盛った魚貝類。
定食に提供する魚貝類はえー部分の身。
アラは売りもんにしにくい。
だが、赤出汁に入れるアラは骨付き魚。
身は少ないが、炊いたときの出汁が美味い。
アラは、いわば欠片であるが、その骨付きが美味い。
その骨が嫌な方は、避けたほうがいいだろ。
昔あったうなぎの半助なんぞ、むちゃ美味かった。
今では楽天市場で買えるようになった鰻の半助をへぎ板で作った舟盛りを買ってきた大おばあちゃん。
生まれも育ちも大阪で育ったお家で作ってくれた丼は鰻飯と同じ味の半助丼。
半助だけでも十分に美味しい出汁がとれる。
焼いた半助。頭からしゃぶって身をちゅるちゅう吸って食べていた半助の鰓はくるくる巻いたゼンマイのような感じ。
それでも美味かった。
贅沢のできない家庭だったが、半助を食べさせてもらって、幸せだったと思う。
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で、猟師丼も盛ったネタが若干異なる。
白身もある温泉玉子は中央寄りの盛り。
生山葵を載せた台も違う。
赤い色の酢レンコンもあれば、黄色いレモン盛りも。
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2人が注文したと思われたのか、職人さんの心が豊かな証拠。
生山葵盛り一つにしても気を配っている。
茹で海老が目立つ猟師丼は赤身のまぐろにかにかま。
上っ面の美味いところを食べた中からいろいろ出てくる。
白身の鯛にハマチの身も。
もう一方も同じようなネタであるが、サーモン色が目立つ。
これもまた中から真いかがゴロゴロ。
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どちらも山葵醤油をたらたら落として食べた猟師丼。
どなたにもお奨めしたくなる絶品味。
ネタもとにかく多いし、なんと鮑貝も。
酢飯だけになったところで手が止まった。
むちゃ美味しかった漁師丼であるが、私のお腹はパンク寸前。

誠に申し訳ないが、箸を下した。
漁師丼の合間に食べていた半熟たまごまぐろユッケ。
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これまたむちゃ美味い。
半熟たまごは温泉玉子。
とろとろ食感が大好きな玉子料理を盛ったまぐろユッケは、山葵を浸けずに食べる。
胡麻油の効いたまぐろユッケが美味い。
まぐろはぶつ切りの身。
大きい上に数も多い。
旨すぎのまぐろユッケ。
腹いっぱいになった漁師丼。
朝からずっと絶食やったから、と言い聞かせて食べた、その旨さにありがとう。
レジ支払いはクレジットカード支払い。
2人前の猟師丼が1100円。
まぐろユッケは429円。
〆て10%消費税込みの1529円に喰いはなし、じゃなくて、悔いはなしの旨さだったが、たった一つの難点が・・。
猟師丼の1杯の酢飯。
もう1杯は美味しいのだが、もう1杯はあかん。
ゴワゴワした酢飯に喉が通らん。
レジしていた女店員さんに伝えた美味しさ。
飯だけはゴワゴワ、と伝えたら職人さんにちゃんと伝えておきますと・・。
(R2. 8.12 SB805SH撮影)
橿原葛本店、奈良上牧店に続いて奈良店舗の3軒目がオープン。
気がついたときにはオープンしていた魚輝水産鮪船天理店。
通院する病院の検査診察が終わったら、即行くべしと思っていた。
病院からすぐ近くにある魚輝水産鮪船天理店から、お腹が空いているときにはぴったしの距離にある。
魚輝水産の料理は旨い。
味いから家族も食べる。
大阪・都島店が最初の出会い。
その次は、おふくろが居住する地区にある大阪・住之江。
おふくろの用事に合わせて昼食利用の食事処。
つい最近も入店したが、そこは大阪・高井田。
みな、大阪ばかりのお店だったが、今日は初の奈良県店舗。
ただ、「鮪船」が気になる。
鮪ばかりを提供しているお店なのか、それとも店内で鮪解体調理をしているのか・・・。
検査診察が、やっと終わった午後1時42分。
腹へった感ボルテージは高上昇。
MRI検査があった本日の診察。
朝食時間が間に合わずの絶食対応。とにかくぺこぺこである。
入店した時間は、午後1時50分。
会計時間もあって駐車場を出た時間は、ついさっきなのに・・流れる時間がとにかく早い。
ぺこぺこ状態で入店した魚輝水産鮪船天理店に先客あり。
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2人から3、4人グループが4組にシングルが1組。
店内入ったところにある消毒液で手を奇麗にする。
お一人さん、いらっしゃい、とも声がかからず、どうしていいやら呆然と立っていた。
席に案内する店員さんはいないのかい。
空いたテーブル席には、お客さんが食べたそのままの状態にある。
下げる店員さんもいないのか。
食事を待っているお客さんばかりのようだ。
時間帯は午後2時。
昼飯どきのピークが過ぎて一挙にレジを済ませた感。
そのレジ横にいたときである。
頭の上から温風が吹き下し。
少し離れたら冷房の利いている空間があるのにそこだけが温風吹き。
どっちかと云えば熱風に近い温風に異常さを感じた店内環境である。
入店してから8分。
ようやく案内してくれた一人席。
当店舗にカウンター席はない。
すべてが4~6人席。
独り占めは申しわけないと思ったその席もまた熱風が。
午後2時も過ぎたらもう西日。
窓から注ぐ強い日差しに影はない。
うーん、こりゃまいった。
そのような席であっても魚輝の食事は愉しみ。
メニュー選びは最新型の専用タブレット。
固定でなくテーブル内を移すことは可能。
ざっとメニューを探ってみた。
なんとなく感じた魚輝水産鮪船天理店のメニューが少ない。
高井田店とはまた違う。
なければ、なくとも私の狙いはただ一つ。
500円の猟師丼ランチ。
高井田店でも食べた旨飯丼の猟師丼ランチ。
ランチというだけあって、でっかい汁椀もあるし、香物も。
タブレット端末の操作がわからない場合は呼んでくださいと女店員。
かっぱ寿司とか回転寿司チェーン店とは違うが、何度も触っていけば理解できるシステム。
懲りないようにこれだけはセットし忘れのないようにした白飯は少なめ。
一般的に丼といえば白飯。
海鮮丼でも白飯が多いなか、当店は酢飯も可能。
これは嬉しい。
丼に盛るのは魚貝類。
にぎり寿司と同じように、酢飯のほうが断然に美味くなる。
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ついでに頼んだ一品もの。
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特に異常のなかった診察結果のご褒美にプラスワンした390円の半熟玉子まぐろユッケも、注文を押して配膳を待つ。
テーブルすぐ横にあるこれって何。
魚輝に初めて見る大漁船。
なんとなくわかった特急レーンである。
できあがったら大漁船が運んでくるのだろう。
待っている間にも見ていたペーパー形式のメニュー表に、一品料理がある。
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250円のまぐろ山掛けに250円のまぐろ切り落とし。
唐揚げ2個は200円もあるが、250円売りの牡蠣フライが2個。
これって食べてみたい、と思って女店員さんを読んだら、昼の時間はないんです。
ヒルナンデスにはナインです、って言われたような感覚に陥った。
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到着の合図があって身を乗り出した大漁船。
そこにあった猟師丼ランチが2杯もある。
他の席に居るお客さんが頼んだものが、同じ大漁船で運ばれるんや、と思った。
ところが、一杯を取り上げても大漁船は動かない。
おかしなことだと思った。
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念のために見たタブレット端末に愕然。
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えっ、なんで。
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ごはん少なめに酢飯はそれぞれが1個。
プラスワンした半熟玉子まぐろユッケも1個なのに・・・。
たぶんに私の操作ミスと判断した。
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お店でがちゃがちゃはしたくない。
ご飯は少なめなら、魚介類が大盛りの上っ面だけ食べりゃいいんだ。
本日の診察は特段の指摘もない。
ご褒美と思っていたから、逆に魚輝のむちゃ美味い魚介ネタが2杯の大盛りの猟師丼を食べるのも悪くないな・・・。
ところで、この2杯を見比べてみてわかった。
まったく同じなのは香物だけ。
黄色いコウコに黒いのは昆布のつくだ煮。
塩昆布でなくつくだ煮昆布。
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がっついて食べた丼がほぼ酢飯くらいになったときに口にしたつくだ煮昆布にあっと驚いた。
とにかくむちゃ美味いのである。
黄色いコウコも美味いが、比じゃない味。特別に炊いて作ったかのように思えたつくだ煮昆布の味が凄い。
有名なお店が作って販売しているように思えた魚輝のつくだ煮昆布。
食べた私の口が絶賛する上等の味。
できるなら、お持ち帰り単品を提供してほしいくらいの名品だと思った。
汁椀の赤出汁の魚ネタもまた違う。
1品目はなんとなくわかったサーモンの身。
2品目は鰤身。
いずれも美味いが、ただ和布の量がえらい差があった。
赤出汁は、それぞれの魚の味。
脂がのっている鰤身の方が美味い。
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サーモン魚は出汁のでにくい脂身の少ない身。
その日、そのときにお客さんが注文された定食もん。
お造りやにぎり寿司に盛った魚貝類。
定食に提供する魚貝類はえー部分の身。
アラは売りもんにしにくい。
だが、赤出汁に入れるアラは骨付き魚。
身は少ないが、炊いたときの出汁が美味い。
アラは、いわば欠片であるが、その骨付きが美味い。
その骨が嫌な方は、避けたほうがいいだろ。
昔あったうなぎの半助なんぞ、むちゃ美味かった。
今では楽天市場で買えるようになった鰻の半助をへぎ板で作った舟盛りを買ってきた大おばあちゃん。
生まれも育ちも大阪で育ったお家で作ってくれた丼は鰻飯と同じ味の半助丼。
半助だけでも十分に美味しい出汁がとれる。
焼いた半助。頭からしゃぶって身をちゅるちゅう吸って食べていた半助の鰓はくるくる巻いたゼンマイのような感じ。
それでも美味かった。
贅沢のできない家庭だったが、半助を食べさせてもらって、幸せだったと思う。
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で、猟師丼も盛ったネタが若干異なる。
白身もある温泉玉子は中央寄りの盛り。
生山葵を載せた台も違う。
赤い色の酢レンコンもあれば、黄色いレモン盛りも。
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2人が注文したと思われたのか、職人さんの心が豊かな証拠。
生山葵盛り一つにしても気を配っている。
茹で海老が目立つ猟師丼は赤身のまぐろにかにかま。
上っ面の美味いところを食べた中からいろいろ出てくる。
白身の鯛にハマチの身も。
もう一方も同じようなネタであるが、サーモン色が目立つ。
これもまた中から真いかがゴロゴロ。
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どちらも山葵醤油をたらたら落として食べた猟師丼。
どなたにもお奨めしたくなる絶品味。
ネタもとにかく多いし、なんと鮑貝も。
酢飯だけになったところで手が止まった。
むちゃ美味しかった漁師丼であるが、私のお腹はパンク寸前。
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誠に申し訳ないが、箸を下した。
漁師丼の合間に食べていた半熟たまごまぐろユッケ。
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これまたむちゃ美味い。
半熟たまごは温泉玉子。
とろとろ食感が大好きな玉子料理を盛ったまぐろユッケは、山葵を浸けずに食べる。
胡麻油の効いたまぐろユッケが美味い。
まぐろはぶつ切りの身。
大きい上に数も多い。
旨すぎのまぐろユッケ。
腹いっぱいになった漁師丼。
朝からずっと絶食やったから、と言い聞かせて食べた、その旨さにありがとう。
レジ支払いはクレジットカード支払い。
2人前の猟師丼が1100円。
まぐろユッケは429円。
〆て10%消費税込みの1529円に喰いはなし、じゃなくて、悔いはなしの旨さだったが、たった一つの難点が・・。
猟師丼の1杯の酢飯。
もう1杯は美味しいのだが、もう1杯はあかん。
ゴワゴワした酢飯に喉が通らん。
レジしていた女店員さんに伝えた美味しさ。
飯だけはゴワゴワ、と伝えたら職人さんにちゃんと伝えておきますと・・。
(R2. 8.12 SB805SH撮影)