昨年末の新聞チラシに入っていたサービス券。
自宅からほどよく近い場にあるもんじゃ焼きなど鉄板焼きを提供する「ここやねん」。
いつから「ここやねん」が店名になったのか存じないが、イオンタウン富雄南がグランドオープンしたときから開店していたように思える。
こんなところにもんじゃ焼きの店ができたんや、と・・。
もうずいぶん前のころになるが、もんじゃ焼きが専門の店は、打ちっぱなしゴルフ場内にあった。
子どもが小さいころに家族そろって食べにいったお店。
店名もすっかり忘れていたが、食べんのんに難儀したことだけは、はっきり覚えている。
口コミがあった食べログに残されていた、その店はもんじゃ焼き真田。
たしか、広陵町にもあったはずだが、ずいぶん前に閉店したようだ。
尤も、車通りに目立つ大きな看板を立てて宣伝していた大和郡山店。
いつしか看板が消えたから、ここのお店も畳んだと思い込んでいた。
それはともかく、行かなくなったのは、食べ方の難しさもあるが、もんじゃ焼きをすくうコテが小ささである。
そのコテ。もんじゃ焼きでは、その道具をヘラと呼ぶ。
お好み焼きの道具は、コテ若しくはテコと呼ぶ。
関西人は、どちらかの呼称で育ってきたはずだが、最近になって知ったが、関西人もなんと、ヘラと呼ぶ人が出現した、とテレビが伝えていた。
鉄板で焼いたもんじゃ焼きを掬い取るには、これまた難しい。
いや、掬ってもまともな量が乗ってくれないのだ。
大阪生まれの大阪育ちの私も、かーさんも、その点が苛立つ。
2倍どころか3倍の面積をもつコテもってコーイ、と叫びたくなる。
一般的なお好み焼きのように、コテに乗せた切り取りお好み焼き。
熱々のコテに口を触れることなく、お好み焼きだけを口に入れて食べる。
これが本来の形。
がっつり食べるのが醍醐味のお好み焼きのように食べられないから、余計に苛立つ。
もんじゃ焼きの味は美味しかっても、それが嫌だ、というかーさん。
いや、そのこともあるが、見た目が汚い、という。
それから2度と行くことはなかった。
それがなんと・・。
チラシにあったサービス券は、「ここやねん。」の20周年記念の大サービス。
飲食代金が10%割引よりも、京風もんじゃ焼きなら、すべてが半額になる券のほうに目がいく。
提供期日の締め切りは、まだまだ先だと思っていたら、もう3月入り。
月日の経過は早い。
今日を逃したら、利用する機会損失。
用事ででかけたかーさんの帰りは遅くなる、というから、行くなら、今でしょ。
出かけるついでに済ませておきたい著書購入のコンビニエンスストア支払いも兼ねて・・。
「お好み焼きはここやねん。」に到着。
入店した時間は正午直前。
消毒を済ませて案内された6人掛けのボックス席。
周囲にはお客さんたちが、食事中。
3組のグループは、やや高齢者。
平日の昼間は、多くもないお客さんだ。
このサービス券は使えますか、と店員さんに明示した「豆乳もんじゃ試し券」は、了解だった。
4日まで使えるぎりぎり期限のサービス券は有効だ。
豆乳もんじゃ焼きのメニューは、いろいろある。
タブレット端末の表示を見て決めた890円の九条ねぎと湯葉入り豆乳もんじゃ焼き。
餅、チーズ、京生麩にずわい蟹は無用である。
ワクワク感で見ていた表示に、「ここやねん。オリジナル塩もんじゃ」表示に気がついたのは、映像を整理していたとき。
半額券は使えないが、690円の塩もんじゃを注文する場合は、ここをプッシュする。
準備ができるまでしばらくお待ちくださいと云われて、メニューのあれこれを見る。
人気の鉄板焼きに、鶏肉はない。
おしゃれなデザートはいろいろある。
お昼のランチセットは4種類。
830円のランチは、お好み焼き、それとも焼きそば。
またハーフ&ハーフちゅうのもある。
ご飯、みそ汁、トマトサラダも付いたセットは、お得感がある。
他にも980円のレディースランチとか、880円の牛ステーキランチ、スタミナホルモンランチもある。
私が求める定番、いや低番のメニューに何がある。
一番の低番、低価格が豚焼きそば、いか焼きそばに塩たれ焼きそば。
でもね、焼きそばはやはり家焼きで食べたいもんだ。
おしながきの長文文字を読む気力はない「お好み焼きはここやねん。」。
けっこー流行っているようだ。
九条ねぎと湯葉入り豆乳もんじゃ焼きが890円。
湯葉の代わりに餅の九条ねぎと餅入り豆乳もんじゃ焼きなら790円。
その差は100円。
葱は京都産の九条葱はともかく、湯葉は滋賀県産の比叡湯葉。
餅は、どこ産とも書いていないから、京都産でないということだが・・
メニューにある生麩は京都産。
京都が発祥のお好み焼きはここやねん。は、産地限定でもないようだ。
尤も、レジ支払い時にもらった小シートメニューにあるもんじゃ焼きは690円より、とある。
お好み焼きはここやねん。のHPをくまなく探してみたが、690円のもんじゃ焼きが見つからない。
どうやら京風塩もんじゃちゅうのがそうらしい。
味はだしで決まるもんじゃ焼き。
湯葉がどこにあるのさえわからなくなってしまうもんじゃ焼き。
九条ねぎも無用の基本が旨いと思える、京風塩もんじゃ焼き。
同額690円内食べられるメニューは、ソース味も選べる。
さて、ここやねん。の九条ねぎと湯葉入り豆乳もんじゃ焼きである。
自ら焼きたいという人はともかく、私は店員さんにお任せ方式だ。
プロの技を見せてもらったら、余計にわかった。
素人では無理、むり・・。
お好み焼きなら焼けたちゅぅても、もんじゃ焼きは到底、無理だと思った至難の業である。
お見事と、しかいいようのない鮮やかな手技。
後年に役立つか、どうかわからないが、動画で記録させてもらった。
焼いた形は、もんじゃ焼き真田とは違って長方形。
記憶に残るもんじゃ焼き真田は円形だった。
円形に象った土手の内側。
真ん中にもんじゃの液体を落としていた記憶がある。
もう少し焼いた時点で食べられますからと、いわれて提供された小皿。
塩昆布盛りである。
もんじゃに塩昆布は相性がよろしい、という。
やや焦げ目になった状態が美味しいらしい。
その言いつけを守って、適当な位置に塩昆布をパラパラ落とす。
最も使い難いもんじゃ焼きテコ(※コテ)で掬ってのせる。
これが意外と難しい。
旨くのってくれないのは、お好み焼きと違って軟弱であるからだろう。
コシがないから、コテにのってくれないのだ。
コテに苛立ったが、なんとか掬ってのせた。
熱々かな、とおもえば違った。
ふーふーは無用もんじゃ焼き。
出汁の味が利いているんだろう。
これは旨い。
旨いがちょびっとずつ。
何度も、なんどもそうして口に入れて食べる。
いやいや、ほんまに旨いが、ちょっとずつしか口に運ばれへんから・・大きめのコテにしてもらったら、と思ったが・・・。
美味しいもんじゃ焼きだが、途中で味替え。
添え付けのマヨネーズを垂らした味替えも美味い。
旨い、美味いを連発してしまうもんじゃ焼きだが、豆乳の味ってどこに・・。
クエッションはもう一つ。
売りの九条ねぎと湯葉入りの豆乳もんじゃ焼き。
九条ネギは、見ての通り、どこにあるのかすぐわかるが、湯葉が・・・見つからない。
どこ行ったのやら、である。
作る前に見た湯葉の大きさ。
はっきり言って、小さな紙片。
普通でも湯葉って、どこにあるやら。
もんじゃ焼きに湯葉の味でもすりゃいいが、まったくない。
私の舌がおかしいのか知れん・・
湯葉はともかく、とにかく美味しい豆乳もんじゃ焼き。
豆乳が利いているんだろうな。
ここに紅生姜でもあれば、もっと味替えができる。
そう思ったが、とっておきは花かつ節だ。
ふわふわ花かつお節を、ふわっと落としたら、鉄板熱で踊りだす、と期待し見ていたが・・・踊らなかった。
そうそう、お願いがある。
マヨネーズも美味しいのだが、できるならからしマヨネーズもお願いしたい。
甘くて刺激もあるからしマヨネーズ。
最近の我が家では、お好み焼きも、焼きそばもオムレツ、玉子焼きにもぴったし攻めてくれる魔法のちょい足し。
みなさんも、どうぞと推奨したいからしマヨネーズ。
主張はあるが、決してメインを陥れることなく、味を引き立ててくれるちょい足し。
是非、お試しあそばせ・・。
(R3. 3. 1 SB805SH撮影)
自宅からほどよく近い場にあるもんじゃ焼きなど鉄板焼きを提供する「ここやねん」。
いつから「ここやねん」が店名になったのか存じないが、イオンタウン富雄南がグランドオープンしたときから開店していたように思える。
こんなところにもんじゃ焼きの店ができたんや、と・・。
もうずいぶん前のころになるが、もんじゃ焼きが専門の店は、打ちっぱなしゴルフ場内にあった。
子どもが小さいころに家族そろって食べにいったお店。
店名もすっかり忘れていたが、食べんのんに難儀したことだけは、はっきり覚えている。
口コミがあった食べログに残されていた、その店はもんじゃ焼き真田。
たしか、広陵町にもあったはずだが、ずいぶん前に閉店したようだ。
尤も、車通りに目立つ大きな看板を立てて宣伝していた大和郡山店。
いつしか看板が消えたから、ここのお店も畳んだと思い込んでいた。
それはともかく、行かなくなったのは、食べ方の難しさもあるが、もんじゃ焼きをすくうコテが小ささである。
そのコテ。もんじゃ焼きでは、その道具をヘラと呼ぶ。
お好み焼きの道具は、コテ若しくはテコと呼ぶ。
関西人は、どちらかの呼称で育ってきたはずだが、最近になって知ったが、関西人もなんと、ヘラと呼ぶ人が出現した、とテレビが伝えていた。
鉄板で焼いたもんじゃ焼きを掬い取るには、これまた難しい。
いや、掬ってもまともな量が乗ってくれないのだ。
大阪生まれの大阪育ちの私も、かーさんも、その点が苛立つ。
2倍どころか3倍の面積をもつコテもってコーイ、と叫びたくなる。
一般的なお好み焼きのように、コテに乗せた切り取りお好み焼き。
熱々のコテに口を触れることなく、お好み焼きだけを口に入れて食べる。
これが本来の形。
がっつり食べるのが醍醐味のお好み焼きのように食べられないから、余計に苛立つ。
もんじゃ焼きの味は美味しかっても、それが嫌だ、というかーさん。
いや、そのこともあるが、見た目が汚い、という。
それから2度と行くことはなかった。
それがなんと・・。
チラシにあったサービス券は、「ここやねん。」の20周年記念の大サービス。
飲食代金が10%割引よりも、京風もんじゃ焼きなら、すべてが半額になる券のほうに目がいく。
提供期日の締め切りは、まだまだ先だと思っていたら、もう3月入り。
月日の経過は早い。
今日を逃したら、利用する機会損失。
用事ででかけたかーさんの帰りは遅くなる、というから、行くなら、今でしょ。
出かけるついでに済ませておきたい著書購入のコンビニエンスストア支払いも兼ねて・・。
「お好み焼きはここやねん。」に到着。
入店した時間は正午直前。
消毒を済ませて案内された6人掛けのボックス席。
周囲にはお客さんたちが、食事中。
3組のグループは、やや高齢者。
平日の昼間は、多くもないお客さんだ。
このサービス券は使えますか、と店員さんに明示した「豆乳もんじゃ試し券」は、了解だった。
4日まで使えるぎりぎり期限のサービス券は有効だ。
豆乳もんじゃ焼きのメニューは、いろいろある。
タブレット端末の表示を見て決めた890円の九条ねぎと湯葉入り豆乳もんじゃ焼き。
餅、チーズ、京生麩にずわい蟹は無用である。
ワクワク感で見ていた表示に、「ここやねん。オリジナル塩もんじゃ」表示に気がついたのは、映像を整理していたとき。
半額券は使えないが、690円の塩もんじゃを注文する場合は、ここをプッシュする。
準備ができるまでしばらくお待ちくださいと云われて、メニューのあれこれを見る。
人気の鉄板焼きに、鶏肉はない。
おしゃれなデザートはいろいろある。
お昼のランチセットは4種類。
830円のランチは、お好み焼き、それとも焼きそば。
またハーフ&ハーフちゅうのもある。
ご飯、みそ汁、トマトサラダも付いたセットは、お得感がある。
他にも980円のレディースランチとか、880円の牛ステーキランチ、スタミナホルモンランチもある。
私が求める定番、いや低番のメニューに何がある。
一番の低番、低価格が豚焼きそば、いか焼きそばに塩たれ焼きそば。
でもね、焼きそばはやはり家焼きで食べたいもんだ。
おしながきの長文文字を読む気力はない「お好み焼きはここやねん。」。
けっこー流行っているようだ。
九条ねぎと湯葉入り豆乳もんじゃ焼きが890円。
湯葉の代わりに餅の九条ねぎと餅入り豆乳もんじゃ焼きなら790円。
その差は100円。
葱は京都産の九条葱はともかく、湯葉は滋賀県産の比叡湯葉。
餅は、どこ産とも書いていないから、京都産でないということだが・・
メニューにある生麩は京都産。
京都が発祥のお好み焼きはここやねん。は、産地限定でもないようだ。
尤も、レジ支払い時にもらった小シートメニューにあるもんじゃ焼きは690円より、とある。
お好み焼きはここやねん。のHPをくまなく探してみたが、690円のもんじゃ焼きが見つからない。
どうやら京風塩もんじゃちゅうのがそうらしい。
味はだしで決まるもんじゃ焼き。
湯葉がどこにあるのさえわからなくなってしまうもんじゃ焼き。
九条ねぎも無用の基本が旨いと思える、京風塩もんじゃ焼き。
同額690円内食べられるメニューは、ソース味も選べる。
さて、ここやねん。の九条ねぎと湯葉入り豆乳もんじゃ焼きである。
自ら焼きたいという人はともかく、私は店員さんにお任せ方式だ。
プロの技を見せてもらったら、余計にわかった。
素人では無理、むり・・。
お好み焼きなら焼けたちゅぅても、もんじゃ焼きは到底、無理だと思った至難の業である。
お見事と、しかいいようのない鮮やかな手技。
後年に役立つか、どうかわからないが、動画で記録させてもらった。
焼いた形は、もんじゃ焼き真田とは違って長方形。
記憶に残るもんじゃ焼き真田は円形だった。
円形に象った土手の内側。
真ん中にもんじゃの液体を落としていた記憶がある。
もう少し焼いた時点で食べられますからと、いわれて提供された小皿。
塩昆布盛りである。
もんじゃに塩昆布は相性がよろしい、という。
やや焦げ目になった状態が美味しいらしい。
その言いつけを守って、適当な位置に塩昆布をパラパラ落とす。
最も使い難いもんじゃ焼きテコ(※コテ)で掬ってのせる。
これが意外と難しい。
旨くのってくれないのは、お好み焼きと違って軟弱であるからだろう。
コシがないから、コテにのってくれないのだ。
コテに苛立ったが、なんとか掬ってのせた。
熱々かな、とおもえば違った。
ふーふーは無用もんじゃ焼き。
出汁の味が利いているんだろう。
これは旨い。
旨いがちょびっとずつ。
何度も、なんどもそうして口に入れて食べる。
いやいや、ほんまに旨いが、ちょっとずつしか口に運ばれへんから・・大きめのコテにしてもらったら、と思ったが・・・。
美味しいもんじゃ焼きだが、途中で味替え。
添え付けのマヨネーズを垂らした味替えも美味い。
旨い、美味いを連発してしまうもんじゃ焼きだが、豆乳の味ってどこに・・。
クエッションはもう一つ。
売りの九条ねぎと湯葉入りの豆乳もんじゃ焼き。
九条ネギは、見ての通り、どこにあるのかすぐわかるが、湯葉が・・・見つからない。
どこ行ったのやら、である。
作る前に見た湯葉の大きさ。
はっきり言って、小さな紙片。
普通でも湯葉って、どこにあるやら。
もんじゃ焼きに湯葉の味でもすりゃいいが、まったくない。
私の舌がおかしいのか知れん・・
湯葉はともかく、とにかく美味しい豆乳もんじゃ焼き。
豆乳が利いているんだろうな。
ここに紅生姜でもあれば、もっと味替えができる。
そう思ったが、とっておきは花かつ節だ。
ふわふわ花かつお節を、ふわっと落としたら、鉄板熱で踊りだす、と期待し見ていたが・・・踊らなかった。
そうそう、お願いがある。
マヨネーズも美味しいのだが、できるならからしマヨネーズもお願いしたい。
甘くて刺激もあるからしマヨネーズ。
最近の我が家では、お好み焼きも、焼きそばもオムレツ、玉子焼きにもぴったし攻めてくれる魔法のちょい足し。
みなさんも、どうぞと推奨したいからしマヨネーズ。
主張はあるが、決してメインを陥れることなく、味を引き立ててくれるちょい足し。
是非、お試しあそばせ・・。
(R3. 3. 1 SB805SH撮影)