4日前の27日にも訪れていた地元の神社。
なにかと伺いたくなる大和郡山市小泉町に鎮座する小泉神社。
その日に見た砂の山。
本社殿の拝殿前に置いていた砂の山。
その後に、砂モチはされているだろう。
今日は、大晦日。
なんぼなんでも、そのままの状態ではないはず。
そう思ってやってきた小泉神社。
今日は、午後の時間帯に行事取材。
主たる目的地は、京都南部。
木津川市加茂町銭司・民家の砂撒きをはじめ、相楽郡精華町菱田・春日神社の年越し大祓に砂撒きを継承していた精華町祝園の民家の行事を見届け、やってきた小泉神社。
地元に戻った時間は午後4時半。
夕陽が沈むまでに確認したかった小泉神社の砂モチ。
砂の山を崩して、ひと山ずつ盛った砂モチ。
一対ずつ、縦位置に並べ、据えた砂モチ。
そう、この位置は、初詣に来られる人たちが、並んでいただくようにしたものであるが、現在もコロナ渦中。
感染症対策に設置した真ん中の仕切り。
たぶんに右側一方通行。
参拝を済ませたら戻りの左側も一方通行。
平成26年12月26日に拝見した状態と、少し違いがある。
ひと山の数よりも、少々落としたように思う。
前年の平成25年の12月26日もそれぐらいの数だった。
そういえば、前方、右側にあるひと山になにかを立てている。
近づいてわかったその札に「奉納 (有)イマキタ」と、ある。
初詣客に見ていただけるように立てた奉納者。
拝殿にはずらりと並ぶ献酒。それにも奉納者の名が記される。
それと、同様。
氏子の人たち、めいめいが記す奉納者の名。
実は、砂盛りに奉納された札を立てていた様相は、平成24年の12月27日も拝見していた。
そのときの札は「かじ安商店 福井安重」で、あった。
毎年、交替されているか、それとも平成24年の奉納者から継いだのか・・
謎解きを解決するには、毎年のこの時期に訪れない限りわからないだろう。
この年の奉納砂モチを見届けて、車を停めた神社の駐車場に戻った。
あれは何?。
驚き、見つけた籾付き稲束。
社殿の後方にある樹木に括りつけていた。
社殿からピンときた籾付き稲束は・・・
社殿は、小泉神社境内社の九頭神神社(くずがみじんじゃ)である。
小泉町・市場垣内の氏神社。
親しみを込めて「くずがみさん」と呼ぶ水の神さん。
昔、昔のこと。
「くずがみさん」を手に「雨たんもれ たんもれ」と、田んぼの周囲をまわり、雨乞い祈願をしていた、と伝わる。
平成20年の10月8日に行われた行事を拝見していた市場垣内の座中が斎行される九頭神座祭。
御供当家の屋敷に集まった御供当家と御酒当家はそれぞれ2人ずつ。
一年間の祭りごとに仕える両当家4人。
これよりはじまる境内社・九頭神神社に向かってお渡り。
後方に、唐櫃担ぎ、人足が続くお渡りの先頭は、柄が異なる直垂姿に引立烏帽子を被る長老の一老が就く。
その一老が、抱えていたのが籾付き稲束。
そうか、今ごろになって、はじめて気づいた籾付き稲束。
奉納された籾付き稲束は、祭典前に据えていたんだ。
当家の幣は、社殿に掲げるが、籾付き稲束は樹木に・・・
このような作法は、奈良県内の行事取材範囲内であるが数軒の事例がみられた。
(R3.12.31 SB805SH/EOS7D 撮影)
なにかと伺いたくなる大和郡山市小泉町に鎮座する小泉神社。
その日に見た砂の山。
本社殿の拝殿前に置いていた砂の山。
その後に、砂モチはされているだろう。
今日は、大晦日。
なんぼなんでも、そのままの状態ではないはず。
そう思ってやってきた小泉神社。
今日は、午後の時間帯に行事取材。
主たる目的地は、京都南部。
木津川市加茂町銭司・民家の砂撒きをはじめ、相楽郡精華町菱田・春日神社の年越し大祓に砂撒きを継承していた精華町祝園の民家の行事を見届け、やってきた小泉神社。
地元に戻った時間は午後4時半。
夕陽が沈むまでに確認したかった小泉神社の砂モチ。
砂の山を崩して、ひと山ずつ盛った砂モチ。
一対ずつ、縦位置に並べ、据えた砂モチ。
そう、この位置は、初詣に来られる人たちが、並んでいただくようにしたものであるが、現在もコロナ渦中。
感染症対策に設置した真ん中の仕切り。
たぶんに右側一方通行。
参拝を済ませたら戻りの左側も一方通行。
平成26年12月26日に拝見した状態と、少し違いがある。
ひと山の数よりも、少々落としたように思う。
前年の平成25年の12月26日もそれぐらいの数だった。
そういえば、前方、右側にあるひと山になにかを立てている。
近づいてわかったその札に「奉納 (有)イマキタ」と、ある。
初詣客に見ていただけるように立てた奉納者。
拝殿にはずらりと並ぶ献酒。それにも奉納者の名が記される。
それと、同様。
氏子の人たち、めいめいが記す奉納者の名。
実は、砂盛りに奉納された札を立てていた様相は、平成24年の12月27日も拝見していた。
そのときの札は「かじ安商店 福井安重」で、あった。
毎年、交替されているか、それとも平成24年の奉納者から継いだのか・・
謎解きを解決するには、毎年のこの時期に訪れない限りわからないだろう。
この年の奉納砂モチを見届けて、車を停めた神社の駐車場に戻った。
あれは何?。
驚き、見つけた籾付き稲束。
社殿の後方にある樹木に括りつけていた。
社殿からピンときた籾付き稲束は・・・
社殿は、小泉神社境内社の九頭神神社(くずがみじんじゃ)である。
小泉町・市場垣内の氏神社。
親しみを込めて「くずがみさん」と呼ぶ水の神さん。
昔、昔のこと。
「くずがみさん」を手に「雨たんもれ たんもれ」と、田んぼの周囲をまわり、雨乞い祈願をしていた、と伝わる。
平成20年の10月8日に行われた行事を拝見していた市場垣内の座中が斎行される九頭神座祭。
御供当家の屋敷に集まった御供当家と御酒当家はそれぞれ2人ずつ。
一年間の祭りごとに仕える両当家4人。
これよりはじまる境内社・九頭神神社に向かってお渡り。
後方に、唐櫃担ぎ、人足が続くお渡りの先頭は、柄が異なる直垂姿に引立烏帽子を被る長老の一老が就く。
その一老が、抱えていたのが籾付き稲束。
そうか、今ごろになって、はじめて気づいた籾付き稲束。
奉納された籾付き稲束は、祭典前に据えていたんだ。
当家の幣は、社殿に掲げるが、籾付き稲束は樹木に・・・
このような作法は、奈良県内の行事取材範囲内であるが数軒の事例がみられた。
(R3.12.31 SB805SH/EOS7D 撮影)