JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

耳が行ってしまう  JAZZPANA2 / G・NUNEZ C・DOMINGUEZ

2009-12-10 21:29:46 | 聞いてますCDおすすめ


年末の掃除はある程度気合を入れるので、音楽の手助で元気を出したい。
そんなアルバムを前の晩に選んではじめます。
掃除のバックになるものですから、内省的なものとか、しっとりする物ではなく、調子よいものを選びます。
このアルバムもそれで選んだのですが、これはいけませんでした。
ついつい耳が行ってしまって、じっくり聴きたくなってしまいます。
久しぶりのM・ブレッカーにオォッとおもったり、ベースソロに聞き入ったりと3曲目で中止して後からゆっくり聴くことにしました。
1曲目スペインギターにエレベのリズム、テナー、アルト、ソプラノがハモルとまさにスパニシュの世界、マイケルのソロは久しぶりで元気です。
2曲目スパニシュのギターとアルコベースのデュオは、スパニシュでJAZZでベースソロに聞きほれてしまいます。
短い女性のつぶした声の歌の後、ジャコのようなエレベをバックにスパニシュギターのソロ、ソプラノのジャジーなソロ上手くスパニシュとJAZZが溶け合ってアレンジをしているColin Townsも注目です。
6曲目、ブラスのハーモニーをバックにマイケルのゆったりとしたバラッドソロ、“Blues for Pablo”はギル・エバンスの曲、マイルス・アヘッドのマイルスの役をマイケルが吹いてます。
7曲目、管のハーモニーにギターの響き、アルコのスパニシュなベースソロは見事としか言いようがありません。
8曲目、エレキとアコのギターがcajonをバックにデュオ。
11曲目カンテはつぶした声の女性とチャノ・ドミンゲスとデュオ、ドミンゲス聴きたくて買ったアルバムですが、他の人たちもとても良い。
最後はこのアルバムの主役、スパニシュ・ギターのGerardo Nuñezのソロで終わります。
久しぶりに聴いてこれほどすんなりとフラメンコとJAZZが一緒になっているアルバムめずらしい、またここら辺を漁りだしそうです。

JAZZPANA 2 / GERARDO NUNEZ・CHANO DOMINGUEZ

Acoustic guitar: Gerardo Nuñez
Piano: Chano Dominguez
Acoustic & electric guitar: Fareed Haque
Tenor & soprano sax, flute: Jorge Pardo
Alto & soprano sax: Perico Sambeat
Electric bass: Carles Benavent
Acoustic bass: Renaud Garcia-Fons
Percussion & drums: Tino Di Geraldo
Cajón: Cepillo
Vocal: Esperanza Fernandez
Vocal & percussion: Las Corraleras
Tenor sax: Michael Brecker




1.Calima (G. Nuñez)
2.Un Amor Real (G. Nuñez)
3.La Liebre (P. Peña)
4.Plaza Jazzpaña (G. Nuñez)
5.Alma de Mujer (C. Dominguez)
6.Blues for Pablo (Gil Evans)
7.Latido Loco (R. Garcia-Fons)
8.Jerez-Chicago (G. Nuñez)
9.Paso for El (J. Pardo)
10.Mister Señor (C. Dominguez)
11.Que tambien es de Sevilla (P. Obregón)
12.Samaruco (Buleria)(G. Nuñez)
13.Para Chick (C. Dominguez)
14.Bluesoléa (G. Nuñez)
コメント
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