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バリトン・サックスとソプラノを吹くGAvier Girottoとは今年はかなりいろいろなところで出会いました。
アルゼンチン育ちなの、タンゴとJAZZの融合にも積極的で、そちらのアルバムでは少し乱暴だった記憶があったのですが、ファブリオ・ボッソとのアルバム「Sol 」や、Francesco Nastro(p), Aveshai Cohen(b), Roberto Gatto(ds)とのカルテット「Sea Inside」などが良かったので拾ってみました。
Aires Tangoとありましたので、タンゴの感じが強いかと思ったら、これはこのグループ名でヨーロッパでは結構人気があるみたい、既に数枚アルバムがリリースされているようです。
ピアノを弾いているのが、日本企画でこれもタンゴとの融合をうたっている荒く三ドロ・グイスで、イタリア盤だからよいかも知れません。
このグループハヴィエル・ジロットのグループなので、もう吹きまくり、グイスのピアノもあまり目立ちません。
目立つのはとにかくこのおじさん、タータタリタリ、タータタリタリと結構同じようなメロディを吹きまくります。
ソプラノの音で急激に激情するというか、音が急にファラオ・サンダースの最高潮のときになってみたり、そのなり方が凄い。
人間ってここまで急に変化するのかと思うほど、荒くれだった海で漁をする人みたいな感じ、森の中でしばし黙考していたみとしてはこれはきつい。
曲が変わればこぶしをガンガン効かしたカンツォーネ風だったりととにかく個性的です。
良いと思うときもあるので、聴く時さええらべばまだいいかもしれませんが、たぶんその状況は少ないでしょう。
10/15 Javier Girotto
Javier Girotto(ss, bs)
Alessandro Gwis(p, electronics)
Marco Siniscalco(eb)
Michele Rabbia(ds, per)
1.10/15
2.Para Biagio
3.Alborada
4.Un Mundo Perfecto
5.Aramboty
6.Pasos
7.Buster Keaton
8.Corale I
9.Pasion Albiceleste
10.11Mayo
11.Felliniana
12.Gili
13.Caida Lenta