
歳の瀬もだいぶ詰まって、そろそろ今年最後の新譜の仕入れかと思いながら御茶ノ水に行きました。
新譜が並んでいて、ちょっと試聴するとそれほどでもない。
お店を歩くとバーゲンがあって急遽方針変更しました。
まるで知らないアルバムに挑戦、ジャケから選びます。
ショップのセールで500円のアルバムが売られていてそれを選ぶことにしました。
そのアルバムがどうであっても、500円ならいいやと思います。
宝くじじゃないけれど、最低限のバックがあるように1枚だけは好きなものを入れておきました。
それでもって聞き出したのですが、1枚目「simple sound」というのがまずアウト、バイオリンカルテットにギターの弦一杯にクラ、バスクラ、フリーに近い演奏、やっぱりだめかなと思いながら2枚目はJon Jangという人の「Self Defense!」というアルバム。
THE PAN・ASIAN ARKESTRAというのに惹かれて買いましたが、これも微妙、1曲目“チュニジアの夜”はアジアらしいドロッとしたところ面白いのですが、終わりのほうでは“炭鉱節”なんか出ちゃって、これ困った。
最後がまあ合格点、Rich Lambというベースがリーダーで、ちょっとアンプ音が強いけど、MYRIAM ALTERのアルバム「ALTER EGO」でペットを吹いていたRon Milesがここでも少し乾いたナチュラルなペット、ピアノのChuck Lambという人もきちんと個性がありました。タイトルが「music along the way」ずっと一緒にやっていてアルバムを作ったという感じです。ジャケで選んだ1枚です。
やはりまるで知らないで選ぶとはずれになります。
ジャンボ宝くじで1枚だけ300円帰ってくるように、損しないような1枚がわがグローヴァー・ワシントン・Jrの持っていなかった1枚、お掃除の時にかけました。
それにつけても、年末ジャンボ当たってくれないか。
JAZZ最中の存続に絶大なる力になるだろうな。