JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

フュージョン久しぶり DE / ULTRAMARINE

2013-04-15 20:26:20 | 聞いてますCDいいと思う


中古屋さんでみていてNguen Leが入っているので後は知らない人たちだけれど買ってみました。
ULTRAMARINEというグループ名での1989年フランス録音のアルバムです。

グエン・レ以外知らないと書きましたが、ピアノのマリオ・カノンジュは来日もし、トリオ・アルバムの顔は覚えているカリブ、マルチニック出身のピアニスト、もう一人ベースを弾いているエティユネ・バッペはカメルーン生まれでザヴィヌルのアルバムで弾いているのを持っていました。



全部で13曲、そのバッペが6曲、カノンジュが5曲、レが2曲持ち寄ったアルバムで、雰囲気もその比率で決まった、いえ、レの役がもう少し多い感じです。
1曲目プロローグみたいなリズムのあとカリプソ調のエレべラインにサックスのフュージョン、ザビヌルをライトにした感じ、グループ名のウルトラマリンがそのまんまか、久しぶりのフュージョン・サウンド。
3曲目ではコーラスで数名がゲスト参加。
4曲目、エレベのラインからサックスとシンセのユニゾンのテーマ、そのあとそれぞれのソロはまあ、平均的なところ。
5曲目がレの曲で、レだとすぐわかるベトナム風ギター、レ中心でうれしい。
6曲目、ヴォーカルが吉幾三の“おら東京さいぐだ”みたいでひっくりかえるけれど、その後のカノンジュの生ピアノが素晴らしい。
7曲目サックスがトム・スコットのL・Aエキスプレスみたいに吹くけれど、残念ながら一寸華が足りない。
8曲目ここでもカノンジュの生ピアノが光ります。
10曲目、レの曲はやっぱりレが思いっきりプログレしてくれます。

ということでフュージョンしたアルバム久しぶりですが、レが思い通り、カノンジュの生ピアノが拾い物でした。


DE / ULTRAMARINE

Mario Canonge (vocals, piano, keyboards, synthesizer, percussion)
Nguyen Le (guitar, electric guitar, programming)
Pierre Olivier Govin (saxophone, soprano saxophone, alto saxophone)
Etienne Mbappe (6-string bass, percussion)
Mokhtar Samba (drums, percussion)
Bago (percussion)

1 Vamos! (M. Canonge)
2 Djanéa (E.Mbappé)
3 Ivory coast (E.Mbappé)
4 Modafoka (E.Mbappé)
5 U song (N. Lê)
6 Dé (M. Canonge)
7 Emmy (E.Mbappé)
8 Tokyo project (E.Mbappé)
9 Maëva (M. Canonge)
10 Lieutenant uura (N. Lê)
11 Dub it (E.Mbappé)
12 Pogo (M. Canonge)
13 Bôd kan' nal (M. Canonge)
コメント
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