MT-DRACO

My Last Summer Wine
-『少年』の心を持つクルマ趣味人へ-

アバルト&フィアット500 足回り

2017-10-20 23:43:44 | 足回り関係

 

 

ヒット商品?! MT-DRACO純正置き換えスポーツスプリング

新規のお客様からのお問い合わせが増えてまして

アバルト&フィアット500向け足回りに関しての MT-DRACO 

が考えるコンセプト等〃

 

 

 

 

きっかけは私自身が本当に納得出来る商品企画開発をしたくて

立ち上げた MT-DRACO の出発点となったのが FIAT500

当時は発表直後の為国内未発表だったので並行輸入にて

FIAT500 1.4L 左ハンドル 6MT を諭吉さん360人程にて購入。

 

  初代 MT-DRACO号 1.4L 6MT

おそらく日本国内では何処よりも早くFIAT500向けのアフターパーツ商品企画&開発

をスタートさせていたと思われます。

何しろ一般公道では本当にレアな存在でしたから^^;

足回りに関しては、ジュネーブのモーターショーでアイバッハ創業者の会長と息子さん、当時の社長さんと親しくなった関係でまずは

アイバッハ・スプリングを薦められて

早速国内にてテスト走行を実施。

純正スプリングのヒョコヒョコした挙動と高速巡行時の後方からの突き上げと

早い車線変更での揺り戻し等は改善されて好印象だったのですが・・

如何せん前後約44mmダウンの乗り心地は・・・・

      「ラリーカーじゃないんだから・・・」

見事に全ての路面アンジュレーションをダイレクトに伝えてくれまして

もしも20代の頃の私ならばあまり気にしない?!  まさに過激なボーイズレーサー!!

当時50過ぎの私は我慢出来るのは30分程度でした^^;

 

そんな状況の為 本意ではなかったのですが結局オリジナルスプリングの

開発に着手。

巷のローダウンスプリングのコンセプトは兎にも角にも如何に車高を下げるかが

一番重要視されてましたが MT-DRACO としては先ずは一般公道での

常用域での快適性とニュートラルなハンドリングを目指して開発に着手。

前後スプリングともに幾つか異なる自由長とバネレートを試作。

当時のアイバッハジャパン竹脇社長さん曰く

  「こんなに手間暇と経費をかけてスプリング開発する所はメーカー系ブランドでも稀ですよ~」

 

いやはや・・・  私自身、結局2万5千キロも走りこんで仕様を決めるとは思ってませんでした。

特に苦労したのは既存スプリング製造の公差で

自由長の製造公差はプラス・マイナス20~35mmでも適合となるのですが

実際の所KIT内左右スプリングが20mm以上異なる物は装着時チェックすると

6~7mm左右でズレが・・・

結局日本国内にて全品自由長とバネレート測定検品を行って

より近い数値のモノをKIT化する事になりました。

(現状のスポーツスプリングは国内生産にてこの製造公差は著しく改善されてます)

冷間直巻きスプリング、特にプログレッシブリヤスプリングは

低速領域での0.5G荷重時

は穏やかなセッティングとなってますが1G以上のバネレートは

アイバッハスプリングと殆ど同じバネレートとなっており

既存アフターパーツにみられる乗り心地改善目的の

単に柔らかいスプリングとは根本的に異なるセッティングとなってます。

 

純正ショックとの相性も抜群で法定速度前後でのドライビングでしたら

全く欠点がない非常に素直なハンドリングを味わう事が出来ると思います。

少しばかりタイトな高速道路進入路等でのオンザレールコーナリングは本当に

心地よいと思います。

 

又、4~5万キロ走行しますと純正ショックも交換となりますので

既存足回りの正常進化版としての Type-CR 

車高は少しばかりあがりますがよりシャープなハンドリングを提供出来る

TypeーGL の2パターンの純正形状ショックをご用意しております。

(何れもオリジナル減衰セッティングの受注生産)

 

 

そして状況が許す限りより早いペースにてドライビングされる方向きに

倒立モノチューブ減衰20段調整車高調

90kmプラスアルファの速度領域でのコーナリングとなると

より軽量な鍛造ホイールとこの車高調が威力を発揮

特に足回りのセッティングは答えは一つではありませんので

前後の車高・減衰・バネレートの仕様によって、よりきめ細やかな

セッティングが可能となります。

基本設定では芯はしっかりとしているのですが本当にしなやかな足回りで

スポーツスプリング以上の快適な乗り心地とよりシャープなハンドリングを

ご提供しておりますが 車高調本来のメリットはやはり状況によって

セッティング変更が可能となりますのでオーナー様の好みによって

いろいろと楽しめる所が醍醐味かもしれません。

 

 

通なクルマ趣味人様からのコメント 👇

 

スペンション、今更ながら奥の深さに嬉しい悲鳴を上げてます。 じっくり自分好みの設定を探したいところですが時間が・・・
最初の頃の印象とずいぶん変わってきたので、なおさら混乱気味です。
先週から1段(最弱)から4段目も使いだしてます。
 
ショートホイールベースが影響しているも知れませんが、フロント/リア振動が半周期ずれて、リヤ振幅が大きくなる気が・・・
試しに、フロント5段、リア1段にすると乗り心地がぐーんと良くなりますが、ネットなどにも書いてあるように、
交差点などで微妙に曲がらない気がします。  それでも、ステアリング切れば切っただけ曲がりますけど。。
一方、金曜日にフロント1段、リア5段にした時は最高!と思ったのですが、ここ2、3日は硬いと感じてます。
大きな入力に対して、ほぼ1回ので揺れが止まる感覚って、こういう物なのか~と感じます。
入力に対する振動周期は変えられない気がしますが、バネレートの前後差をつけてみたいところです。
 
大きい入力を除けば、50km以上から気持ち良く感じます。

 

 

そして、より早い速度領域しかもうねりのあるハイスピードコーナリング

となりますとサスペンションの伸び側と縮み側を別設定出来る

2wayダンパー

しかも大容量確保が可能な別体タンク付き

 

ZF Racing(SACHS)のコンペティションパーツ仕様の

オリジナル制作。

究極の足回りをお求めならば絶対におすすめです。

完全ビ・スポーク受注制作にて装着後のセッティング及びご要望があれば

サーキットサービス等アフターフォローにも対応致します。

 

 

 

 

mtakek9x1007@silk.ocn.ne.jp

Mobile: 080-6689-9950

 

 

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