新年恒例、東京オートサロン2017。
今回も年明けご挨拶を兼ねて、幕張メッセに朝一番に出掛けて来ました。
幾つかの新規商品企画案の具体化も視野に入れて今回は既存の得意先だけでなく
新規パートナーの開拓も目論んで終日会場をウロウロ^^;
今回一つ感じた事ですが今まではあまりクローズアップされていなかった旧車の展示が増えてきているように・・・
ほんの少しですが、クルマを趣味の対象として再評価され始める兆しかもしれません。
往年のアルトーネン&トッド氏ドライブのワークスZ。
リヤホイール・・・・・ ドラムブレーキ ・・・・・
冷却用フィン付きのアルミ鋳造ですね~ 所謂アルフィンドラム ・・・・・
正統派?! カフェレーサー仕様のトラ3 ・・・・
WORKさんのブースにて。
かなりセンスが良いです^^;
丸みを帯びたオーバーフェンダー。
良い感じです。
旧車ではありませんが、CATERHAM のクラシック7 へのオマージュ。
アーム類のカラーもブラックでなくクラシックロータス定番のシルバー塗装仕様で
ディテールも中々の力作です。
更に、あまりにもギャラリーが多くて写真撮影がままならなかったエンドレスさんブースでも
パブリカ・BMW・プリンスのフルレストア車が展示されてました。
レストア後の実車は会場にてチェックして頂くとして、此方がレストア前の車両。
昨年エンドレスさん訪問時に撮影。
アナログ時代の温かみ満載です。
エンドレスさんの新作及び参考出品。
コンペティションユース モノブロック6pot
同じくモノブロック4pot
応力解析のレベルは確実に進歩してますね~
キャリパーの設計でかなり重要な要件として開口部の強度・剛性確保。
キャリパーが開いてしまうと使い物にならなくなりますので・・・
因みに此方のコンペティションカーではTWSさんのモータースポーツ用ホイールに
ブレンボ製レーシングキャリパーが装着されてました。
ちょっと判りずらいですが・・・
既存アフターパーツ品とは全くの別物。
同じ鍛造でも素材から異なりキャリパー自体も鍛造後にしっかりと切削面取り加工と
肉抜き加工を行ってます。
しかも、バネ下重量軽減目的にF1と同じ発想で重心を考慮してローターの真下に
キャリパーをレイアウトしてます。
フロントはオーソドックスに通常の位置にキャリパーをレイアウト。
ツィンバルブは隣り合った近い距離に設定。
この辺りは色々な考え方がありますが、私的には対角線上でのレイアウトが良いと考えてます。
V6 EXIGE S にこんな感じのリヤエンジンフードを装着したいと
思いませんか?
少々お高くなりますが・・・ CFRPカーボン+ポリカーボネート+アルミメッシュ ・・・・
同じく、エンドレスさんの新商品及び参考出品。
真ん中のセンター固定ディスクはかなり気になる・・・・
既存のレーシングMONO6
リヤ用対向2pot
TWSさんのブースにて・・・
マグネシウム鍛造ホイール。
ENNKEIさんのレーシングホイール
恐らく?! 強度確保と冷却性能アップを考えてのデザインかも・・・
バルブ回りのデザインに遊び心あり?!
スポークのサイド部分の肉抜きがより大胆に・・・・
フジツボさんのブースにて、
マフラー専門メーカーさんが本気出すとこんなインコネル製エキマニ等が創れます。
尤も・・・・ 既存流通ルートと既存の営業部隊にてビジネスにするのはかなり
ハードルが高いと推測 ・・・・
極少量生産の工芸品的位置づけですからパイピングは機械曲げでなく手曲げで・・・
仕様スペックはもっとディープに深掘りしたこの手のパーツをこさえてみたいもんです。
ベッドリング付きホイール。
本来は超低圧タイヤ装着の為のパーツですね・・・
此方は、WORKさんのフルオーダーホイールブランドの実例サンプル・・・
極少量生産にてオリジナルデザインのホイール製作が可能です。
EVOQUE用に作るのもグッドアイディアかも・・・・
デザインセンスはともかく・・・
フルCFRPカーボン、気合満載です。
かなり頑張ってます^^;
私的には、カーボン目の継ぎ接ぎ方ですとかRがきつい部分の処理が気になりますが
本来はこの後に塗装もしくはカッティングシートにてお化粧しますから
もーまんたいですね^^;
その他、オートサロン ネタは色々ありますが
又の機会に。
取りあえず、本日は歩き疲れました~