ロッソカラーのチンク乗りのご近所オーナー様と井戸端会議・・
元々はバイク乗りだそうで・・ しかも単気筒! ・・・
それだけで、初めての4輪車は TWINAIR という理由がすぐに理解です。
とても楽しい午後の時間を過ごさせて頂き有難うございます。
ラッキーな事に・・
スポーツサクション 在庫あります!!
自宅にて・・
お気に入りの KONA COFFEE ・・・ しかも奮発して100% KONA ・・・
殆どのお客様は最初に MT-DRACO、
良いのかもしれないけれど・・・ お値段が チト お高い ・・・
よ~く理解しておりますが、当然素材・原料の違い
工程分析による生産性向上よりも、より手間暇を掛ける造りこみ等
一つ一つを説明し始めますと論文が出来上がるので
暫しコーヒーブレイクです。
題して、憧れの Sartoria・・・
一見、なんてことの無いシャツ&ジャケット、
実はクルマ関係のお仕事よりもアパレルでの商品企画のお仕事の方が長かった私・・
23年間のアパレル時代にラッキーな事に 婦人洋品(ニット&布帛)・ブラウス・婦人服
そして紳士物でのシャツ・ニット更に重衣料、
極めつけの 紳士&婦人イタリアンブランドのインポートと日本国内でのライセンス生産
そして直営店を含むフランチャイズ展開の商品企画MDを経験しました。
で、ですね~
冒頭のジャケット、
TINCATI
イタリアの手縫いジャケット ・・・ そう、Sartoria ・・・
清水舞台モードにて手に入れたのが遙か昔、30年程前です。
朧げですが、確か諭吉さん30人程 お高いかもしれませんが
伊勢丹メンズで購入しますと倍以上のお値段になります!
シャツの方が凡そ諭吉さん3人程ですかね・・
超細番手の生地の手触り感は大量生産のお手頃ジャケットとは別次元なんですが、
通常は工業ミシンにて縫製されるのに対して、殆ど全てが手縫い仕上げ。
襟部分の裏地は毛芯(お馬さんの毛ですね・・)
襟裏の折り返しもサルトレアならではの仕様です。
ボタンホールも、通常の機械ミシンによる鳩目ではなく丁寧な眠り仕上げ
(詳細は定かではありませんが、形が目が眠っているように見える・・)
袖口の処理も本開き仕様で折り返し部分も全て手縫いです。
裾部分の折り返しと裏地処理も丁寧な手纏りに・・
兎に角見えない部分の処理の丁寧さにビックリです。
袖口裏側の処理も着用した時の事を熟知した着易さを与えてくれます。
本来は平面な生地を立体的に・・ いせ込み縫い ・・
ジャンルは全く異なりますが、ヘラ絞り加工に通ずる職人技です。
既製服の場合首の後ろ部分が逃げる・・ 隙間が出来る ・・
対して、此方はきちっと首後ろに沿うようにフィットしてくれます。
この辺りの話はなが~くなりそうなので、
ついでに、シャツを検証しますと・・・
此方も細番手、恐らく100/2(百双糸)
お分かりですか?
ボタンホールが上から、縦・縦と来て一番下は横
理由はお判りと思いますが、大量生産品では自動機での縫製では工程が増えます。
襟元部分のボタンホールの位置と微妙な角度はよりボタンを留めやすくする工夫。
ジャケットと同様に袖浦処理も手縫いによる仕上げです。
背割りのバイアス取り、この辺りも生地用尺が増えますし非常に手間が掛かる部分。
袖口部分の縫込みも丁寧で、通常なら直線的に仕上げるのですが・・・
本白蝶貝の厚みのあるボタン、 これ一枚の貝から数個しか作れません。
丁寧なクロスステッチ。
エイドリアーノ・・・ アドリアーノ ・・・ どっちだろう?
勝手に想像して、アドリア海のシホネッリさん(笑
ついでに、気に入りのネクタイ達
ここ最近は全く使ってませんが・・・
ステッチの配色はカラーコーディネートの参考になったり・・
ゼニアの渋め配色・・・
ブラックと鮮やか目なカラーリング
その昔企画MDしてました GERANI
ジャンルは異なるかもしれませんが
造り手の情熱と熱意、そして温かみは大量生産品では得られないかもしれません。
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