MT-DRACO

My Last Summer Wine
-『少年』の心を持つクルマ趣味人へ-

ABARTH500 5MT用スポーツマフラー

2014-10-29 20:21:49 | FIAT

アバルト500、FIAT500と姿カタチはにていますが性格は全く異なります・・・

激戦区のコンパクトホットハッチマーケットの中でも強烈なキャラクターのサソリマーク付き!

スポーツマフラー開発コンセプトは少々やんちゃながらも品のある高周波サウンドチューニングを試行錯誤しながら開発。

特に、通常のストレート+グラスウール構造ですと濁音系のボーボー音となってしまうので吸音材に関してはステンレスウールのみ

を使用してます。

また、完璧にシャットダウンは出来ませんでしたがエンジン始動時の少々下品なゲロゲロ音もある程度押さえ込みながら

車外での走り去り音のサウンドチューニングは純正オプション設定の アノ M印とは次元の異なる気持ち良い歯切れある

乾いたマフラーサウンドを奏でてます(ドライバーは残念ながら聴けませんが・・・)

 

仕様としては、ターボエンジンの場合非常に重要なフロントパイプからの3分割構成。

フロントパイプ取り付けポイントは高価な球面フランジを採用。

そして、テールエンドの二股部分は通常はコスト面を重視してロストワックスパーツを使いますが

SACLAMさんにはかなり無理をお願いしましてレーザーカット&Tig溶接の工芸品的作り込み^^

 

そして、テールエンドは皆様ご存知のSACLAM管テールです。

ターボエンジンと思えない歯切れの良いマフラーサウンドをお約束です^^;

 

 

ABARTH500 5MT用スポーツマフラー     ¥235,000(税抜本体価格)

*加速騒音認定証明書及び標章シール実費込み

*5AT シーケンシャルミッション車用はご相談下さい。

 

 

 

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FIAT500 1.4Lスポーツマフラー

2014-10-29 19:27:30 | FIAT

MT-DRACOブランド立ち上げ処女作のニューチンク1.4L用スポーツマフラー。

ともすると、TwinairとABARTH500の狭間で最近影が薄くなってきたような気もしますが・・・

実用ブレッド&バターカーとしてのFIAT500としての選択肢としては中々捨てがたい存在です。

NA1.4L DOHCエンジンはノーマルアスピレーションエンジンのとても素直な高回転ハッピーな性格。

特に、ターボエンジンでは味わえない息の長い回転上昇は2速・3速・4速と直線的に立ち上がる加速感はとても心地良い所。

 

スポーツマフラー開発に際してまず思ったのは・・・

ただ喧しいモノや、見てくれ勝負のナンチャッテマフラー、更には工作精度に難有り排気漏れマフラーとは異なる次元の

本物を見極める事の出来るエンスージアストをメインターゲットにサウンドチューニングを心がけました。

多分、アフターパーツビギナーの方々は静か過ぎると思われるのも承知で

(実際、アイドリング~2000rpm領域は純正マフラーよりも静かです)

デイリーユースでもドライバーに心地良さを味わえるように雑味のある低周波をピンポイントでカットしつつ

決して刺激的ではありませんが4000rpm付近からは乾いた中高音の伸びやかなちょうどホルンの響きのような

エンジンノートが楽しめると思います。

そしてトンネル内の反響効果がある状況ではSACLAMさんお得意の高周波の鳴き音も少しばかり味わえます。

 

純正及び既存アフターマフラーの殆どは残念ながらてんこ盛りの排気漏れ状態の品質ですが・・・

少量生産のMT-DRACOですが妥協せずにメーカー一次純正を圧倒する工作精度にて製作してます。

 

私自身、スポーツマフラーを装着して既に4年&6万キロを後にしてますが・・・

夕方時の帰宅途上にて6・5・4・3速とシフトダウンし再びシフトアップして行く状況で

一人ほくそ笑んでます^^;

 

 

  FIAT500 1.4L用スポーツマフラー   ¥110,000(税抜本体価格)

(*加速騒音未対応ですがご要望がありましたらご相談下さい。)

 

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MT-DRACO スポーツマフラー コンセプト

2014-10-22 00:06:51 | Weblog

MT-DRACOが考えるスポーツマフラーコンセプトを少しでも理解出来るようにと

少々お恥ずかしながら、私自身の徒然草話を5回に渡って披露しましたが

その6 は時間経過があまりたっていない秘匿事項になるので

また別の機会にと思います・・・

 

アフターパーツメーカーのマフラー、通常は商品企画立案時には既に基本的な

構成パーツは決まっており(特にリアメインマフラー)車両毎の商品コンセプト

を検討するというよりも直近に発売、若しくは近い将来リリースされる車両の

中から売れそうと思われる 車両を選ぶ所からスタート。

と同時に開発スケジュールを立案します。

一番重要なのは当該開発車両の入手で有名ブランドともなると年間150~300

アイテム位のマフラー開発になりますからその殆どの開発車両は何処かしらから

借りてくるという事になります。

逆に言えば、複数の開発車両及びデモカー所有している車種はそれなりに本気

と推測されます。

車両入庫後、一概にはいえませんが大体2~3週間で試作マフラーを製作しますが

基本構成パーツはある程度決められていますので殆どレイアウトの検討がメインで

音質よりも保安基準をクリアー出来る基準を満たせるかがより重要ポイントです。

マスターが完成すると次に量産用治具製作に入り(おおよそ1~2ヶ月)

生産計画立案です。

従って、話題及び人気度の高いクルマですと何処よりもより早く発売出来る

スピードが最大重要項目となります。

(乱暴な言い方をすると保安基準さえ満たせれば初期需要のタイミングで

売り逃げする・・・)

 

そんな状況打破する目的で、MT-DRACOはピュアに私自身が本当に

所有し長く付き合いたいクルマに対してより趣味性の高い製品の提案を

最優先に考えてます。

 

 <Cr21. Calablone>

 FIAT500 Twinair 5MT用スポーツマフラー           ¥225,000(税抜本体価格)

 *加速騒音認定証明書及び標章シール実費込み

 

<Cr22. Calablone>  

 FIAT500 Twinair 5AT デュアロジック用スポーツマフラー ¥225,000(税抜本体価格)

加速騒音認定証明書及び標章シール実費込み

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スポーツマフラーコンセプト その5

2014-10-15 23:07:57 | Weblog

よく言われる企業の60年寿命・・・

創業者、尾上理事長が唱えていたレナウン・スピリット(尾上語録)と相反する大企業病が蔓延し業績も悪化・・・

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%BE%E4%B8%8A%E6%B8%85

泥船の中で一人全力遊泳する虚しさを感じていた頃に

希望退社制度のチャンスがあり退社、そしてHKSの長谷川社長宛にお手紙と履歴書送付・・・

気づけば富士宮のHKS本社にて社長面接に^^

富士宮HKSに向かった当日、数キロ先からエンジンベンチで回すF3用直噴レーシングエンジン

のエキゾーストノートが唸りを上げていたのには鳥肌モノの感動でした。

更にこれより以前にオリジナルの5バルブV12気筒エンジンを内製で試作したりしてました。

面接時にエンジンの話題になり、学生時代に4G32に乗っていた話をすると・・・

ここから延々とワークスエンジンの技術論が・・・・   尊敬すべきエンジン屋です

単気筒600cc HT600 フジ号オートレース用DOHCエンジン

 

 

 

 

HKSでは、営業統括のお仕事だったのですが、インポートカー向けOEM話しは全て私の所に・・

マフラー開発デビューはクラシックMINI用チューニングパーツ。

そしてルノークリオ・プジョーと続いてHKSオリジナルとしてアルファロメオとロータス用パーツ。

特に、当時のロータスエリーゼがトヨタの2ZZエンジンを採用したのが私的には千載一遇のチャンス!

社内の企画会議では・・

  『LOTUS用のパーツ開発して売れるのか~?』

私・・・

  『ご心配無用!!! 既に開発車両を自腹で購入済です!!!』

一同・・・  唖然ww ・・・

内心は売れても10本くらいかな^^;  

それから試作製作繰り返すこと10数本&10ヶ月・・

部材も通常は1.5mm厚のSUS304を使うのですが、1mm厚と1.2mm厚部材を使用する為に

競技用のコンマ8mm部材を提示して何とか開発部を説得(部材手配の為に本当に苦労しました)

単筒のレゾネーター付きにも関わらず重量はSUS304で7.5kg!

高回転では乾いた鳴き音は遠くから聞くとビックバイクと間違えたり^^

因みに、初年度にビックリの3桁販売。

(現在販売されているLOTUS用マフラーは私の退社後SUS304 1.5mm厚

にどうやら変更されたようです・・・  残念 ・・・)

このマフラー、幻で終わりましたが実は LOTUS by HKS として全世界のロータスディーラーで

扱われる予定で英国LOTUS本社を何回も訪問(111試作車両テストの真っ最中でした)

しかしながら支払い条件等で折り合わず御蔵入りに ・・・  

もっとも、初回見込み発注分の250setはUSマーケットにて完売したとの噂^^

  

 

 

 

インポートカー向けパーツ開発と同時進行にて、あまり詳しくは書けませんが(秘匿事項?!)

国内自動車メーカーの限定車用一次純正マフラー、メーカーワークスブランド向けパーツ供給等々

N社・T社・H社・M社・F社等々^^   ・・・ 国産自動車メーカー全てではないですが ・・・

同じ製品でもアフターパーツと一次及び二次純正パーツの開発手法及び製造方法(特に品質基準)

の違いなど非常に貴重な経験をさせて頂いたと思います。

 

 

つづく・・・

 

 

 

 

 
HKSにはこのGT500に参戦した HKS CLK の頃まで約10年間在籍・・

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

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スポーツマフラーコンセプト  その4

2014-10-13 21:52:54 | Weblog

英国でのエピソード、その他クルマ以外のジャンルでも色々とありますので

続きは井戸端会議の時にでも・・・

レナウンではその後、企画MDとして婦人洋品(セーター等の軽衣料)・婦人服そして紳士重衣料と

一口にアパレルと言いましても扱うアイテムで原材料~パターン~縫製工場等驚く程違いがあるので

婦人モノと紳士モノの両方を経験された方は少ないと思います。

レナウン時代で一番思い出深いのはイタリアのGILMAR社(アドレア海側のCATTOLICA)

 

とのブランド提携プロジェクト。

http://www.gilmar.it/pelota-space-event/

 
創業者のGERANI夫妻!
 

GILMAR社は ブランド ICE BERG で有名ですが・・・

多分今はなくなったブランド GERANI の婦人服と紳士服の企画MDを担当して

イタリアには短期・長期合わせて十数回以上行ったり来たり・・・

日本と違ってイタリアでのアパレル産業は重要な産業。

モノ創りのこだわりも非常に興味深く、熟練職人を大切にする環境とより付加価値の高いモノ

を提案する姿勢は本当に勉強になったと思います。

余談ですが、GILMAR社のGERANI社長なかなかのカーマニアで私がレンタカーで

ミラノ~カトリカ 3時間ドライブなのに社長さん930ターボで1時間半で移動したり

(間違いなく300kmオーバーの巡行ドライブです!!)

外洋パワーボートレースに自ら参戦したり、当時のF1 USグランプリのメインスポンサーしたりと

私的には本業以外の部分でもとても良い刺激を頂けたように思います。

一言では言い表せないですが・・・ まさに マンジャーレ・カンターレ・アモーレ ・・・・

仕事も大切、人生はもっと大切、企業人である前に自身が誇りを持てる生き方をしているか?

と問いかけられてました^^;

 

つづく・・・

 

 

 

 

 

 

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スポーツマフラーコンセプト  その3

2014-10-13 15:19:48 | Weblog

ちょっと戻って英国でのエピソード・・・

よく一言で、欧米文化 と言いますが19の青二才時代と社会人になってからの

30代前半での英国在住の少ない経験ですが・・・

米国自体、西海岸・中西部・東海岸等々 気候の違い以上に文化も異なるので

日本とは大違いですが全てにおいてスケールの違いは歴然と思います。

 

そして、欧米と呼ばれる一方の欧州もしかり・・

歴史的に犬猿の仲と言われてきた 英国&フランス そして合理主義のドイツ等々

最近スコットランドの独立機運で話題になりました英国(UK)

イングランド・スコットランド・ウェールズ・北アイルランドの4つのカントリー

で構成される立憲君主制国家なのはご存知と思いますが(GREAT BRITAIN)

更に、私が一時期住んでいたCORNWALLローカルの人達は英国人である前に

CORNISH(コーニッシュ)としての誇りを持ってたりします。

CORNWALLに移る前に、約10ヶ月程住んだCHESTER(LIVERPOOLの南)

はローマ時代の城壁で囲まれた中世からの町で英国では珍しく白人中産階級

主体の地方都市である意味古き良き英国の営みを垣間見る事が出来ます。

(ウィンストン・チャーチル生誕のお城とお墓もあったり・・)

 

 

 
BLENHEIM PALACE、マルボロ男爵の宮殿ですが・・
 
乱暴に言ってしまうと、英国は歴史的に貴族・中産階級&移民といった区分けが現在も存在していたり・・
 
発音アクセントでその人のバックグラウンドが認識できたりします。
 
例えるならば、日本人である前に江戸時代の各地の独立した国が残ってるといった所ですか・・
 
で、スポーツや趣味のジャンルの起源を探ると英国発祥がやたらと多いのですが
 
本題のクルマ文化といいますかモータースポーツの歴史も貴族階級のお遊び心が起源。
 
もしも機会がありましたら GOOD WOOD PALACE OF SPEED を訪れると良いかも・・
 
 
 
 
ほぼ同じ時期に、よりローカルな プレスコット・ヒルクライムレースも私のお気に入りイベントです。

 http://www.prescott-hillclimb.com/

クルマ趣味文化の懐の深さと歴史&環境の違いを少しばかり知るきっかけになると思います。

特に、モータースポーツのジャンルに関しては多分唯一ビジネスとしてのモータースポーツ産業が

存在するのが英国だと思います。

 

 

 

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スポーツマフラーコンセプト その2

2014-10-12 22:44:07 | Weblog

社会人になって、6年目・・・

レナウンの事実上の創設者の発案で、国際感覚を身に付ける必要性が高まる?!

英国留学制度があり、意外にも選考試験に受かってしまい2年間の島流しに^^

余談ですが、RENOWN=英国皇太子が日本訪問の際の英国海軍巡洋艦の名前でして

HMS RENOWN で検索^^

 

 

古くは帆船時代からのROYAL NAVYのネーミングで確か現在は原子力潜水艦がこの名前を

引き継いでいるはずです。

ちなみ、日本寄港の際のRENOWN号と一緒に駆逐艦のDURBANがお供だったそうです^^

 
 
という事で^^
 
英国、初年度はLONDONに約3ヶ月。
 
そしてOXFORDに移って早速中古のMINI CLUBMAN 1100をBL(ブリティッシュレイランド)
 
のエンジニアの方から譲り受けて毎日の足としてドライブ。
 
 
 
因みに、マフラーはステンレス製の中間パイプ+PECO(英国ではピィーコー)のW出しを装着・・
 
暫くして走行中にテールマフラーが外れて・・・・  カランコロン ・・・ マジデ^^
 
でも本当に英国中を駆け回った良き相棒でした!
 
その後、一応?! ビジネスマネージメントコース受講目的にコーンウォールカレッジ入学。
 
実態は・・・  物凄く良い波がたつのです  ・・・・
 
 
地元、稲村ヶ崎のSURF BORD ONE で製作したニーボードを持ち込んで授業が終わると毎日のように
 
海岸線を波のチェックしながらドライブは本当に楽しかったです。
 
帰国した時にはニーボードは3本になってました^^
 
George Greenough Spoon | Hayden Spoon Kneeboard
 
英国、2台目のクルマは
 
 
NISSAN 240K、CORNWALLとLONDON往復が頻繁になり流石に往復1000kmオーバー
 
の道のりをMINIだと少々辛かったのが一番の理由でした。
 
更に、3台目は・・・  実は、英国に来るやいなや即発注してました  ・・・
 
 
そう、CATERHAM SUPER 7^^
 
当時は、CATERHAM HILLSで実際に組立作業をしており
 
完成までの約1年待ちましたが何だかんだで10回位CATERHAM通いをしたように思います。
 
当時はサイクルウィングはまだなくてスプリントスペシャルもカタログに載ってなかった時代。
 
多分、私が特注した1.7L ケントエンジン 仕様がスプリントスペシャルの試作2台目だったようです。
 
このセブンで納車1週間後に寝袋を積んでオランダ・ベルギー・スイス・イタリア・フランス~英国、
 
約1ヶ月以上のグランドツーリングは色々な意味で良い経験だったと思います。
 
当然、帰国時に別送船便でセブンを持ち帰り国内ナンバー取得に苦労しましたが
 
セブンを通じて個性豊な様々な新しい友人が出来たのは貴重な経験だったと思います。
 
今思えば、古き良き時代で特注マフラーは殆ど直管仕様。
 
首都高のトンネル内ではマフラーから赤い炎が飛び出してました(汗
 
新年元日は首都高速周回レースの後、東京駅八重洲口から銀座3丁目まで10数台の
 
セブンがゼロヨン  ・・・・・   現在なら間違いなく検挙です  ・・・・
 
当時は兎に角デカイ音がイチバンと思ってましたが、鈴鹿サーキット走行会にて
 
最終コーナーを立ち上がってくるLOTUS 23Bのマフラーサウンドとカストロールオイルの匂いに!
 
 
     『やはり刺激的なマフラーを求めるならピュアなレーシングカーだな・・・』
 
ナンバー付きのクルマでのチューニングの限界みたいなモノを感じた次第です。
 
 
 
 
つづく・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
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スポーツマフラーコンセプト

2014-10-10 23:24:48 | 汎用パーツ

走る・曲がる・止まる、の3つの要素をそれなりにチューニングアップしてくると更に官能的なサウンドを

求めるのがクルマ趣味人の清く正しい道筋と思いますが・・・

今回は、少々徒然草的なMT-DRACOコンセプトのご紹介・・

横道にそれての退屈話になると思いますのでご興味なければ読み飛ばしてください^^;

 

kechibishi銀行員だった父の仕事の関係で生まれたのは埼玉県川口ですが生後5ヶ月目に

広島に転勤、昭和の20年代後半の広島市(自宅が縮景園の真向かいで毎日の遊び場でした)

のんびりとした地方都市でのガキ大将は蒸気機関車に憧れたんですね^^

 

2年後に再び転勤で渋谷の笹塚、そして三軒茶屋に引越し・・・

物心が付き始めた幼稚園時代の家族旅行先(確か・・修善寺かな)にて日頃見る国産車と

明らかに異なる2人乗りのクルマに興味を持ったのが今思えば事の初まりのような気がします。

 
そう! 多分MGのTC!!
 
母方の父親(お爺さんですね)は当時としてはかなりハイカラな方だったようで
 
戦争が始まる以前から仕立て服関係のお仕事だったそうで、日本と米国をビジネスで
 
行ったり来たりしてたそうです。
 
そして、母親の姉はホノルル生まれの米国籍で第二次世界大戦勃発・・・ 日本に戻れず ・・・
 
(多分、お爺さんは意図的に米国籍を取得させたのだと思います)
 
そんな環境の為か、幼い頃から身の回りの衣類やらお菓子更に漫画類はMADE in USA
 
が当たり前のように有りました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そして・・・ 時は流れて ・・・  1973年 ・・・
 
ホノルルから本土に移り住んだ叔母に保証人となってもらって憧れのカリフォルニアに私費留学という
 
名目の自由な時間を獲得!  (為替レートが対ドル300円でした)
 
なので、初めて運転免許証はカリフォルニアドライビングライセンスを2ドル50セントにて取得。
 
(1回目は You drive too first! で落ちましたが・・)
 
時給2ドルの皿洗いで必死に貯めた700ドルにて中古の65年型マスタング(初期型ですね~)
 
が生まれて初めて手に入れたクルマでした。
 
 
 
このマスタング、ありとあらゆる所が壊れまして・・・ ヘインズの整備書が手放せなかった ・・・
 
そして、初めての旧車レストレーションのお手伝いをしたのがランチャフルビア
 
(米国人はランスィアと発音)
 
そう、狭角V4エンジン!!
 
Engine Head
 
クルマ以外も本当に遊びほうけた1年・・・ スケートボード・サーフィン・JAZZ ・・・
 
一応?! U.C.L.A.のドミトリー住まいでしたが・・
 
叔母さんはフルサイズのキャデラック、叔父さんは350psのエルカミーノ。
 
CHEVELLESTUFF
 
おこずかい稼ぎの洗車&WAX掛けが日曜日の日課でした。
 
全てのスケールが大きくてアメリカが光り輝いていた時代と思います。
 
 
米国に渡る前、吉祥寺の成蹊高校からエスカレートにて大学に所属したのですが
 
休学は2年以上すると退学となる為に 泣く泣く帰国。
 
当時の成蹊学園の並木道は学生のクルマの駐車場状態でなかなか楽しい雰囲気。
 
ブルーバードSSS・ベレットGT・Z(しかもZ432だったり)・S600&800更に当時最新のGTR
 
そして憧れたMINI COOPERとBMW2002tii等々^^
 
そんな時期にカーグラの表紙を飾ったLOTUS7 S2(小林編集長が乗ってました!)
 
余談ですが・・・ セブンの存在を知ったのが20才でその後ケーターハム7ですが、
 
手に入れるのに約10年掛かりました)
 
学生時代は悪徳中古屋さんでバイトしながら大変貴重な経験を積み重ねたり・・
 
クルマ関係のアフターパーツマーケット等さしたるモノがなかった時代。
 
神田のトリウミさんで情報仕入れたり、中古車ジャンクヤード漁りでパーツ入手したり、
 
友人がGTO(三菱ですね)を売却すると聞きつけると自分のギャランGSの足回りとそっくり交換作業
 
を休日のバルコム(当時のBMWディーラー)整備工場で行ったり・・・
 
4G32の整備書とワークスエンジン資料を裏ワザ?!で入手したり
 
最終的にはこの4G32は箱根ターンパイクでプラグ熱価を間違えて(出たばかりのマーシャルの
 
プラグ熱価表示が国産と真反対・・・)エンジンブローして2機め中古エンジンは1.7Lに^^
 
初期型のギャラン1.5L、タコ足からマフラーテールエンドまでWパイピングで良い音してました
 
 
(バル~~~~ン!)
 
 
 
親しい友人はコレ、ギャランGTO 2.0L (MRは憧れのツィンカムでしたね)
 
この時期はギャランGSの前にマツダのファミリアやら初期型シビックCVCCやら
 
チョイノリを入れると両手では数え切れない車歴かも・・
 
そして、休学1年を入れて6年掛りで大学卒業、入社したのは当初希望していたホンダでも
 
スバル(富士重工)でもヤマハ発動機でもなく・・・・  原宿に本社があった?! レナウンでした^^
 
(なぜか?  唯一受付の女性がメチャ可愛かったのですよ^^)
 
社会人1年生、給料額面225万、目黒の東邦モータースに10万キロ走行ギャランGSで乗り付け
 
     『下取り価格10万でしたら、今この場でハンコ押します!!』 
 
ディーラーマン曰く
 
     『スミマセン、一晩考えさてくださいww』
 
 
人生最初のバリバリ新車購入は
 
 
FIAT X1/9 1.5L リトモエンジンでした。
 
クロモドラ&カンパニョーロ・・・ 鋳造マグネシウム  ・・・ アバルト・アンサ-マフラー ・・・
 
70年代後半は海外モノパーツが明らかに国産モノより優れていた時代ですね。
 
(もっとも、この時代の品質・精度で止まってるようですが・・・)
 
 
 
 
 
つづく・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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走る・曲がる・・・・・ そして ・・・・ 止まる!

2014-10-09 23:59:56 | LOTUS

走る・曲がる・そして確実にかつ安全に止まる!

そう、ブレーキ関係のチューニング(調律)のお話しです^^

 

未だにマフラー以外完全に純正ノーマルのMT-DRACO FIAT500S!

足回りに関しては出来るだけ早いタイミングにてスポーツスプリングに換装するのは当然としまして

街中ドライブが全体の80%でも純正ブレーキがとても不満です。

極低速での信号ストップ、意図した減速がとても難しいです・・・・  要するにカックンブレーキ ・・・・

まして中高速コーナリング・・・・・

反射神経と動体視力の衰えを感じる終わっちゃったオジサン状態の私の場合は、基本的にスローイン・ファーストアウト・・・・

(横道にそれますが、英国在住時代にブランズハッチのハイスピードコース講習で徹底的に指導を受けましたので)

特にFF車の場合コーナー進入時に前輪荷重を増やすのにコントロール性能の高い制動力はとても重要と考えます。

兎に角、ワインディングロードでの心地良いコーナリングを楽しむには純正パッドは早急に交換されるのが “吉” ですね。

幸か不幸か、個体差もありますが純正パッドでキーキー鳴ったりご存知のブレーキダストの尋常でない多さ!

決して常にクルマをピカピカにしていない私でもブレーキダストの多さにはびっくりです。

他社のダストが出る 『ノンダストブレーキパッド』 とは異なりMT-DRACO純正置き換えブレーキパッドの

ブレーキダスト量は殆ど気にならない領域に改善します。

 

スポーツスプリングと同様にラボテストと実走しながらオリジナルコンパウンドを開発しました純正置き換えブレーキパッド。

初期制動からのコントロール性能とペダル踏力に応じたリニアな制動感は純正パッドとは比較にならない心地よさです。

又、ローターへの攻撃性の低さを重視してあくまでもノンアスベストコンパウンドにて対応温度も0~630℃。

ラボテストでは非常に過酷な 0-100-0 連続テスト(停止~160km~停止の繰り返し)を行ってます。

ブレーキングのより確かな制動フィーリング改善を考えるとパッド交換と同時にオススメしたいのがブレーキラインの

チューニング。

MT-DRACO専用フレーキラインは純正形状の新基準対応(保安基準適合)してます。

タイラップ等でのフィッティングは今や違法改造となりますので注意が必要です。

ブレーキライン自体はテフロンチューブ+ステンレスメッシュ+保護チューブ の3層構造で

フィッティング部分はSUS304ステンレス材を使用しており 止まる 要素に重要な高い信頼性を確保してます。

 

 

更にステップアップを考慮するとやはり ・・・・

 

2ピースローター φ332×32 72ベーン & 対向6potキャリパー     シルキースムースのブレーキングタッチ!!

<キャリパー単体では純正の約半分の重量です>

 

 <SUPER GT 仕様の鍛造モノブロック6pot KITの約半分以下の価格です^^;>

 

 MT-DRACO純正置き換えスポーツパッド       <税抜本体価格>

    ・ FIAT500 1.2L フロントスポーツパッド          ¥23,800

    ・ FIAT500 1.4L フロントスポーツパッド          ¥23,800

    ・      〃      リヤスポーツパッド            ¥22,800

    ・ FIAT500 Twinair フロントスポーツパッド         ¥23,800

    ・ ABARTH500   フトントスポーツパッド          ¥24,000

    ・ ABARTH500    リヤスポーツパッド           ¥23,000

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ABARTH500&FIAT500純正置き換え4potブレーキキャリパー

2014-10-03 20:24:28 | FIAT

超軽量鍛造15インチホイールと同時進行にて開発中の純正置き換えブレーキキャリパー。

以前お伝えしてました対向2potキャリパー、非常にコンパクトで重量も1500gと非常にそそられる

キャリパーなんですが・・・

色々と検証していくと結局、絶対的な容量不足が判明・・・・

非常に残念ですが、基本設計から見直しとなりました。

この、4potキャリパーをベースにMT-DRACOオリジナル6potキャリパーと同様にシェイプアップ

仕様を計画。

現在、色々と検証中なので全て決定ではありませんが、まずキャリパー側面は面取り加工を施して

ホイール側とのクリアランスマージンを確保。

コンペティションユースにも耐えられる軽量・肉抜き加工はそこかしこに施す予定です。

 

超軽量鍛造15インチホイールとのマッチングも設計段階から同時進行させてますので

いわゆる既存キャリパー流用装着のような少々危うい加工等は一切必要のない完成度を

目指してます。

 

CG画像ですが、ほぼイメージ通りの外観です。

 

 

6potキャリパーと同様に受注生産になると思いますが初回分として限定2setだけ製作予定です。

こちらも、ご興味ありましたら詳細問い合わせ下さいませ。

 

 

                                      

 MT-DRACO with ENDLESS   アルミ鍛造4potキャリパー  

名づけて・・・・・・ RANA PUPILLA  ・・・・・・    要するに、Frog Eye です^^;                          

 

 

 

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