VIITS by HKS
HKS富士宮本社工場にて試乗・味見です。
久しぶりのインポートカー向け商品開発は
単なる既存パーツの横展開ではなく
よりディープな商品企画開発を目的に
欧州車商品開発プロジェクト部隊
を社長直属組織にてチャレンジです!
MT-DRACOとして一番期待している
VIITS EXHAUST
エンジン始動時のゲロゲロ音はやはり抑え込まれていませんが、
アイドリング時は純正と同じ72dB。
近接排気騒音は純正92dBに対して90dB
加速騒音も保安基準適合となってます。
ターボ車特有の低周波主体の音質ですが
既存のアフターマフラーとの比較では
不快な雑味はなくかなり洗練されたマフラーサウンド
特に3,000rpmから上の領域は快音を発して
とても気持ち良い音質です。
特にアクセルオフ時の吹け下がり音は個人的に大好きかも・・・
強いて個人的な嗜好を付け加えるとすると
高回転時の上り詰めて行く揺らぎ音が加わると
痛快丸かじり状態になると思いますが
あくまでも重箱の隅を突っつくお話し(笑
現状の既存アフターマフラーの中では一つ頭が抜きん出た
逸品と言って間違い無いと思います。
マフラー開発者の苦労を物語る細部の造り込み・・
二股部分、通常ならロストワックス鋳造品を使うと思うのですが
ステンレスパイプ部材から一品づつ製作
薄肉SUS304パイピングはヘアライン仕上げを施してます。
保安基準適合としつつ
静粛性と官能的な音とパワーのシンクロの要
オリジナル可変バルブ機構を採用。
テールピースは今後追加バリエーションを計画
お好みにて着せ替え人形が可能になるようです。
マフラーは4分割構成となっており
梱包送料を考慮しての仕様と思います。
あくまでも量産製作なのでパイピングの繋ぎは
流石に全て突合せ溶接ではなく一部被せ仕様です。
全体として純正レコモンに対して5%程軽量化を達成。
そして,VIITS SUSPENSION
モノチューブ1way30段調整車高調此方
もかな~り頑張って開発。
少なくとも純正足回り(含む695biposto)
よりもしなやかで快適。
日常を犠牲にせず趣味のサーキット走行を
前提にお考えでしたらお勧めです。
しなやかなライディングの要
ABARTH595専用設計 ADVANCED BUMP RUBBER
恐らくですが、ラリードライバー新井氏とのスバル車向け
コラボ開発ノウハウが活用されたと思います。
バンプストップラバーを積極的に活用してます。
競技志向の車高調では全く要求されない
1G以下での挙動を徹底的に研究
PVS、WRニードル採用ダンパーセッティングの幅を拡張
更に、リヤショックの容量確保の為に
オフセットレイアウトを採用して
容量確保と同時にほんの少しかもしれませんが
ショック本体の取り付け角度を改善してます。
開発者の閃きに拍手です。
性能的には変わりませんが
アッパーマウントの面取り加工はコストアップになるものの
HKSの拘りと情熱を感じさせます。
PICK UP CAR MODEL | HKS (hks-power.co.jp)
VIITS for ABARTH595 by HKS
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