先日、大阪から遠征して頂きましたTwinairオーナー様より
忌憚のないインプレッションを頂きました。
当初はスポーツスプリングのみ換装予定だったのですが・・・
パーツ装着直後に なんと1,000kmオーバー走破されたようです。
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先日は連休の合間に予定外のEgオイル、エレメント交換、また受注生産のために装着は暫く先かと思っていたスポーツサクションも突貫で間に合わせていただき誠に有難うございました。
パーツを装着いただいた明くる日の3日は茅ケ崎から西湘バイパス、箱根ターンパイク、芦ノ湖ドライブウェイ、裾野から十里木周辺、新東名新富士IC、東名、首都高C1経由で横浜まで走り、4日は仕事を終わらせてから20時に大さん橋を出発、
途中の休憩を挟んで午前3時半に大阪市北区の自宅に到着しました。また、5日はサイクリングに神戸方面までルーフラック(サイクルラック)にクロモリロードバイクを2台積んで阪神高速神戸線を往復100kmほど走行しました。
5/3 360km、5/4 540km、5/6 110km、合計1010kmを走行しましたのでインプレッションをご報告いたします。
●動機
2015年式のFIAT 500 ツインエア POPをノーマル状態(アルミホイール ASSOPartire CLASSICA 14インチ のみ装着)で2年半、44500kmを走行したので、少し乗り味を変えてみたくなり今回のモディファイを計画。
●改善したい項目
①足回り・・・スプリングの初期作動が固いために直進状態からゆっくりとステアリングを切り込んでいく際に、スプリングが沈まずコーナーリングフォースが発生するまでにタイムラグがある。この部分がステアリングインフォメーションの空白を生み、不安感となってしまう。
②足回り・・・スプリングの初期作動が固いために低速時のマンホールや舗装不整地での突き上げ、揺すられが不快である。
③足回り・・・高速道路など速度域の高い時に路面の荒れたヶ所を通過するとフロアごと振動し、身構えるほどの挙動が出る。
④ブレーキ廻り・・・大量のダスト。VWゴルフやプジョー207も乗ったので馴れてはいますが、できれば無くしたい。
⑤ブレーキ廻り・・・踏み始めの急な制動力の立ち上がりと停止直前の食いつき。
●経緯
上記改善を目指してMT-DRACO 高田氏に相談。
FIAT500S MT-DRACO号に試乗とお話しを伺い、禁断の4ポットキャリパー、15インチ鍛造ホイール、倒立20段車高調も味わってしまったのですが、余りにも完璧な振る舞いにちょっと間抜けたところが可愛い我がツインエアPOPには身の丈を知り、スポーツスプリング、ブレーキパッド、専用3層ブレーキライン、ENDLESS RF650ブレーキフルード、ついでにZer Earth NERO MkⅡ装着を依頼。
ただ少し色気を出し、パワーアップとツインサウンドを強化すべく追ってスポーツサクション、スポーツマフラーをオーダーした次第。
●インプレッション
①スポーツスプリング・・ステアリングの切り始めからイメージ通りに前輪へ荷重が乗り、遅滞なく舵が利き始めてそのまま旋回するようになりました。明らかに初期の当たりが優しくなり特に低速時の突き上げ、揺すられは半減しました。高速不整地通過の不安感も大幅に減少しました。大き目のバウンシングや西湘バイパス、首都高等のの鋭いジョイントを通過する際はプログレッシブレートによるストローク後半の固さは感じますが、ノーマルのように揺れが残らないので納得です。また、サイクルラックにロードバイク2台を積んだ状態での安定感も向上しており思わぬ副産物に喜んでおります。
確かに見た目も含めこれがノーマル車輌にライン装着されてほしいぐらいのバランスですね。
②ブレーキパッド他・・・まだそれほどのハードなブレーキングはしていませんが、踏み始めから停車まで変な癖もなくリニアに制動が立ち上がります。パッドの厚みが新品になった事を考慮してもタッチに剛性感もありますのでこちらはブレーキラインの効果と思われます。高速道路主体の走行ですがダストも少なそうですが、こちらはもう少し市街地などのストップアンドゴーで確かめたいと思います。こちらも減り具合は未知数ながら現時点ではデメリットは皆無です。
③Zer Earth NERO MkⅡ・・・鈍感な私では実感は無かったです。但し、抵抗測定値は下がっているそうなので、バッテリーや電装系へのお守り&見た目で納得しています。
④スポーツサクション・・・装着後の市街地ではあまり違いが実感で出来ませんでしたが、普段使わないECOモードで観察するとトルクが無さ過ぎて使い物にならないECOモードがデュアロジックマニュアルモードなら使えるかなぐらいに感じていまた。
ところが明くる日に箱根ターンパイクを上り始めてビックリ、3300回転辺りからトルクが乗ってきて5500回転までなんと言うか、健康的な回転上昇感とでも表現しましょうか、いままでアクセルを踏んで「頑張って馬力出しや」と言って回していたのが、アクセルの踏込み量を先読みして回っていくような感じになりました。これは面白く帰りの高速道路でも3速や4速に落として楽しんでしまいました。そうそう、ブローオフバルブは付けていませんがノーマルのリサキュレーションバルブの解放音も聞こえるようになり気分も盛り上がりますね。
●総評
お蔭様で久しぶりに愛車をいじって楽しむということを思い出しました。注文中のスポーツマフラーやこれからの展開も楽しみにしております。
最後になりましたが、作業を担当いただいたトライバルオート K整備士の丁寧な仕事ぶりにも感謝申し上げます。
今後とも末永いお付き合いのほどを宜しくお願いいたします。
MT-DRACOが狙って調律チューニングした内容を的確にコメントしていただいているように思います。
日頃提唱しております 冒険の扉 を全開状態・・・
個人的にはパーツ販売が目的というよりも
人生をより楽しくしてくれる クルマ趣味 に再び目覚めて頂ける方が
更に増えて頂ける事が一番の幸せを感じる今日この頃といった所・・・
MT-DRACO号 の味見・試乗をお待ちしております。
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