ここ最近は、あまりクルマ雑誌を購入していないのですが・・・
本日発売の TIPO は即購入です。
そう! お目当ては表紙の BAC MONO 日本上陸1号車の記事です。
実は、この取材は前月スパ西浦にて行われまして噂を聞きつけて野次馬根性丸出しにて
行ってまいりました。
一応、紳士協定として雑誌発売以前での情報発信は控えていた次第です。
雨模様の朝一番、ACマインズさんにて陸送準備です。
TIPO編集長とカメラマン氏、まずはスパ西浦のパドック前ピットレーンにて写真撮影・・・
今回、私自身実車を見るのは初めてだったのでが・・・
写真でみるよりも実物はとても魅力的でその存在感はかなりのものです。
この、斜め後方からのアングルは個人的にそそられます^^
少し低いアングルから・・・
斜め前方からのアングル・・・
さてさて、シェイクダウン準備です・・・
シェイクダウンはレーシングドライバーの加藤氏。
まずはウオーミングラップ後に足回り関係のチェックですね^^
シェイクダウンとはいえ最終コーナーからの立ち上がりは傍から見てもかなり早く、
車両の絶対的な軽さを感じさせてました。
低いアングルからの眺めは独特の表情を見せてますね~
余談ですが・・・
過去の私なりの経験ですが、ともするとカーデザイナー主導のデザインですと
機能面がおざなりになったりするのですが、MONOの場合斬新な
スタイリングの中にかなり巧妙に機能面、特にエンジン・駆動系の空力と冷却機能を
非常に高い次元で両立させている所が感銘を受けます。
車両前面からの気流は見事に後方のラジエターに導かれ・・・
車体側面からのドラッグを抑えつつ後方に綺麗に流す工夫が・・・
吸気の取出しはF1と同様にドライバー頭上の一番フレッシュエアーを取り込める位置に。
本来は隠すべき部分かもしれませんがプッシュロッド式の別体タンク付きダンパー素早い
セッティングを可能にしつつ見事なデザイン処理が・・
アンダーディフューザーも良く考えられたレイアウトに・・
因みに、足回り関係は殆どF3と同じですね~
もっとも、ボディー側の取り付けポイントはゴムブッシュを使用しているようで一般公道走行を
十分に考慮されているようです。
ステアリングに殆どの操作系が・・・
ウィンカーとホーンボタンがあるのがなんだか笑えるかもしれません^^
2ピースのブレーキローターはオプション設定されているカーボンローター!
ですが・・・ ホイールは鋳造アルミ製 ・・・・・ 残念!
ボディー下半分もオプションのカーボン、スタンダード仕様ですとFRP製になります。
エンジンはフォード2.3Lコスワースですが既に2.5Lに変更となったようです。
そして、極めつきはヒューランドの6速ミッションですね。
今回、実車の細部を色々と確認出来ましたがまずは既存の英国キットカーとは
全く次元の異なる出来栄えで誤解を恐れずに言いますと・・・
ケーターハム・ジネッタ・ラディカル(ブリティシュライトウェイトカー
としての魅力は全く色褪せはしませんが・・・)
等とは作り込み&精度の差は歴然で全てがちゃんとしてます^^;
気になる?! 価格はスタンダード仕様で £122,500 が
車両本体価格で年内に一部仕様と価格改定が予定されてます。
別途輸送費とナンバー取得費用がプラスとなります。
現在の為替レートですと非常に厳しい状況ですが
何れにしましても仮に新規発注しても12~18か月後完成予定
になりますのでご興味ありましたら連絡下さい。
又、複数のオーナー様での共同所有もMT-DRACOとして
検討中です。
Mobile: 080-6689-9950