読売新聞の夕刊で「7月初旬パリオートクチュール(高級注文服)コレクションに合わせて、ハイジュエリーの新作発表会が開催された。ハイジュエリーとは、職人の技術を極めた、芸術性の高い一点もの。世界の高級市場が伸びる中、その動向を占う催しとしても注目されている」とある。
それらの写真が掲載されているが確かに素晴らしいとは思う。ショーメのプローチ、鶴が羽を広げた上品で豪華な作品。グッチのブレスレット、カルティエの指輪、象の頭部を型取ってある。ピアジェのイヤリング、シャネル、ミキモト、ルイ・ヴィトン、エルメスなどのネックレスなどの豪華な作品。
記事は続く「価格は数百万円から数十億円。保有金融資産100万ドル超(約1億円)の富裕層は世界で増加しており、資産価値が保てるハイジュエリーの人気も高まっているようだ」つまり金庫に保管しておくというわけだろう。それなら納得。
ピアジェのイヤリングなどは、どんな人がどんな時にどこでこれを身に着るのだろう。セキュリティ万全の場所でないと危なくてしようがない。そこで、どんな人がいいのだろう。庶民が身に着けるあらゆるものは、人が品物を選ぶが、こういう高級品は、品物が人を選ぶといっても間違いない。100万ドルの富裕層といっても、すべての富裕層の人が身に着けて似合うとは到底考えられない。だから品物が人を選ぶのである。
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