もともと1954年に作られたそうだが、当時はヒットしなかった。1960年にトニー・ベネットが歌って300万枚以上を超える大ヒットとなり、その年のグラミー賞を受賞した。1969年10月6日サンフランシスコ市歌に制定されたという。
トニー・ベネットは、1926年8月3日ニューヨーク州クイーンズ生まれ。現在アメリカで最高のヴォーカリスト・エンターテイナーといわれる。
そこでこのトニー・ベネットにまつわる面白い記憶が私にはある。昨年の大リーグ・プレイオフ、ワールド・シリーズ第1戦は、サンフランシスコで行われた。試合は、サンフランシスコ・ジャイアンツがテキサス・レンジャーズを11-7で降して勝った。
「霧のサンフランシスコ」は、1回が終った時。7回のセブンス・イニング・ストレッチでは「God Bless America」がトニー・ベネットによって歌われた。当然この試合はNHKBSで放送されていた。解説者もいたがこの曲を聴いて「めちゃ上手いですね!」と感嘆していた。
ワールドシリーズで歌うトニー・ベネット
この大シンガーに、めちゃ上手いはないだろうと思った。この解説者はおそらくトニー・ベネットは何者か知らなかったようだ。別に知らないからといって非難するつもりはないが、アメリカの大リーグを放送する立場なら、少しはアメリカ文化も勉強する必要があると思われる。それこそ野球バカになってしまう。そんな面白い記憶が蘇ってきた。
I left my heart in San Franciscoをトニー・ベネットで
The loveliness of Paris seems somehow sadly gay
The glory that was Rome is of another day
I've been terribly alone and forgotten in Manhattan
I'm going home to my city by the Bay
I left my heart in San Francisco
High on a hill, it calls to me
To be where little cable cars climb halfway to the stars
The morning fog may chill the air, I don't care
My love waits there in San Francisco
Above the blue and windy sea
When I come home to you, San Francisco
Your golden sun will shine for me
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