猫とマンガとゴルフの日々

好きな物を題名に↑ 最近はゴルフとグルメお出かけ主体に。以前は1960年~70代マンガを紹介していました。ネタバレ有り。

はとバスに乗って、昭和の竜宮城へ

2006年04月10日 11時41分08秒 | お出かけ・旅・美術・博物館
おや? 孝行第2弾として、はとバスに乗ってきました。

 父親が以前から行ったこと無いので行きたいと言っていた、「目黒雅叙園」の有形(ゆうけい)文化財を見に行きました。「目黒雅叙園」は、東京では一般に結婚式場として有名ですが、創業昭和6年の関東では有名な総合宴会場です。平成3年に一部建て替えられ、今ではホテルやビジネス棟を併設しています。
 歴史ある館内は、美術の殿堂として螺鈿、有名画家の日本画、浮き彫り彫刻、手の込んだ組子を持つ建具、床柱、部屋ごとに異なる多様な意匠はまさに昭和の竜宮城の趣です。

 特に創業当時のままに残っている「百段階段」と言われる部分は、真冬に時々公開していますが、普通は見られないので前から私も見たいと思っていました。
 雅叙園の普通に入れるところは、会社の人の結婚式やその他で何度か行った事はあり、「百段階段」以外でも素晴らしい美術品は見てました。1億円かけたおトイレなんてのも有りますよ。行くたびに入りますが、ちょっと目がちらちらするかも。今回、淑女が並んでいたので、流石に写真は取れませんでした。

 父親がはとバスのパンフレットを見て、コレに行きたいというのを見たら、私も行きたかった雅叙園の「百段階段」が組み込まれたコースが。

            行くっきゃ無いでしょ!

 靖国神社とか、浅草仲見世とか、行かなくてもいいところも入ってましたが、雅叙園のランチブッフェも入って8,700円はお安い!なんていったって自分だけでは入れないところを見られるのですから。

 
                  


                 ここは漁樵(ぎょしょう)の間 猟師ときこりという意味

 宮崎アニメ映画「千と千尋の神隠し」のモデルになった豪華絢爛な各部屋をつないで百段階段があります。敷地の端っこの斜面に沿って建てられており、おかげで空襲や目黒川の改修工事の為の建物取り壊しにもあわず、創業当時のまま残されています。


                  


                 

 
                 鏑木 清方の間


これは鏑木清方のデザインした天井。この下の周りには彼の日本画が取り巻いています。
 
 他にも、思っていた以上の芸術品の数々に眼福を通り越して目がくらくらしそうでした。


                


 建築とか、日本画に興味のある人は一度行くことをお勧めしますね。好みは分かれるかも知れませんが、昭和の始めの豪華絢爛、百花繚乱を体験できます。


                目黒雅叙園のホームページ




  
コメント (3)
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