猫とマンガとゴルフの日々

好きな物を題名に↑ 最近はゴルフとグルメお出かけ主体に。以前は1960年~70代マンガを紹介していました。ネタバレ有り。

秋乃茉莉 「幻獣の星座」 

2008年01月13日 14時27分24秒 | マンガ家名 あ行
 1巻~14巻(完結) ㈱秋田書店刊 ホラーコミックスペシャル 平成12年11月10日 初版~

          たれぞ~さんにお借りしました。


 14巻と長い物語ながら、同じ作者の  「Petshop of Horros」  とは違った楽しさであっという間に読み終わった作品。
 仕事を持って、月締めの忙しい時期には帰宅が10時11時になるときもある私が、マンガを読む時間は平日夜寝る前の1時間程。面白いとつい午前1時ごろまで読んでしまい、翌日生あくびしています。(苦笑)これもそんな作品でした。

 「癒しの時代をリードするオカルト・ロマン巨編」なんて惹句 (じゃっく あおりもんく) がついてますが、オカルトというほど怖くないんだよね。1話から2話完結のスタイルで短い時間でも読みやすかったし、キャラたちにゲームっぽさも入っていて、低年齢の読者にも面白そう。

 普通の中学生として生活していた 神志那 風斗(かみしな ふうと) は突然やってきた鳥の化け物 (ガルーダ) から自分が中央アジアの小国ダラシャールの42代法王だと告げられる。次々に現れる中国や古代インドの聖獣や獣神の姿を借りた幻獣たちの戦いを見ているだけでも楽しいファンタジーマンガとも、歴史上の人物も交錯して、過去と未来を縦横に移動しつつ進むタイムトラベルマンガとも言えます。
 
 途中、寄り道とも思えるエピソードが入っても、後でちゃんとそれが伏線になっていて話が膨らみ面白くなっていて、長編ならではの物語造りがこの作者に合っているよう。
 ところどころで秋乃氏の「Petshop of Horros」 の主人公、私お気に入りの D伯爵 も友情出演していて懐かしかったです~。(今度 新Petshop of Horrosを読むからね~、待っててね~)

 最期がちょっとね、え~、この場面で終わり  と言う気もしなくもないけど、結果は言わずもがなと作者は思っているのか、それまでの経過の方が大切と思っているのか、余韻を残したかったのか…。


PS. 最近は亜美猫の入院(予定の入院なので心配ないです)とか、自分も足を痛めてちょいびっこ引いてたり、 どどん と借りているマンガ箱を読んでばかりで記事のアップが遅れ気味です。なんとかしなきゃね~。
コメント (4)
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