猫とマンガとゴルフの日々

好きな物を題名に↑ 最近はゴルフとグルメお出かけ主体に。以前は1960年~70代マンガを紹介していました。ネタバレ有り。

今 市子 「文鳥様と私」 「美しき獣たち」

2008年01月30日 14時11分57秒 | マンガ家名 あ行
 「文鳥様と私」 1巻~8巻 あおば出版 2000年06月~
 「美しき獣たち」 朝日新聞社 2007年10月発行

 まとめて たれぞ~さん にお借りしています。まんが家 今 市子さんが綴る、文鳥達との愛の日々・・・。

 地元の本屋へ行くと、上の棚に光輝くこちらの本々があって、気になって気になって。今さんの他の本は全部 (同人除く・たぶん) 揃えてあるし、これも買おうかどうしようか・・・・。9冊もあるし、内容が鳥さん (そんなに興味あるわけでもない) だし・・・。
 お借りできました、読めましたよ、たれぞ~さんありがとうございます。m(_ _)m

 昔々~、実は団地住まいをしている時に、他の動物は飼えないので迷い込んだカナリヤとセキセイインコを一時飼っていました。カナリヤは逃げられ、インコは私達の不注意で死なせてしまいました。鳥さんは もふっ と抱けないし、足がちょっと気持ち悪いし、実家でも犬・猫しか飼う習慣がなかったので、それ以前も以後も飼ったことはありません。飼えば可愛いものですけどね。

 さて、そんなわけで迷っていたこちらの本たち、読んでみたらば~~ ? カラーページ綺麗~~、文鳥さん+十姉妹家族可愛い~~、小鳥の病院凄い~~、鳥の病院の待ち時間5~6時間 ・行き帰り片道2時間 信じられん~~、うわっ雛から育てるの~~、手乗りってこうしつけるの~~、病気可哀想~~、ペットとの別れは辛いよね~~エトセトラ 々 ・・・・。怒涛のごとく読みました。

 ペットを飼っている人の心は皆同じ。猫・犬飼いの私の気持ちも今さんとおんなじよ~特に 「文鳥様と私」 7、8巻くらいは、文鳥ズが年を取ってきて、病気やら死亡やらの話題が多く、一昨年16歳のオス猫ユウを見送り、今年4月で19歳になるメス猫亜美嬢を介護する私には身につまされまくり。

 文鳥様って結構頭いいんですね。足弱の しんのすけ という文鳥がえさ箱の中に入って出てこないのを心配して今さんが覗くと、パリポリとエサを食べるフリをする。離れるとそのままえさ箱の中で休んでいる。動くのがめんどくさくてえさ箱の中で生活しているのに、飼い主にはそれと悟られないようにカムフラージュする、って笑う~でも幼稚園児並み ? 
 かと思えば、実の母親にマジ恋する息子の話や、男の子に恋して付きまとう男の子のお話やら。今さんったら 「年下攻めか・・・」 なんて冷静に観察してるしーー

 一羽一羽の性格を観察して、それらしい言葉を言わせて表現しているのは流石です。こうして見ていると鳥さんて、思っている以上に表情豊かに思えてしまうのは今さんだからよね。

 それにしても10羽以上を飼うのは大変ですね~。あっと言う間に具合の悪くなる小さな鳥さんたちは、サラリーマンで日中いないと悪くなっても気が付かないし、どこの動物病院でもいい、とは言えない小鳥さんたちの病院通いはた~いへん。
 それでも飼い続ける今さんの文鳥らぶの気持ちにペット飼いとしてうんうんと頷き、私も今いる子達の最後まで、しっかり面倒見る気持ちを新たに致しました。
コメント (6)
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