↑ 「No.1 モータウン」 ユニバーサルミュージック (モータウンレコード発売の全米No.1に輝いた曲ばかり集めた2枚組CD)
「ポップの帝王」に別れ 米でジャクソンさん追悼式(共同通信) - goo ニュース
昨日 (日本時間 09年7月8日) は 米でマイケル・ジャクソンさんの追悼式が行われたようだが。世代によって思い出の曲は違えど、団塊の世代から10代の子供まで、マイケルの曲は長く記憶にとどめられるのだろう。
うちのだんなは環境的にはほとんど今 61~59歳 の団塊の世代と同じ時代を生きてきたので、マイケルがジャクソン・ファイブの頃から知っている。(私も知っている) 1970年代初頭に日本でも放送のあった Soul Trainソウルトレイン にも出ていたんじゃないか。はっきりとは覚えていないけれど。
その だんな が始めてマイケルの曲で好きになったのが 「ベンのテーマ」 という曲。これは1972年公開の 映画 「ベン」 のテーマ曲だ。マイケルのセカンドソロ曲で、ソロになって初めての全米No.1に輝いた。
うちにある上のCDの曲解説によると、全米チャートの首位に就いた時マイケルは14歳の誕生日を迎えた直後で、ラジオ局は二つのお祝いを兼ねてこぞってこの曲を流したという。マイケルが当時からアメリカ国民にいかに愛されていたか分かる。
2005年4~6月放送のTBS日曜日9時からのドラマ「あいくるしい」の主題歌としても流れたので若い方でも聞き覚えがあるかも知れない。脚本はかの野島伸司さんで、「ベンのテーマ」をモチーフに「あいくるしい」を企画したそうだ。ちなみにマイケルの曲がドラマ主題歌となったのは世界でもこれが初めてとか。その後は知らないが。
映画は ネズミのベン と少年の交流を描いた子供向けのもので、たぶん だんな は見ていないと思うが、曲は日本でも当時大ヒットしたので私も覚えている。 だんな はソウルフルでありながらしっとりしたバラードのところが気に入っているのだろう。
こちらの11番で試聴できます。→ ベスト・オブ・マイケル・ジャクソン
うちにある、上のCDにも入っていて、二人でドライブ中によく聞いている。ボーイソプラノが初々しい。
私は特にマイケルに思い入れはないのだが、好きな曲と言ったら80年代のバリバリポップスも良いけれど、追悼式でマライア・キャリーが歌った ジャクソン・ファイブの頃の 「アイル・ビー・ゼア 」 かな~。もともとダンス音楽よりバラッドの方が好きなので。
この曲はデビュー4曲目で、それまでの 「帰ってほしいの」 「ABC」 「小さな経験」 と違いスローテンポのバラッドナンバーとなっている。前の3曲の可愛くはじけたマイケルの声もいいが、「アイル・ビー・ゼア 」 では後のマイケルの歌唱を彷彿とさせる凄さが伺える。上の視聴の4番に入っているので、これもできたら聞いてほしい。
他には 「ABC」 「ママがサンタにキスをした」 (上には入っていません) なんかもほんと可愛いな~。改めて聞いてみるとほんと凄い人だったんだ。美空ひばりさんの時もそう思ったけど。