帰って参りました～ ！

股関節の手術の為に入院し10日、当初の予定通り退院出来ました。
入院日は手術日の前日でしたがあいにくの雨で、杖を突いて痛む足を引きずり、背負うタイプのバッグに傘を差し、10日分の入院用具を入れた旅行カバンを肩にかけ、と悲惨な有様で病院の最寄り駅に降り立ちました。
とぼとぼと徒歩数分の病院までの道のりを倍以上かかって歩きながら思うは、こんな時死んだ　だんな　がいて車で送ってくれたなら…。
いや、ない物ねだりはやめよう。
タクシーで来ても良かったのについケチってバスと電車で来たのは自分じゃないか。とほほ。

翌日の手術後と翌日は、寝返りもままならずに腰が痛かったです。苦しかった～。
手術した傷の痛みは痛み止めで抑えてあるので、その後もさほど気になることはなく過ごせました。
手術翌日には早々とリハビリも開始。
何と痛かった方の足に体重をかけても痛くない　！
3日目位から、薄皮をはぐように徐々にリハビリ時の筋肉痛も薄れ、徐々に歩き方もゆっくりではありますがスムーズになってきました。
大体、股関節の手術で入院10日というのも一昔前では考えられなかったもので、私などは入院1ヶ月、自宅療養1月、3ヶ月目でそろそろと外に出て、みたいに思っていました。
現在は、置き換える器具も手術法も色々あってその人に合う方法でおこない、以前とは格段に回復時間も短縮されているようです。
できることが増えていくことに喜びを覚えながらリハビリに励み、無事に予定通りの退院となりました。
帰りはタクシー使いましたよ、猫もピックアップしたしね。

家に帰ってからも宿題のリハビリが有って、まだまだ頑張らなければなりません。
今は家の中では杖無しで壁や机を頼りに歩いてますが、外に出る時は杖必至、それは後1ヶ月以上続きます。
でも頑張れば2ヶ月足らずで痛みのない老後を迎えられるのは嬉しい限りです。
実はもう片方の股関節や膝関節も痛んでいるので、今後そちらの方ももしかしたら同じことになるかもしれません。(嫌だけど)
これについては、はっきりとは言われませんでしたが内科の先生より、10年もステロイド使っているからね…と言われました。
でもしょうがないよね、持病の　天疱瘡(てんぼうそう)　にはステロイドは特効薬だもの。
ステロイド無い頃は1０%の割合の死亡率で、今でも難病指定ですもの。

早くサクサク歩けるようになって、旅行やゴルフにも又行きたいです。