
ヤングユーコミックス ㈱創美社 2001年1月24日 1巻初版
この方の絵柄がとても好きで、マンガ喫茶ではいつも読んでました。ところが自分では1冊も持ってない・・・。マンガ喫茶に入り浸っていたころは、なにが何でもまんが本は買わないと思っていたからなぁ。最近それが崩れて本が溢れつつあります。(泣)
この人の長編作品はいつも、分野は違えど少女が切磋琢磨し、恋もし、苦い経験もしながらその世界で頭角を現していくっという話が多いのですが、
フィギュアスケート アイスダンス 「白のファルーカ」
〃 「ヒロインの条件」
〃 ペア 「愛のアランフェス」
芸能界 「BELIEVE」
シェフ 「おいしい関係」
負け犬 ? 「恋のたまご」
OLさんだけど母親が飛んでて苦労してる 「イマジン」 などなど。
今回はバレエ界です。でもテレプシコーラやスワンのようにエリートのプリマ候補のお話じゃない。あっ六花ちゃんはエリートじゃなかったけど、千花ちゃんはエリートだったよね。
お話としてはよくある少女マンガ王道の少女(女性)の成長物語なんですが、この人のは面白くて大好きなんです。何でかなーと考えるに、まず絵柄がノーブルで綺麗。自分好みなのは大きいですよね。バレエの決め場面、綺麗だわ~~

次に当たり前だけど、魅力的な脇役の人々。幼馴染や、なぜか主人公が勝手に気に入られる王子様 (世界に通用する男性プリンシパル) やら、年下のすねてる男の子やら、ちょっと危ないおじ様やら次々に登場する男性陣。女性陣もバレエや恋のライバル、憧れの女性、反対に元気付けてあげる年下のプリマさん、協力的な教師などなどいろいろ出てきて飽きさせない。
名作といわれる作品は押しなべてそうだけど、脇役さんの人生がきちんと描かれている所も物語に厚みが出ています。わたしのお気に入りは主人公のお父ちゃん。今は 魚屋の禿げのおっちゃん だけど、お母さんが惚れたの分かるわ、見てないようでいて見ている下町の大人よ。
一番いいのは主人公が普通の悩める乙女と言うところかしら。才能溢れる天才じゃない。お金持ちの子でもない。ちゃんと仕事してお金の心配もして、リアルですよ。フリーでダンサーしてる人ってこうなんだろうなぁと思わせる。
この作品の主人公なんて下町の魚屋の娘ですよ。母親がバレエやっていた関係で自分もはじめ、割合順調にプリマ候補になっていったのに母親が死んだ時から時間の止まったまま今はもう22歳。今からコンクールに優勝して世界に出て行くような年じゃない。
一応子供のころから同じバレエ団に所属していて、子供のバレエ教室で教えたりして生計を立てています。そうよね、バレエ団所属と言ったってみんなプリマじゃないもの。どこの世界でも一人でお客を呼べる人なんて一握りなのよ。脇役もいなくちゃ 「白鳥の湖」 も公演できないわけで。
そんな脇役人生だった 鯛子(たいこ)ちゃん (魚屋の娘だからね~ 笑)
母親が死んでから、あれから私は踊っていない
と気づいてそれから頑張るんだわ。事情があって慣れ親しんだバレエ団を退団して、フリーダンサーになり、世界的プリンシパルの三上とモダンダンスに挑んだり…。でもやっぱりクラシックをやりたいともう一度頑張ってみることに…。
9巻まで出て、今連載は休止中とか。え~続き読みたいよ~。

この作品読んでると、何でも中途半端だった自分を思い出して深~く反省。
せっかく親が習わせてくれたピアノや茶道はやっと小学校の時だけいやいややり、中学高校で自分からやりたいと言った卓球も1番にはなれず、淡い夢だったマンガ家なんて挑戦する根性もなく、バイクは楽しく乗ったけど今は乗ってないし、10年以上やってるゴルフはちっとも上手くならない。
いやいや、世の中の大多数の人生なんてそんなもんよ、あんただけじゃないわさ、今がそこそこ幸せならいいんじゃない~ハハハ…と、と、と、
そういうところがいかんのよ
自分に厳しく出来ない凡人の呟きでした。
この方の絵柄がとても好きで、マンガ喫茶ではいつも読んでました。ところが自分では1冊も持ってない・・・。マンガ喫茶に入り浸っていたころは、なにが何でもまんが本は買わないと思っていたからなぁ。最近それが崩れて本が溢れつつあります。(泣)
この人の長編作品はいつも、分野は違えど少女が切磋琢磨し、恋もし、苦い経験もしながらその世界で頭角を現していくっという話が多いのですが、
フィギュアスケート アイスダンス 「白のファルーカ」
〃 「ヒロインの条件」
〃 ペア 「愛のアランフェス」
芸能界 「BELIEVE」
シェフ 「おいしい関係」
負け犬 ? 「恋のたまご」
OLさんだけど母親が飛んでて苦労してる 「イマジン」 などなど。
今回はバレエ界です。でもテレプシコーラやスワンのようにエリートのプリマ候補のお話じゃない。あっ六花ちゃんはエリートじゃなかったけど、千花ちゃんはエリートだったよね。
お話としてはよくある少女マンガ王道の少女(女性)の成長物語なんですが、この人のは面白くて大好きなんです。何でかなーと考えるに、まず絵柄がノーブルで綺麗。自分好みなのは大きいですよね。バレエの決め場面、綺麗だわ~~


次に当たり前だけど、魅力的な脇役の人々。幼馴染や、なぜか主人公が勝手に気に入られる王子様 (世界に通用する男性プリンシパル) やら、年下のすねてる男の子やら、ちょっと危ないおじ様やら次々に登場する男性陣。女性陣もバレエや恋のライバル、憧れの女性、反対に元気付けてあげる年下のプリマさん、協力的な教師などなどいろいろ出てきて飽きさせない。
名作といわれる作品は押しなべてそうだけど、脇役さんの人生がきちんと描かれている所も物語に厚みが出ています。わたしのお気に入りは主人公のお父ちゃん。今は 魚屋の禿げのおっちゃん だけど、お母さんが惚れたの分かるわ、見てないようでいて見ている下町の大人よ。
一番いいのは主人公が普通の悩める乙女と言うところかしら。才能溢れる天才じゃない。お金持ちの子でもない。ちゃんと仕事してお金の心配もして、リアルですよ。フリーでダンサーしてる人ってこうなんだろうなぁと思わせる。
この作品の主人公なんて下町の魚屋の娘ですよ。母親がバレエやっていた関係で自分もはじめ、割合順調にプリマ候補になっていったのに母親が死んだ時から時間の止まったまま今はもう22歳。今からコンクールに優勝して世界に出て行くような年じゃない。
一応子供のころから同じバレエ団に所属していて、子供のバレエ教室で教えたりして生計を立てています。そうよね、バレエ団所属と言ったってみんなプリマじゃないもの。どこの世界でも一人でお客を呼べる人なんて一握りなのよ。脇役もいなくちゃ 「白鳥の湖」 も公演できないわけで。
そんな脇役人生だった 鯛子(たいこ)ちゃん (魚屋の娘だからね~ 笑)
母親が死んでから、あれから私は踊っていない
と気づいてそれから頑張るんだわ。事情があって慣れ親しんだバレエ団を退団して、フリーダンサーになり、世界的プリンシパルの三上とモダンダンスに挑んだり…。でもやっぱりクラシックをやりたいともう一度頑張ってみることに…。
9巻まで出て、今連載は休止中とか。え~続き読みたいよ~。


この作品読んでると、何でも中途半端だった自分を思い出して深~く反省。
せっかく親が習わせてくれたピアノや茶道はやっと小学校の時だけいやいややり、中学高校で自分からやりたいと言った卓球も1番にはなれず、淡い夢だったマンガ家なんて挑戦する根性もなく、バイクは楽しく乗ったけど今は乗ってないし、10年以上やってるゴルフはちっとも上手くならない。
いやいや、世の中の大多数の人生なんてそんなもんよ、あんただけじゃないわさ、今がそこそこ幸せならいいんじゃない~ハハハ…と、と、と、
そういうところがいかんのよ

自分に厳しく出来ない凡人の呟きでした。
槇村作品を全部読んだ訳でないので、これからも読み続けたい作家さんです。今連載中のもあるようだし。
トミーさんのソコソコまったり人生感に
エラク共感してしもうたワ~(アハハハハ)
30歳過ぎた頃から色んな事を諦めてきたけど
こうして40歳も終わろうっとしている今、
30代って…まだ…若かったな~
って…ことは…40代も終わってみれば若くって
50代も60代から見れば若いんだわ~
今から色々とチャレンジしてみるのも面白いかも~
っと一人で盛り上ってます~
どうどす~50代デビューの漫画家
きっと新聞メディアで取り上げてくれるわ~
何時までも乙女でいましょう~
(オ~ホホホホホホ)
↑
ん~ちょっと怖いかも…(ガハハハハ)
い~え、結構でございます。絵筆を捨てて早30有余年、そんな厚顔無恥なことできませんわー。(でもマスコミ取り上げてくれるかしらん ? ワクワク)
野望ならゴルフ100きりの方が実現可能かも。何でもいいから目標持とうっと。
さすがに現在は読んでいませんが
その頃の別マでは、「くらもちふさこ」さんと
「槇村さとる」さんが2大看板をはってらっしゃいました。
そんなわけか、その頃の槇村さんの漫画って
なんとなく負けまいと肩に力がはいってる感じがあったのと
(あっ、あくまでも私の感じたままですが)
私は断然、くらもち派だったので
あまり、好きではありませんでした
でも時代は流れ、槇村さんが年齢層の上の
雑誌に移られてからの作品は、好きです
もともと大人の漫画の方が向いてらしたのではと
思います。
Do Da Dancinは、ヤングユ-で読んでいたのですが
なんと雑誌が廃刊になってしまい
別の雑誌に連載が移られてからは読んでいません。
機会があったら、また読みたいです
わたしはリアルタイムでは全然知らない方だったのですが、マンガ喫茶で読んですっかり好きになり、不遜にも前の作品も俯瞰的に見られる立場になってからの読者です。
それで行くと、やはり最近の作品の方が面白いですね。作者によって絵柄は雑だけど勢いがあるから中期の作品群がすばらしい、とかこの頃の絵柄が好きとかはあると思いますが、この方はしっかりしてそれでいて可愛い絵柄はずっと変わらずに、大人っぽいお話を描かれるので好きです。それでいてセクシーシーンは無いんですよ。とっても得がたい作家さんだと思います。
デビュー作は「白い追憶」という地味な暗いお話でしたが最初からとても絵が巧くて印象的でした。
別マでデビューの後しばらくデラックスマーガレットで描かれていたのですがそこで華やかさを修行してきたような感じで、別マに戻るなりくらもちさんと並ぶ勢いで巻頭など飾っていらっしゃいました。
私は「愛のアランフェス」あたりから読まなくなっちゃって、数年前に「おいしい関係」だけ借りて読んだ。
とても絵が好きなんですがイマイチ買うに至らない方。だけどなにしろ絵がキレイだし読んで楽しい作家さんです。
個人的には「ディスコ・ベイビー」とかの初期の軽いラブコメなんかが好きです。
あと線がキレイなのでダンスやスケートやバレエを扱っている作品に惹かれます。
「白いファルーカ」(?だったかな?未読ですが)では今さんがお手伝いしてるみたいですね。ちょっと線が似てるので画面によく馴染んでると思いました(覗いてみたの)。
うんうん、つるさんとわたしやっぱり同じだ~。
どーんと胸に来て、絵の好みなんてそんなものどーでもいいーからこの人の作品が読みたい~~
ある意味プロフェッショナルな態度かもしれないけど、作者の伝えたい芯を感じないの、読んでいる間は面白いんだけど。
個人的に苦手な浦澤直樹さんも私にはそういう種類の人で。浦澤さんは「YAWARA!」ちゃんと「プルートー」の1・2巻しか読んでナイんだけど、そのへんとあとアニメで「マスターキートン」を二回くらい観たんだけど、いずれも本人がはっちゃけてない感じを感じてしまう。
なんだか読後に歯がゆさが残る、感じ。
どちらもプロフェッショナルで見事なお仕事だとは思うんだけど。。。ナマイキ~~私。
うーん、いろいろ大人の事情があるみたいなー ? わたしも全部詳しくは読んでないからなんともですけど…。そういえば何作か読んでるけどラストって印象薄いわ。みんなどんな終わり方したんだっけか。
つるさんのお好きな 初期の軽いラブコメ を読んでみたいな。マンガ喫茶にあるかな初期作品集とかあると便利。
わたしも個人的に苦手なんです、浦澤直樹氏。最近の一連の作品は男の人受けする骨太のミステリーやSFやら混ざっていて小説を読む人にはいいんでしょうけど、1話だけ読んでもさっぱりだし、コミックス1巻読んでもさらに分からなくて…。
この人ので一番好きなのはやっぱり 「YAWARA!」 でワクワクして読みましたよ。その後のテニスの話でしたっけ、それも読んでなくてわたしはそこで止まっちゃってます。嫌いではないんですが、特に好んで読みたいとは思わない。
これ以上話してるとマンガに何を求めるか…とかそこまで行っちゃいそうですね。
え~~!?
浦澤さん、苦手なの?
それは珍しい。。。
私は浦澤作品で「Happy!」が一番好きだよ~
「YAWARA」よりキャラが立ってて
良い意味での意外性があるところが気に入ってます
ただ、つるさんの言う“はっちゃけてない”っていうのは
解る気がする。。。
「モンスター」も「20世紀少年」も
話の展開が必ず大方の予想と違う所とか
どこかで読者の反応を冷静に計算して描いてる感じはしますね
どんな作家さんも読者を意識するのは当たり前だけど
浦澤さんの場合は、それが計算しつくされてる気がするのよね
でも、私はそこがすきなんだけどね~
ラストについて言えば
「マスターキートン」のラストはいただけない!
あの中途半端な終わり方は、私も好きじゃないな~
少なくともキートンの家族の人間関係だけは
すっきりした形で終わらせて欲しかったわ~
「モンスター」はまだ一回しか読んでないので
充分なことは言えないけど
あの謎に満ちたラストで良かったんじゃないか、って思ってます
興味は無いわけじゃなくて、雑誌があると読むんですけど、いかんせんブツブツと切れ切れだとだめですね。一気にコミックスを、しかもじっくり考えながら読まないと。
「プルートゥ」 は手塚先生へのオマージュですから、今度全部通して読みたいと思うのですが、「20世紀少年」 はあまり好きくないかも。そうそう、作りすぎって感じします。もっと勢いで行ってもいいんじゃない ? でもそういうお話ではないし。しっかり構築されたミステリー話 ?
初期の作品の方が私は好きです。