猫とマンガとゴルフの日々

好きな物を題名に↑ 最近はゴルフとグルメお出かけ主体に。以前は1960年~70代マンガを紹介していました。ネタバレ有り。

我が家の紅葉ちゃん

2006年10月18日 10時39分51秒 | 雑記
            昨日紅葉を話題にしたのですが、実はうちにあるんです。



              


 万年紅葉のような手が。左がだんなの手、右が私のです。私の方がごついのは、父親ゆずりだから。だんなの手は紅葉のようで可愛いでしょう  
 だんなは、手も足も小さくて可愛いいのでゴルフシューズは女物を履く事も。幅はともかく、厚みがなくて窮屈だったりするそうですが。普通の靴も、リーガルの23.5㎝を取り寄せて履いています。
 
 こんな手で、250ヤードも飛ばさないでよね。本人はタッパも無いし、手足も小さいのでボールを飛ばせないと悲観してますが、それだけ飛べば十分ですって   プロになるわけじゃ無し、50代のおじさんなんだから~。
 だんなのボールを目で追いながら、(あれだけ飛ばせたら悪魔に魂売っても・・・)なんぞと考えるわたし。悪魔の方で断るだろうけど。

 昔から 「手フェチ」 の私は、殿方のごつくて大きな手にセックスアピールを感じていたのに、何で又こんな紅葉の手の持ち主と結婚したんだろうか・・・。


          人生は分らん。
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軽井沢はもう、紅葉してました。

2006年10月17日 08時58分24秒 | ゴルフ
                


               軽井沢は、春は一月遅く、秋は一月早いのです。


 で、ここ、軽井沢高原のプレジデントカントリー倶楽部 軽井沢コースさんでは、ただ今紅葉の真っ最中でした。アウトの9番のグリーン奥には、珍しく浅間山が全体を現しています。前日の土曜は氷雨が降っていて、三井の森軽井沢コースさんで風邪を引きかけたので、1日だけでもこんなに晴れてよかったです~。

 まっ、スコアはどっちも似たようなものでしたけど・・・。言わないよ。

 ここのバンカーの砂は真っ白、さらさら、どこの砂を入れているのでしょうか。自分のボールが入るのは超、嫌だけど、景色として眺める分には凄く綺麗なのです。



                 


 又、11月にいく予定です。その頃には紅葉はもう終わっているでしょう。11月中~末には下手すると雪もちらつきます。12月から4月の始めまで、ゴルフ場はクローズし、向かい側の山にあるスキー場が、スキー客で賑わうプレジデントリゾート軽井沢さんです。

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今 市子氏 BL本 5冊

2006年10月16日 15時30分39秒 | マンガ家名 あ行
                

 ぼーいずらぶものってわざわざ断らなくてもいいくらいな内容ですけど。いちおう まんだらけ のそういう棚に有ったもので。多分出版社とか、初出誌がそっち系なのでしょう。もちろん、男の人 × 男の人 のカップルですけど、表現はひどくないですよ。私は多少障害のある、恋愛物として読みました。

 上段、たれぞ~さんもご推薦の、「楽園まであともうちょっと」 3冊で完。これで最後とは、泣けます。もっと読みたいところですけど、ああっやっと、収まる所にという感じ。他の登場人物も笑えるカップル収まりで・・・。

 下段2冊は同人誌発表物も入っている初期のコミックス2冊。定価の半分くらいであったので、探せばブック ○フ等、古本屋に有るのでは無いでしょうか。下段右(写真光っていて題名見えないけど) 「いとこ同士」 は再販されてます。再販されたという事は、人気あるんですね。とっても切ないですよ。
 「大人の問題」 もネットで見ると、すぐ買えるようですね。他の今さんBLものも、全部揃えたくなりました。でも、新刊では買わずに地道にブック ○フなどで探そうっと。(笑)
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「吸血鬼マンガの系譜」 を見つけてしまった。 

2006年10月14日 10時27分11秒 | マンガ周辺記事 作家別は下をどうぞ ↓
 昭和53年 (1978年) 7月30日発行の、徳間書店テレビランド増刊 イラストアルバムシリーズ 「萩尾 望都の世界」 580円 の中で、吸血鬼マンガの系譜を見つけました。前の記事  ↓

 
         きりとばらとほしと ~ ポーの一族 ~ 銀河荘なの! 吸血鬼の系譜 


 の追加として、ここに引用させて頂きます。ただし、このムックが出た昭和53年までのものです。

 最初はやはり石ノ森先生からなんですね。私の推量は当たっていた!

昭和37年(1962) きりとばらとほしと     石森章太郎  増刊少女クラブ
昭和39年(1964) ピアの肖像         里中満智子  少女フレンド
          (そんな話だったかなー)
昭和42年(1967) 吸血鬼           青池 保子  少女フレンド
昭和45年(1970) いとしのアンジェル    木原としえ  別冊マーガレット
  〃        深いむらさき色の     ささやななえ 増刊りぼんコミック
昭和46年(1971) 彼女は吸血鬼        山本 優子  りぼん
  〃        緋色のロマンス       木原としえ  デラックスマーガレット
昭和47年(1972)  ポーシリーズ第一期     萩尾 望都  
昭和48年(1973)  吸血鬼はおいや       新谷かおる  増刊りぼん
  〃        暗やみの紅いバラ      杉本 啓子  別冊少女フレンド
  〃        ニンニク賛歌        河 あきら  別冊マーガレット
  〃        とげのないバラ       水速  零  別冊少女コミック
  〃        美しき吸血鬼        飛鳥 幸子  少女コミック
  〃        トランシルバニア・レクイエム      早合  操  増刊少女フレンド
昭和49年(1974)  薔薇にくちづけ       里中満智子  別冊少女フレンド
  〃        ドラキュラくん       しやま 礼  マーガレット
  〃        銀河荘なの!        木原としえ  マーガレット
昭和50年(1975)  ポーシリーズ第二期     萩尾 望都  
  〃       ドラキュラ館は大騒動    青池 保子  少女フレンド
  〃       青い夜の誕生日       神奈 幸子  別冊少女フレンド
  〃       クレージーハウスの同居人      伊丹 理央  別冊少女フレンド
  〃       吸血鬼のアダムへ      山口明日香  別冊マーガレット
昭和51年(1976) 血を吸うバラ        城  章子  増刊りぼん
  〃       きみの血を・・・        松本 洋子  なかよし
  〃       メニュー          倉多 江美  ララ
  〃       ドラキュラ伯爵夏の休日   青木  庸  増刊りぼん
  〃       満月城へようこそ      忠津 陽子  マーガレット
  〃       ドラキュラの息子たち    岩川ひろみ    〃
昭和52年(1977) 満月の夜にはバラの花を   ひたか 良    〃
  〃       ドラキュラ伯爵春の訪問者  青木  庸  増刊りぼん
  〃       ミス・ドラキュラ参上    伊丹 理央  別冊少女フレンド
  〃       吸血のデアボリカ      魔夜 峰央  花とゆめ
  〃       ドラキュラ伯爵ものおもいの季節 青木  庸  りぼん
  〃       こうもり城で恋してみない? 星川 とみ  増刊なかよし
昭和53年(1978) 一族がやってきた!     星川 とみ  増刊なかよし
  〃       バラと霧の城        ひたか 良  プチマーガレット
  〃       ドラキュラベイビー     しもどんど  マーガレット

 
 いかがでしょうか、読んだ記憶の物ありましたか  私は読んだ事無いのが多いので、どの作品がどの作品に影響を与えているかまではわかりません。これとこれは影響しあっているよ、と気が付いた方は教えて下さい。

 ちゃんと文字数を合わせて書いているのに、表示ではぐずぐずになってしまって読みにくいですね。全て直せないので、すみませんこのままにします。



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マンガ 「時空を越えて逢いに来る少女」 の系譜

2006年10月13日 10時20分15秒 | マンガ家名 あ行
 「時空を越えて愛し合う男女のお話」 は、映画とかマンガでもい~っぱいあるので、少し予告より変えました。「百鬼夜行抄」 の中では、そんな もののけ だらけだし。未来や過去から、逢いに来る少女のお話、みっつ。


 最初はやはり、石ノ森先生の登場から。 

石ノ森 章太郎  「昨日はもう来ない だが明日もまた」 
          初出 少女クラブ 1961年 お正月臨時増刊号

水野 英子    「セシリア」 
          初出 マーガレット 1964年6月号~12月号


萩尾 望都    「マリーン」 
          初出 別冊セブンティーン1977年5月 53p
          原作つきで、「今里 孝子」原作

 もっとあるかも知れないですけど、古そうなのはこの3つかな。共通点は、未来や過去から少女が少年に会いに来るお話。現実世界では少ししか逢えないという事は、結末は皆悲劇的。 


 昨日はもう来ない だが明日もまた

 マンガ家を目指す 水島 健二 は、今日も原稿を断られ、すきっ腹を抱えて歩いている。フランス大使館の裏庭に差し掛かると可愛い外人の少女が歩いている。(あの子なんか 悲しい事なんてこれっぽっちもないんだろうなぁ) 2度目に会った時、お腹が空いている事を知られ、中に走っていってしまった少女がすぐに帰ってきたと思ったら、先ほどよりも成長している ! しかも、貰った丸い薬のようなものは食べたとたんにお腹がいっぱいになってびっくり。
 会うたびに少しづつ大きくなる少女。時には同じ時間に2度現れて、「間違えちゃった」 と舌を出す。(ここ好き)

 彼女は未来からタイムマシンに乗って 健二 に逢いにやってきたミミという女性だった。もうすっかり大人のミミが有る日、急ぎの用でやってくる。世界は核戦争に向かっているというのだ。引き止める 健二、最後に両親に会いに帰るというミミ。最後は核戦争のイメージが重なって、ミミが帰ってこられないことを暗示してラスト。 健二 の涙。

 これ、後の 章太郎のファンタジーワールド「ジュン」 にも重なって、コマ割りなど、お洒落な一遍です。少女が自在に大きくなったりするのも似ている。


 セシリア

 9月27日の記事にも書きましたが、↓

 水野 英子 「すてきなコーラ」「銀のはなびら」「星のファンタジー」

 水野先生の短編の中では一番好きな作品。

 売れない画家 (又) の ロバート・イーガン が町で可愛い少女に出会う。逢うたびに大きく大人っぽくなっていくセシリア。 ロバート はセシリアを描きたいと思うが、やっと描きはじめられた時は、母親が死んで悲しみにくれるセシリアに逢った時だった。出来上がった絵を見た画商は、素晴らしい仕事をしたと褒め、大金を弾んで彼に渡す。
 しかし、セシリアは寄宿学校へ行く為、(叔母さんと暮らす為だったか) 外国へ旅立つ。今度会えた時こそ一緒になろうと約束して。ヨットを買い、フランス航路の客船を待つ日々。やっと逢えたセシリアは、船の甲板から落ち、ロバート の手からも離れて波の間に消えていくのであった・・・。

 わたしって・・・要約がうまく無いような。

 少女マンガとして最高に可愛い絵柄、登場人物の感情を表す心象風景、ちりばめられたエピソードの数々、どれをとっても完成された TEH 少女マンガ だと思います。



 マリーン

 気を取り直して最後のお話のあらすじを。

 エイブは、資産家の家に母親と二人で住み込みで仕事をしながら暮らしていた。母親の薬を買うのもおぼつかない日々、マリーンと名乗る少女に出会う。(幼いエイブには大人っぽく映るが) 
 イヤリングの片方を貰い、宝物にするエイブ。ひょんなことからテニスの才能を認められ、資産家の援助で学校へも通えるようになるが、資産家の娘からいじめに遭い、(実は彼女は彼が好きだったというヤツ) 早くひとり立ちしたいと思うエイブ。
 わがままお嬢さんのせいで資産家の家にいられなくなったエイブは、テニスのコーチと一緒にプロを目指す。マリーンの為にも早く一人前になりたい一心から、どんどん上手くなり、プロテニスプレーヤーとなるエイブ。いつの間にか、時々会うマリーンより背も年も上になっているようだ。しかしエイブの評判は、金の為にテニスを堕落させたと、すこぶるよろしくない。
 
 そんな時、わがままお嬢さんがエイブとマリーンが逢っているのを見たことから、マリーンは貴族のお嬢さんで、もうすぐ結婚するのだと教えられる。もう、現実の世界に近づいているんですね。
 
 マリーンの結婚式に有名人として招待されたコーチとエイブは、アマでテニスチャンピオンのマリーンの婚約者と対戦する事になってしまう。
 こてんぱんに婚約者をやっつけたエイブは、現実の世界で始めてマリーン (本当の名前はビクトリア) を見るが、二人ともどうする事もできない。
 
 その夜、ビクトリアは夜の海に自分から飛び込んで死んでしまった。初めてエイブを見て、恋を知った彼女は、その晩他の男のものになるのを拒んだのだ。
 そして、エイブの全てを知ろうと、夢のように過去に現れてエイブを見守っていたのだった・・・。

 長くなりました。原作付きなだけあって、お話が前2作より複雑なんですよ。絵柄を出さない代わりにあらすじ全部話しちゃいましたが、マンガは絵が半分以上ですからね。たまにはいいかなと。

 3人のヒロインとも、未来や過去からやって来て男の子に会うのですが、何でやってきたのかな。ビクトリアは初恋の人に逢いに来るので判るけど、ミミやセシリアは何で来たの ? ミミは単なるタイムマシンでお散歩か ? セシリアも ビクトリアのように、死ぬ直前に会ったロバートが忘れられないのか ? それにしてはロバートの名前も過去も知っていたようだし ??? まっそんな事はどうでもいいです。

 又、その後の 「未来や過去から少女が何度も現れて、恋をするが結ばれない」 お話があったら教えて下さい。いっぱいあるような気もしますが。
 
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本日も、だんな転がし日和

2006年10月12日 10時23分39秒 | 猫・犬・動物
          
                


 我々が、3階の夫婦の寝室から1階のリビングへ、さあ降りようかという頃合を見計らって、すいっとだんなのひざの上に乗ってくる亜美。しばらく喉のあたりをかかせて、後はにゃ~ と一声、だんなの顔を見て鳴けば、抱っこして1階まで連れて行ってくれるという寸法。こういう場合、私のひざには絶対乗ってきません。どかしてさっさと一人で降りちゃうから。

 はぁ~。私にも、亜美の10/1でもこんな手練手管が使えたら、今頃違った生活が・・・。(もう遅いから・もしくはあんたには美貌的に無理だから) 


 閑話休題

 今、今 市子先生のBL時代の本を5冊ほど手に入れて、「百鬼夜行抄」 より先に読み耽ってしまってます。あっBLって言っても、全然軽い感じで、普通のマンガの感覚で読んでますが、軽いので、夜寝る前に読むのにいいんですよ。中で一番古いコミックス (1991年頃の初出のもの中心) には同人誌時代のものがいくつか入ってて、興味深々で読みました。流石に絵が今より荒いけど、私の好きな 一ノ関 圭 先生の若い頃の絵柄に似ていて、デッサンが当時から上手いなぁ。


 またまた、閑話休題



                


 今、はまっている食べ物。叔母さんが買って来てすぐに入れ物に入れ替えているので、どこの何というラッキョウかわからないのです。お酢と砂糖の按配が微妙でたまらんです。ゆずの香りの大根漬けなんてのも美味しい季節ですね。

                 う~ん、食欲の秋 ?
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始皇帝と彩色兵馬俑展

2006年10月11日 14時25分17秒 | お出かけ・旅・美術・博物館
江戸東京博物館に「始皇帝と彩色兵馬俑展」 司馬遷「史記」の世界 展を見に行きました。


                



 兵馬俑展は、以前もありましたが、彩色兵馬俑が発見され、日本では初お目見えなので、歴史好きな我々夫婦は行かなくちゃ、行かなくちゃと思いつつ、結局終了間際の最後の3連休になっちゃうのよね。案の定、土曜日の午前中に行ったのに結構な人出でした。


                


 
 江戸東京博物館は、国立博物館と並んで私の大好きな博物館です。このブログでも、よく何々に行ってきたと出てきますよね。NHKにあわせて


           「山ノ内一豊とその妻展」


 をお正月からやったり、結構タイムリーな展覧会もやってます。いろいろな美術館、博物館に行きたいと思っても、やはりこの二つの博物館の企画物は魅力的で、年にそれぞれ3~4回はせっせと通ってしまいます。

 終わってしまってからのご紹介では申し訳ないのですが、これも良かったですよ。今は、現物はもちろん、ビデオのCGで当時の様子とか彩色を復元したものとか見られるのでよ~く判ります。混んでいて疲れたけれど (特に入ってすぐのところ いつもそう) やはり百聞は一見にしかず。この目で見られる物は、なるべく現物を見てみたいものです。

 始皇帝の兵馬俑だけでなく、時代が下がった他の兵馬俑とか、司馬遷の 「史記」 についての展覧など、思った以上に厚みのある展示でした。

 次回の展示は浮世絵が中心で、伊藤 若冲 なども出るようなので、早々に行きたいと思っとります。
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「きりとばらとほしと」~「ポーの一族」~「銀河荘なの!」 吸血鬼の系譜

2006年10月10日 11時56分03秒 | マンガ家名 は行
 1992年9月号のCREA(クレア)は、「THE少女マンガ!!」という特集で、漫画家さんのインタビューも多く、資料的に大変参考になります。その中で、美内 すずえ氏は、

 ひとつの作品は突然変異みたいに出てくるんじゃなくて、少女マンガ家ならある作品を見て、ああこの作者は幼い頃にあの作品を熱心に読んだんじゃないか、今あのマンガ家に影響を受けているんじゃないか・・・と言ったことが実感的に分かるんですね。

 と言ってます。判ります  そういう作品多いです。お話が同じという意味じゃ無いですよ。


 で、例をひとつ。

 石森(当時)章太郎先生の少女マンガで、「きりとばらとほしと」という作品があります。初出は 「少女クラブ」 の多分1962年頃。1部から3部に分かれた読切り短編で、三つ合わせても長いものでは有りません。
 これ、吸血鬼のお話で、1部 きり は1903年7月のオーストリア、2部 ばら は1962年8月の日本、3部 ほし は2008年9月のアメリカという設定になっています。主人公のリリが、1部で吸血鬼になり、時間を越えて生きるというお話。

 私には2部日本の巻で、リリがばらの花を折って枯れさせながら、「吸血鬼よほんものの・・・」と言っている場面が印象に残る。


           きりとばらとほしと



 さて、前出のCREAで、萩尾 望都先生が、インタビューの中で、

 以下 引用

 「ポーの一族」の発想は ? 

 不老不死の人間の話って面白いんじゃないかと。そこから思いついた作品なんですね。私が小学校のころ石ノ森章太郎さんが「きりとばらとほしと」という吸血鬼のオムニバスを描いてらっしゃるんですよ。馬車が出てくるような時代に吸血鬼にされてしまった少女が、自動車がびゅんびゅん走っている現代からロケットが飛び交う未来まで生きてるっていう物語・・・。それがとても印象に残ってて。

 と答えています。「きりと~」にインスパイアされて「ポーの一族」が生まれたんですねー。

 で、次の吸血鬼のお話は・・・。私がこの3連休に読んでいた、木原 敏江 「銀河荘なの!」 初出誌 週間マーガレット 1974年26号~44号。
 この中に出てくるマダム・セレメーとその息子3人が吸血鬼です。昔は父親や一族いたようだけど。と言っても、この一族はトランシルバニア星人という宇宙人で、昔ながらのドラキュラタイプの吸血鬼では無いという設定です。

 この作品、木原ファンサイトの「あ~らDOZI様!」の中で、いろんなマンガ家さんたちがお手伝いしているというのを読んで (なんと池田 理代子先生がメシスタントという豪華ぶり ! )、読みたくなり まんだらけ にて秋田文庫版210円で購入。


               


        私の持っているのは、秋田文庫平成11年12月10日初版のもの


 ワクワクしながら点検していくと、学園のモブシーン(秋田文庫 P42)で大島 弓子氏発見 ! さすが大親友さん。おっと、望都様も壁にかかった絵(P28)と、「ジークフリートの日記」(P69)の中と、P253には、「とつべつ出演 ポーの一族 望都画 」 とキャプション入りで麗しのエドガー様が~。
 
 その他、えっ、これって忠津陽子先生じゃ、とか、私には分からなかったけど、島津響子、花郁悠紀子、名香智子、あべりつこ、佐藤史生各先生達がアシスタントというかお手伝いというか、加わっているという話です。昔はマンガ家さんたちの交流が深かったのですね。この作品をお持ちの方は特に学園内のモブシーン、じっくり見てください。摩利と白菊 (摩利と新吾) 迄いますよ。(笑)

 えっ大事なストーリーの方は・・・。基本はラブコメですが、途中しんみりする所も。特に最後はDOZIさまのメッセージが強いです。キャラの中で私のお気に入りは、長男の女嫌いのヘルメス教授。大人の魅力ですが、この中ではどう考えても30歳代、しかも前半くらい。私から見れば息子ですけど、そんな事はマンガを読んでいる間は忘れて、どっぷりその世界に浸りましょ。

 今回のフィリップ(DOZI様名物スター) は、主人公ビクトリアの死んだ父親の売れっ子作家だった フィリップ グレイ という事になってますが、ヘルメスは彼に似ているという事で、亜フィリップです。しかし、フィリップの証拠である目頭の水滴はありません。

 この年になると、ドジで間抜けな豆だぬきちゃんの当時の木原作品ヒロインは、流石に感情移入できないけど、男性の登場人物にはすんなり入っていけます。当時から木原先生は大人っぽい方だったのね。出版社や担当さんに言われて等身大のヒロインを描いていたけど、本当はもっと後の作品に出てくるような男性(しかも美形)を主人公に描いてみたかったのでしょう。

 あら、長くなっちゃった。
 
 とにかく、こうして連綿と吸血鬼マンガは続いていくって・・・あれっ?私、1980年~2000年台のマンガ、詳しくないんだった。どなたか、この年代で吸血鬼が出てくるの教えてください ! 今は・・・無いですよねー 


 今、書きたいことが目白押しで、

 「時空を飛び越えて愛し合う男女の物語の系譜」
 「なぜ、萩尾 望都 銀の三角 は 11人いる! より有名で無いのか」
 などを草稿中です。
 
 

 10月13日、「マンガの中の吸血鬼の系譜」 を見つけたので、こちらの追加としてUPしました。          ↓


         マンガの中の吸血鬼の系譜  
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<COMIC BATON> やってみました。

2006年10月05日 16時53分43秒 | マンガ周辺記事 作家別は下をどうぞ ↓
      たれぞ~さんと、tooru_itouさんがやっていた COMIC BATON やってみました。



1.(本棚に入ってる漫画単行本の冊数)

 昨晩数えたら、220余冊もあってびっくり ! いつの間にそんなに増えた ? いやいや、最近のマンガ読みさんたちには遠く及びませんて。なんたって2,000冊とか3,000冊とか言ってますよ ?

2.(今 面白い漫画)
 
 (今市子)「百鬼夜行抄」、(二ノ宮知子)「のだめカンタービレ」、(矢沢 あい)「NANA」 16巻出ましたねー。(一条 ゆかり)「プライド」、etc. 結構当たり前。でも名作はみんなが読んでいる。


3.(最後に買った漫画)

 おとつい、「百鬼夜行抄」 文庫の7巻買いました。


4.(よく読む、または特別な思い入れのある5つの漫画)
 
 (木原 敏江)「摩利と新吾」、(山岸 凉子)「日出処の天子」、(竹宮 惠子)「風と木の詩」、(石森章太郎) マンガ初恋の「サイボーグ009」、(萩尾望都)「銀の三角」

 他にも、「一ノ関 圭氏の一連の作品」とか、「ホットロード」とか、「綿の国星」とか、「風の谷のナウシカ」(マンガの方)とか、いっぱいありますが、偏っているかも。

 
          簡単なので、やりたい方、もって行ってください。
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水野 英子 「星のたてごと」 1巻~3巻

2006年10月05日 14時51分40秒 | マンガ家名 ま行
                私の持っている水野 英子先生、最後です。



                 


 自分で買ったのに、ああ懐かしい。なんと、1巻は昭和43年1月16日初版ですよ。私は15歳、中学生でしたね。小学生の頃に週間マンガ雑誌が出始め、(男の子用にサンデーとかマガジンとか、女の子用にマーガレットに少女フレンドとかね) 中学校になってから、それらの中の名作がコミックス化され始めました。喜んで買ってましたね。処分したものもあると思うけど、捨てられずに残しておいたから、こうして皆様にも書影を披露できると。


 ㈱朝日ソノラマ サンコミック
 1巻 昭和43年 (1968年) 1月16日初版 240円
 2巻 昭和43年 (1968年) 2月25日初版 240円
 3巻 昭和43年 (1968年) 6月29日初版 240円

 1巻の帯に、富島 健夫氏 (若い方、分かるかな、当時人気のあった若者向け小説家の方です) の賛が書いてあります。引用しますと、

 物語の発展には、女性作者にめずらしく雄渾なドラマがある。その上で女性的な詩がちりばめられている。男性の読者も多いゆえんであろう。これはマンガという形式で描かれた愛と戦いの叙事詩である。


         38年前に、分かっている方はわかっていらっしゃる。


 お話は・・・今読むと、後から出てきたものが多過ぎて、ロールプレイングゲームというか、「指輪物語」 というか、サムソンとデリラも居るし、敵と味方に分かれたヒーロー、ヒロインの恋は 「トリスタンとイゾルデ」 か?、ファンタジーなら、何でもあり ? いやいや、今読んでも骨太で超大作です。現在のマンガ作家が描いたら、優にコミック10巻以上にはなる物語です。それをスピード感溢れる筆致で畳み掛けるように進める作者の力量は素晴らしい 

 初出誌は 「少女クラブ」 で、1960年1月号~1962年9月号まで連載されています。当時、少女マンガの大傑作ともてはやされたのも分かります。

 1968年6月付けの作者あとがきに、連載中、病気か何かで約30ページの代筆を頼み、コミックにする時に描き直したとあります。そして、当時の線はもう描けなくなっている・・・と。確かにそれらのページだけ絵柄が違います。少なくとも8年は経っていないと思われるのに、違いますね~。このコミック中で比べられて、ラッキーです。そして又、この後の 「ファイヤー!」 とも、もちろん全然違います。DOGI様 (木原 敏江先生) も言っているように、絵柄は変わるもの、それもファンには興味深いものです。

 3巻の最後に同時収録されている 「ルル」 結構好きです。初出はやはり 「少女クラブ」 で、1962年10月~12月号までの短期連載。
 母物とラブコメを足して割ったようなお話ですが、軽いタッチのこんな物語、水野先生の可愛い絵柄にぴったりで、当時の週間少女マンガ雑誌を懐かしく思い出しました。
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