さっき紹介したHPにFAQが1個だけ掲載されています。
Q: With reference to RCJ rescue A-rules, subparagraph 2.2.2, I´d like to ask you on your statement to the conctruction legitimacy of lineleader sensor applying in RCJ rescue competition. As you certainly know, the Lineleader sensor is a product of Mindsensors. This sensor is able to work in TrackLine and Calibrated mode. Meeting the goals of competition requires some software modifications of standard mode.
A: The Technical committee has decided to not allow this sensor in the RoboCup Junior RescueA division. The reason for doing so, is that it currently provides an 'out-of-the-box' solution to the problem of linefollowing, which is a fundamental part of the RescueA challenge. We wish to see students spend time learning about different linefollowing algorithms and hardware, and thus improve their low-level understanding of a fundamental Robotic concept as opposed to plugging in a sensor that does everything for them.
簡単に言うと・・・
「mindsensor社のLineleader sensor はレスキューAでは使用禁止に決めました。」ということですね。
そう、この Lineleader sensor は、2010年のジャパンオ-プンでMのチーム「co-LINK」が使用して波紋を呼んだものです。
まあ、あのときには、ちゃんと International RoboCupJunior Rescue Technical Committee に確認して「禁止にはなっていない」と回答をいただいていたし、ライントレースのアルゴリズムも独自に考えたものだったので、問題は無いハズなのですが・・・
その後2011年に向けての検討でもあったのでしょうかねぇ。
禁止になった理由は・・・
レスキューAの基本的な動作である、ライントレースを「何も考えずに、そのまま付けるだけでできてしまう。」からだそうです。
まあ、そんな安易なものとは思わないですけど・・・
out of the box というのは、「箱から出してそのまま使える」という意味の形容詞で、そのまま変更せずに使えるサンプルプログラムなどによく使われる。らしい・・・
チームメンバがそれぞれ異なるライントレースのアルゴリズムとハードウェアについて学ぶことに時間を費やすのを見たい・・・
まあ、こんなところですねぇ。
レスキューAでは禁止・・・・ってことは、レスキューBでは禁止では無いようです。
あっ、レスキューBのロボットでは無意味か !?
とにかく、このように明確にしてくれたことで・・・
個人の単なる憶測から・・・誹謗中傷に発展するような無責任な発言が減少すると思うので・・・
ジュニアジャパンHPのフォーラムも閉鎖されずに済んだものを・・・
是非、今後も積極的に続けて欲しいです。