さて、次は、いよいよプログラムを作成するための AI Developement panel です。
で、このパネルを操作して、プログラムを作るのですが・・・はっきり言うと、全ての内容を知っている訳ではありません。
画面の右側上の Conditions が条件です。 右下の Actions が動作です。
これを組にして・・・こんな条件のときはこう動く
このような組を沢山作っていってロボットを動かします。
つまり、If 文だらけのプログラムになります。
はっきり言って、あんまり自由度のあるプログラムではありません。
このツ-ルではなく、C++で(もっと自由に!?)プログラムする方法もあるようですが、それは自分達で研究してください。(笑)
とりあえず、簡単なプログラムを作ってロボットを動かしてみます。
①左の白い大きな空白の四角の中で右クリックします。
いくつかの選択肢が表示されますので、上から3つ目の Add a New Statement within the Bundle を選択します。
そうすると、Action Name という小さなポップアップが表示されるので、名前を入れます。 (名前はそのままでも良いのですが、きちんと整理しておかないと後で訳が判らなくなります。)
例として「Go」という名前にしました。
そうすると「Go」という行が追加されました。
「Go」の部分が選択されている(色が反転している)ときに、右側の Action の Wheel_Left と Wheel_Right を 3 にします。
これで、単に左右の車輪を3の速さで回転するプログラム(つまり普通の前進)ができました。
左上に並んでいる save project ボタンをクリックして保存します。
次に save project の右隣にある Build ptroject のボタンをクリックします。
Build(オブジェクトプログラムの作成)が成功すると、 Build successfully! というポップアップが表示されます。
そうしたら、AI Development Panel を閉じます。
今度は、Competition タブの、 Load AI でどちらかのロボットに今作成したプログラムをダウンロードします。(読み込ませます)
save project で保存したときのプロジェクト名が test00 なら、test00.dll というファイルが作成されているハズです。 そのファイルを指定します。
では、いよいよロボットを動かします。
Start ボタンをクリックすると、プログラムをダウンロードしたロボットがするすると前進します。
そして、壁にぶつかります。 それでも止まらずに、壁に乗り上げます。
そのまま膠着状態・・・少し経つと、自動的に競技進行停止になり、別の位置から再スタートします。 また、真っ直ぐに進み、壁にぶつかります・・・
とりあえず、プログラムを作成して、それをロボットにダウンロードして、ロボットを動かすことができました。