Re: The history of "M&Y"

Team "M&Y" and "花鳥風月"
the soliloquy of the father
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懐かしのMZ-80

2013-12-13 | うんちく・小ネタ

ネットをさまよっていて、こんなファイルをゲットしました。

・MZ-80 SERIES BASIC解説

・MZ-80 SERIES SYSTEM PROGRAM

どちらも、PDFファイルで、大昔のパソコン(当時はマイコンと言っていた)のマニュアルです。

 

 

Rescue346

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1212/25/news130.html

 

 

どんな経緯か知りませんが・・・製造元であるシャープが公開してくれたようです。

ということで、ありがたく、ダウンロードさせてもらいました。

 

 

MZ-80は、私にとっての初めてのパソコンであり、高校時代はこれ無しでは語れません。

おそらく、今でも実家の物置に安置されていると思いますが・・・

現在は、廃棄するのも面倒だろうなぁ。

 

 

MZ-80は、電源を入れても、何もできなくて・・・

何をするのにも、カセットテープからプログラムを読み込んでいました。

BASIC言語で書かれたプログラムを実行するには・・・

電源ON

まずは、BASIC言語をカセットテープで読み込ませて・・・

さらに、BASICで書かれたプログラムをカセットテープから読み込ませて・・・

さあ、「RUN」エンター

と、やっていました。

私の人生、MZ-80と出会わなかったら、きっと全然違ったものになっていたと思います。

 

 

いやぁ、懐かしい!!

 

 

しかし、今考えると・・・この当時のパソコンはめっちゃ遅かったように思います。

特にBASIC言語は・・・

私はよく、パズルの解析をやっていたのですが・・・

答えを出すのに何日か動かし続けたこともありました。

本体が(CRTのディスプレイや大きな電源が!?)結構熱くなるので、本体を開いてうちわであおいだりしました。

 

 

BASICが遅いので、アセンブラ(マシン語)も勉強しました。

そして・・・純正のシステムソフトも買ってもらいました。

(確か20,000円・・・よく、こんなものを買ってくれたなぁ)

これは、テキストエディタ、アセンブラー、リンカーとデバッガーの4つのシステムソフトがセットになっている、本格的なものだったのですが・・・

まじめに開発すると、めっちゃ大変でした。

まずは、テキストエディターをロードします。

Z80のアセンブラプログラムのソースを打ち込みます。

打ち込んだソースプログラムをテープに書き込みます。

アセンブラをロードします。

さっき、書き込んだソースをロードします。

アセンブルします。

エラーがあれば・・・

テキストエディタをロードします。

テープに書き込んだソースをロ-ドします。

ソースプログラムのエラーの部分を修正します。

修正したソースプログラムをテープに書き込みます。

アセンブラをロードします。

ソースプログラムをロードします。

アセンブルします。

・・・

アセンブルが成功したら、その出力のファイル(リロケータブルバイナリ・・・とか言っていた)をテープに書き込みます。

リンカをロードします。

アセンブラの出力したデータをロードします。

リンクします。

できたオブジェクトファイル(アブソリュートバイナリ・・・とか言っていた)をテープに書き込みます。

これで、やっと実行ファイルが完成・・・

 

 

という、とっても長い道のりと根性が必要でした。

で、私には、その根性も忍耐力もなく・・・20,000円の投資は、無駄に終りました。

ごめんなさい・・・

結局、マシン語でのプログラムを作る場合は、ハンドアセンブル(つまり、手作業でマシン語に変換)する方が速くて楽でした。(笑)

 

 

ところで、さらにこんなページを見つけました。

 

 

Rescue347

http://blogs.yahoo.co.jp/nagusa_kei/50745001.html

 

 

愛好家が居るんですね・・・

素晴しいです!!

コメント
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