しつこく、続きの話を見ています。
と言っても、1話が長い(90分くらいある)ので、1話づつです。
今、ようやくきちんと見てみての感想は・・・
このドラマは、こんな人間臭いものだったんだなぁ・・・ということです。
鉄道100周年の記念番組だったので、もっと当時の鉄道の紹介みたいなものが中心かと想像していました。
さらに、私自身の記憶力に驚いています。
ドラマのスト-リーは、全くと言って良いほど覚えていなかった(というか、子供には理解できなかったのかも・・・)のですが、いろいろな場面は鮮明に覚えていました。
1話目は、六郷橋梁を爆破する爆弾の導火線を手で握って火を消す場面
2話目は、国鉄初の特急列車に乗った芸者さんが自分の個室で寝ないで展望車で寝る場面
3話目は、主人公が機関助手の試験を受け、それを恋人が実家で待つ場面
4話目は、嵐の中を占領軍の特別列車を1秒の狂いもなく運行した場面
(ただ、記憶の中では、この特別列車を「お召列車」と思っていた・・・)
5話目は、「はとガール」の話でしたが・・・正直・・・見た記憶がありません。
6話目は、悪徳不動産屋にお金をだまし取られて顔にあざを作って帰ってくる場面
よく、覚えていたものです。
これらの、(子供時代に)断片的に覚えていた場面がやっとストーリーとつながりました。
もう一回、元のドラマを見てみたいですが・・・もう、無理でしょうね。
最終話の最後の方には、国鉄の技術研究所で、磁気浮上列車の実験のシーンがあります。
まだ、列車という感じではなく、玉子みたいな物体が直線の軌道の上を(磁気で浮いて)すべるように進みます。
あのころは、リニア新幹線のおもちゃが販売されることなんて想像もできませんでした。
技術の進歩は速いですなぁ。