Re: The history of "M&Y"

Team "M&Y" and "花鳥風月"
the soliloquy of the father
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RCJ2015 レスキューB 埼玉県立川越高校物理部 第1走目

2015-06-15 | 動画シリーズ

動画シリーズ

ジュニア・ジャパンオープン2015尼崎大会のレスキューBで準優勝したチーム「埼玉県立川越高校物理部」の1回目の競技の様子です。

 

RCJ2015 レスキューB 埼玉県立川越高校物理部 第1走目

 

動画には、音声が入っていないので、細かい様子がよく分かりません。(被災者の発見や、レスキューキットの配布など・・・)

ロボットは、すべての経路を通っているのですが、何人かの被災者は未発見だったと思われます。

それでも、スタートタイルに戻ってきて、終了ボーナス(あれ、脱出ボーナスだったっけ!?)を貰えています。ただ、8分ギリギリにスタートタイルに戻ったので、競技時間は8分を越えています・・・動画の中では、最後の部屋に戻ってきたロボットを見ながら、キャプテンがずっと時計を見て時間を気にしています。

迷路を抜ける方法は、拡張右手法で、ロボットの右側に被災者を検知する温度センサーを搭載しています。(つまり、ロボットの片側しか検知しません。) それに対応して、レスキューキットもロボットの右側だけに落とします。

ロボットの機体が大きな割には、回転も直進もなかなか機敏に動きます。(「花鳥風月」のロボットよりも速いかも・・・) 壁の前に居る時には、壁に直進して姿勢制御します。(2010年の「M&Y」のロボットに似てます・・・でも、それが一番確実な方法なんですよね)

見る限りでは、同じ被災者に複数のレスキューキットを配布するミスはしていないようです。

一か所だけ経路を壁と誤判断して、戻ったところがあります。(映像の3:05付近)でも、そこは、たまたま別の経路から入れるところだったので、すべての経路を探索することができました。競技進行停止がなく、終了ボーナスを貰えたのは素晴らしいですねぇ。

 

ゴールが認められた後、チームメンバーがめっちゃ喜んでいます。

得点は 445点で、時間は 08:06 でした。発見した被災者の数が7人でした。(得点からすると、発見した7人のうちレスキューキットの配布に成功したのが5人と思われます。)

 

動画シリーズ 花鳥風月 2015年ジュニア・ジャパンオープン 1回目

この動画と比較してみると、違いが判って面白いかも・・・

 

「埼玉県立川越高校物理部」は、拡張右手法を使って、(到達可能な)すべてのタイルを探索するようなアルゴリズムのようです。一方の「花鳥風月」は、(全ての「タイル」を探索するのではなく、全ての(タイルとタイルの間の)経路を探索するアルゴリズムになっています。どちらが効率が良いか、そして、どちらがより確実か・・・比べてみると面白いと思います。

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