ロボカップジュニア・ジャパンオープン2018和歌山のレスキューメイズチーム「HK MAZE TEAM」のロボットです。
チーム名で判るように、香港からオープン参加したチームです。
何度も書くように、このチームの学校とは、これまでの世界大会で何度も一緒になっていたので、メンターの先生とは友達でした。最初のコンタクトは2008年の蘇州世界大会でパドックがM&Yの隣だったことです。
これまで、ジャパンオープンに海外から何組かのレスキューメイズ(レスキューB)チームが参加しましたが、どのチームも、まともな迷路探索ができていませんでした・・・しかし、今回の香港チームは、とっても素晴らしいロボットでした。迷路探索も普通に出来、画像の被災者も発見できました。3回目の競技では迷路探索をした後に、スタート地点に戻って終了し、Exit bonus も獲得し結果として、3位でした。
ロボットは・・・
LEGOなどではなく、完全な自作機で四輪駆動のロボットです。
機体はコンパクトで、配線もきちんとまとめられていてスパゲッティになっていません。
バンパーが前後にあり、左右にマイクロスイッチが取り付けられています。
この左右のスイッチがロボットの機能のメニュー選択になっているようで、この操作でいろいろなことができるようです。ただ、再スタート時の操作を説明してもらったのですが、それが複雑で覚えるのが大変でした。
自作機ですが、ちゃんと(小さいですが)LCDのディスプレイを備えていて、メニュー操作に従って、いろいろな表示がされます。
そして、素晴らしいのがコレ
レスキューキットです。
ちゃんと、光ります。
専用のプリント基板です。
裏側には、Rescue B の刻印がありました。
歴代のチームで使われたものなのかもしれませんね。