先日の Maker Faire Tokyo で、Rescue Maze のデモをやったときの話
来てくださった、お客さんに Rescue Maze の説明をするのですが・・・
さて、どこから話しますかねぇ・・・
・ロボカップとは、2050年にサッカーワールドカップのチャンピオンのチームに勝つロボットを作るという壮大なプロジェクトがあります
・現在の研究者は、2050年には年寄りになってしまいます
・そのために若い世代を育てなければなりません
・その若い世代を育てるために、ロボカップの中にロボカップジュニアというカテゴリを作りました
・ロボカップジュニアは19歳以下の子供が参加する競技会です
・ロボカップジュニアは世界中で同じルールで競技を実施します
・各国の代表が世界大会に集まって世界チャンピオンを決定します
・毎年世界大会がいろいろな国や地域で開催されます
・ロボカップジュニアには、サッカー、レスキュー、OnStageの競技がある
・ここでやっているのは、ジュニアのレスキューの中の Rescue Maze という競技である
と、ここまでで、やっと Rescue Maze に行きつきます。
次に Rescue Maze の説明です。
・この競技はレスキューの競技です
・(フィールドを指して)このフィールドは被災した建物を模しています。
・見て分かるように、フィールドの中は迷路のようになっています。
・あの壁にホッカイロが貼ってあります。この暖かいホッカイロが被災者です。
(この説明で、殆どの人が「なるほど」と納得してくれます)
・それから、壁に貼ってある「H」「S」「U」の英文字も被災者です。
・ロボットは迷路を自由に動いて、被災者を発見したら、止まってランプを5秒間点滅します。それでロボットが「被災者がここにいるよ」とアピールしたことになります。正しくアピールができたら得点になります。
・さらに、ロボットは発見した被災者にレスキューキットという支援物資を配布します。被災者の近くにレスキューキットを置くことができたら、追加の得点になります。
・迷路の中にある黒のタイルは通り抜けてはいけない場所なので、ロボットは入ってもすぐにバックして出ます。
・銀のタイルは、チェックポイントタイルと言って、そこに行ければ得点になります。また、チェックポイントは途中やる直しをするときの再スタート場所になります。
・ロボットはスタートして、迷路を探索して被災者を探します。すべての被災者を探してスタート地点に戻って探索を終了すれば、ボーナス得点を貰えます。
・今回はデモなので、とても簡単なコースです。本当は、フロアが複数あったり、坂道があったり、バンプと言って高さ2cmまでの棒が床に固定されていたり、瓦礫と言って楊枝やストロー、竹ひご、紙などが撒かれています。
・ロボットはそれらの障害を乗り越えて、フィールドの中で被災者を見つけるという、レスキュー競技です。
はい、こんな説明をしてました。
文字にすると長いですね。
ブースは、こんな感じでした・・・