Re: The history of "M&Y"

Team "M&Y" and "花鳥風月"
the soliloquy of the father
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適用ルール

2019-08-28 | RoboCup2019

先日の Maker Faire Tokyo での Rescue Maze のデモでは、3台のロボットが集まりました。

Tamagawa Academy Sciense Club(玉川サイエンス
・技志向(浦和一女TO 埼⽟県⽴川越⾼等学校物理部)
M&Y(花鳥風月)

以下、面倒なので、玉川のロボット、埼玉のロボット、M&Yのロボットと表記します。

それぞれが、世界大会に参加したロボットです。

年代順のイメージとしては、M&Yのロボット、埼玉のロボット、玉川のロボットの順ですかねぇ

で・・・面白かったのは、それぞれのロボットが対応しているルールです。

M&Yのロボットは2015年ルールの対応なので・・・ビジュアルな被災者(文字の被災者)は無かったし、2cmの高さのバンプもありませんでした。(でも、スタートは銀のタイルでなくてもOK)

埼玉のロボットは、2018年ルールの対応なので、スタートが銀タイルでないと戻ってこれないそうです。

そして、現役の玉川のロボットはもちろん2019年ルールに対応しており、ビジュアルな被災者(文字の被災者)も発見する機能を持っているし、2cmのバンプも越えられます。

 

フェアの最後に、中島先生が「さあ、この3台はガチで勝負したら、どれが一番勝つのでしょうか?」と言ったのですが・・・

もちろん、何年のルールでやるかによると思います。

2015年ルールであれば、M&Yのロボットは負けないと思いますが・・・それ以降(ビジュアルな被災者が入った)のルールでは、得点的には歯が立ちません。

じゃあ2019年ルールでやったとしたら、玉川のロボットが勝つかというと・・・玉川のチームはレスキューキットを持って来ていなかった(学校に忘れてきた!?)らしいので、埼玉の勝ちか? でも、埼玉のロボットは、スタート地点が銀タイルでないと、脱出ボーナスを得られない・・・など、様々な制約があり、一概に「一番勝つのはどれ」と言えない状況でした。(笑)

 

M&Yのロボットは、対応ルールが古いし、ビジュアルな被災者を発見できないのですが・・・デモ用のロボットとしては優勝だと自画自賛(自チーム自賛)しています

壁に触れずに進むので、壁を固定する必要がなく、壁を毎回ダイナミックに変更して走行させることができます。また、迷路を進みながらマッピングをしますが、その様子をNXTの液晶ディスプレーに表示できるので、マッピングをしていく様子を見学者に説明しやすいです。

今回のデモでは、玉川のロボットは壁を固定しないと迷路を進めない(本来は、壁に触れずに進むこともできるらしいのですが、実際は壁をなぎ倒して進んでいました。まだ細かい調整が必要だったようです。)ので、途中で経路の壁をテープで貼って固定しました。これをしてしまったので、デモの面白みが半減してしまいました。(本来は、迷路を毎回ダイナミックに組み換えてデモができたのですが・・・)

 

 

まあ、まだ現役のチームなので、さらなる進化を期待します。

コメント
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