いよいよ2017年度のノード大会も近づいてきました。
一番早い神奈川・西東京ノード大会まで、あと2週間です。
参加するチームメンバーは、最後の追い込みを頑張っていることでしょう・・・
私がこれまでノード大会で見て来たチーム全般の感想として、「全体的にハード寄り」であるように思います。
ロボットを作りたい子供たちが集まっているのだから、ロボットを作ることに専念する・・・まあ、ある意味正しいです。
でも、競技会で勝つためには、ハードだけでなく、ソフトも完成していなければなりません。
ハードも完成、ソフトも完成・・・こうなれば、問題ありません。
ロボカップジュニアの競技に参加するプロジェクトを結成した時には、作業完了までのスケジュールを引いて、進捗を管理して、競技会までにすべての作業を完成させる・・・こう、できれば素晴らしいですね。
でも、何故か、ほとんどのチームは作業が完了していなくて、前日に徹夜をしたり、当日の会場で組み立てたりしています。
で・・・ハードはなんとか出来たけど、ソフトが入っていません・・・なんて、状態になることが多いです。
ここまでが(長かった)前置き
もし、競技会までに時間が足りなくなって、ハードの完成、ソフトの完成がままならない場合は、バランスの良い作業をするようにしてください。
ハードの完成度が50%、ソフトの完成度が0% で、あと50%の進捗するだけの作業パワーしか残っていない場合に
①50%のパワーをハードに費やす
ハードの完成度は100%になるが、ソフトの完成度が0%なので、動かない・・・
②50%のパワーをソフトに費やす
ハードの完成度は50%だけど、ソフトの完成度が50%になる、完璧ではないが、なんとか動く・・・
さて、どちらが良いでしょうか!?
いろいろ意見は有るでしょうが・・・とにかく、動かなければしょうがありませんよね。
残りの時間、残りのパワーを考えて、ハード、ソフト共にバランスよく作業しましょう。
さらに厳しい意見ですが・・・
競技会の会場で、ロボットを組み立てているようでは、プロジェクトとしては成功しないでしょう。(つまりプロジェクト失敗・・・)
競技会の前にロボットのハード、ソフト双方を完成させて、何度も練習をして、練習で見つけた不具合を改善して・・・前日はもう、やることが無くて、ぐっすり眠る。
こうできれば、結果が期待できます。
これを目指して欲しいです。
M&Y語録に「Yはいつも暇なの!?」があります。ロボットのハード担当だったYは、会場ではすることが無くて、いつもブラブラしてました。ロボットのハード担当は、これくらいの余裕が有れば良いと思います。(笑)
M&Yと世界大会で仲良くなった上位チームの人達は、大会の会場で・・・楽しく話をしたり遊んでいました。もう、その場では組み立てとか調整とかをする必要が無いのです。それくらい準備が出来ているんですよね。