ノード大会を見ていたら・・・やっぱり大きなロボットが多いですね。
クローラのロボットだと、まさに「重戦車」のようです。
被災者が缶になってから、缶を持ち上げる機能が必要になり、ロボットがより巨大化しました。
そのため、小回りが効かなくなってしまいました。
ルール上は、ロボットの大きさ制限はありませんが、25cm×25cmのゲートを通る必要があるため、事実上、それが大きさ制限になっています。
得点を上げる ⇒ 被災者を救出する ⇒ 缶を持ち上げる機能を搭載する ⇒ ロボットが大きくなる ⇒ 小回りが効かなくなる ⇒ ライントレースの確度が下がる ⇒ 得点が下がる
風が吹くと桶屋が儲かる・・・みたいな感じで書くと、上のように得点を上げようと努力すると、得点が下がる
という矛盾した関係になってしまいます。
その結果・・・被災者を発見する機能や、被災者を持ち上げる機能を持たないロボットの方が、高得点
という逆転現象もありました。
長くなりましたが・・・コンパクトに作る・・・これこそが、今のレスキューAのロボットに求められている技術なのではないでしょうか!?
コンパックトに作ることで、ライントレースを確実にこなします。 いくら、素晴しい被災者救助の仕組みを持っていても、被災者の前まで行けなければ何にもなりません。
まずは、確実に被災者の前まで行きましょう・・・
でも、これが一番難しいですよね。
今回の東東京ノード大会に参加したチーム「救助」のロボットは、一つの回答なのではないかと思っています。
ロボットはできるかぎりコンパクトに作りましょう。